増資
- 2020/06/26
- 10:56
今年法人を設立したわけですが、未だに会社組織の根本的なものがよくわかっていなかったりする。
もちろん、会社設立は書類の作成などすべて司法書士に丸投げ、多少費用が掛かっても下手に素人がするより、結果としてその方が早く済み確実だ。その手の書類作成は面倒臭くて大嫌いだ。頭が痛くなる。
それでまあ、司法書士さんの指示に従って、会社を設立したのだが、よくわからなかったのが資本金。「会社法が変わり、今は1円でも資本金になりますが、1円だと法人口座を作るとき、銀行に嫌がられ、場合によっては口座の作成を拒否されますから1万円にしてください」、そう司法書士の先生に言われ、その時はふ~ん、そんなものかとあまり気にもせず資本金を1万円にして会社を設立してしまったのだが、やはり、資本金1万円って、いくら吹けば飛ぶような零細企業であっても結構格好悪い。
確かに建設業の許可を取る場合などを除き、資本金の多寡は問題ではない(建設業許可は会社の資本金500万円以上と決められている)。特に俺のようなWEB制作業者にとって資本金がどうのという問題はまったく関係ない。なにか数百万円単位の物品購入や建設工事を伴うものであれば取り引きしようとする会社の資本金を見て、この会社と取り引きしても問題ないだろうと判断することもあるだろうがウチクラスのWEB屋がそんな場面に遭遇することなどまずない。ゆえに、1万円のまま放置プレーでもいいのだが、誰かに登記簿(履歴事項全部証明書)を取られたとき、資本金1万円ではさすがにバツが悪いと思い、今回増資した。増資の額は300万円、額はなんとなく(笑)、強いて言えば300万ならとりあえず最低限恥ずかしい思いをしなくて済むかなという程度のもの、それ以上でもそれ以下でもない。
ちなみに資本金が1000万円以上になると、消費税の優遇措置が受けられなくなる。そもそも今の自分に右から左に一千万円を動かせるほどの財力はありませんが・・・、我ながら情けない(笑)。
話を戻す、ただ、初めによく考えなかった自分が悪いのだが、今回の増資、費用が52000円も掛かっている。司法書士の書類作成代22000円と法務局の登録免許税(印紙代)が3万円掛かった。5万円って俺には結構な大金。なんか凄く損した気分だ。初めから300万円にしておけばよかったよ。
ちなみに増資したことを銀行の担当者に話す。
「社長の業種の場合、資本金は殆ど関係ないですね、銀行側もそこは重視しません。もちろん、少ないより多い方がいいですが、でも多いからと言って融資が通りやすくなるなんてことはありません、資本金1万円でも通る人は通りますし、資本金1千万円でも業績が悪ければアウトです、問題は資本金どうのというより売上がどれだけあるかですね、フフフ」と見せたキミのその笑顔、あまりにも眩しくて俺はそっと目を伏せた。
もちろん、会社設立は書類の作成などすべて司法書士に丸投げ、多少費用が掛かっても下手に素人がするより、結果としてその方が早く済み確実だ。その手の書類作成は面倒臭くて大嫌いだ。頭が痛くなる。
それでまあ、司法書士さんの指示に従って、会社を設立したのだが、よくわからなかったのが資本金。「会社法が変わり、今は1円でも資本金になりますが、1円だと法人口座を作るとき、銀行に嫌がられ、場合によっては口座の作成を拒否されますから1万円にしてください」、そう司法書士の先生に言われ、その時はふ~ん、そんなものかとあまり気にもせず資本金を1万円にして会社を設立してしまったのだが、やはり、資本金1万円って、いくら吹けば飛ぶような零細企業であっても結構格好悪い。
確かに建設業の許可を取る場合などを除き、資本金の多寡は問題ではない(建設業許可は会社の資本金500万円以上と決められている)。特に俺のようなWEB制作業者にとって資本金がどうのという問題はまったく関係ない。なにか数百万円単位の物品購入や建設工事を伴うものであれば取り引きしようとする会社の資本金を見て、この会社と取り引きしても問題ないだろうと判断することもあるだろうがウチクラスのWEB屋がそんな場面に遭遇することなどまずない。ゆえに、1万円のまま放置プレーでもいいのだが、誰かに登記簿(履歴事項全部証明書)を取られたとき、資本金1万円ではさすがにバツが悪いと思い、今回増資した。増資の額は300万円、額はなんとなく(笑)、強いて言えば300万ならとりあえず最低限恥ずかしい思いをしなくて済むかなという程度のもの、それ以上でもそれ以下でもない。
ちなみに資本金が1000万円以上になると、消費税の優遇措置が受けられなくなる。そもそも今の自分に右から左に一千万円を動かせるほどの財力はありませんが・・・、我ながら情けない(笑)。
話を戻す、ただ、初めによく考えなかった自分が悪いのだが、今回の増資、費用が52000円も掛かっている。司法書士の書類作成代22000円と法務局の登録免許税(印紙代)が3万円掛かった。5万円って俺には結構な大金。なんか凄く損した気分だ。初めから300万円にしておけばよかったよ。
ちなみに増資したことを銀行の担当者に話す。
「社長の業種の場合、資本金は殆ど関係ないですね、銀行側もそこは重視しません。もちろん、少ないより多い方がいいですが、でも多いからと言って融資が通りやすくなるなんてことはありません、資本金1万円でも通る人は通りますし、資本金1千万円でも業績が悪ければアウトです、問題は資本金どうのというより売上がどれだけあるかですね、フフフ」と見せたキミのその笑顔、あまりにも眩しくて俺はそっと目を伏せた。