開き直り
- 2020/03/17
- 19:03
やっと最近気持ちが落ち着いてきた気がする。
本当はコロナ禍に慣れていけないのだろうけど、現実問題、こうなってしまった以上、目の前に新型コロナがある日常に目を背けず、それがもはや日常であることを素直に受け入れるべきであると思う。
もちろん、一日も早くこの騒動が終息して欲しいと願う気持ちに変わりはないが、とはいえ、現時点で終息日の道筋は見つけられていないならば、目の前の現実を素直に受け入れて、予防にしろ、治療にしろ、或いは普段の仕事にしろ、(学生の場合は)学業にしろ、できることをする以外、為す術はないではないかと悟った。
例えばコロナが原因で何かのイベントが中止になった、若しくは仕事がキャンセルになった、これって確かに悔しいことではあるが、自分の力ではどうしようもないことであるから真正面から現実を受け入れるしかないだろう。自分の努力でなんとかなるのであればなんとかすればいいが努力してもなんともならないのであれば抗わず受け入れる。ジタバタしても始まらない。
手前味噌だが、今までは全て受け入れてきたつもりである。
とあるヤクザの組長が俺に対して怒っているという、出てこいとギャーギャー騒いでいやがる(うるせーな~)、まあ、常識的に考えてこんなところに行くのは嫌だが、こちらに非がある以上、一度は頭を下げなくてはなるまい、ただ、それ以上はしない、頭を下げて済まなかったらヤルしかねぇなと腹を決め、胸にナイフを忍ばせて組長宅に向かった・・・、目の前の刑事が淡々と逮捕状を読み上げている、色々言いたいことはあるが、逮捕状が発布された以上、こちらが出来ることは刑事事件に強い有能な私選弁護士を雇う事しかない、よし、I先生に連絡しよう・・・、こんなふうに底辺で生きているからこそであるが、危機的な状況であっても結局は現実を受け入れるしかあるまいと割り切り、幾多の困難と対峙してきたである。
だが、年のせいか、心の風邪なのかは知らんが正直今回は効いた。ここ数週間重苦しい雰囲気に呑まれてしまっていたのは事実である。
ただ、幸いなことに今月の仕事自体は至って順調、違法フーゾク時代の月給とは言えずともその半分ぐらいは稼いでいる。7桁は難しいがそれでも近い数字はあるだろう。そういう意味でのダメージはなかったが、真っ暗闇の森の中をひたすらさまよう、得も知れぬ恐怖に支配されていたのである。
なんというか、オリンピックがまともに出来ないんじゃなかろうかなんて話が現実的になると、むしろかえって割り切るしかないかと思いはじめた。オリンピックが中止、或いは延期になり、経済が大打撃を受けたとしてもそれって自分の努力でどうしようもない話でしょう。もしかすると、俺も降りかかる火の粉を浴びて大炎上、スッカラカンになってしまうかもしれないが、それはそれだろうと思った。元々徒手空拳、無一文から始まった旅だ、何を恐れる必要があると腹を括った。
だって、どうしようもないんだから。
旨いスコッチを飲みながら。それしても旨かったな、これ。

本当はコロナ禍に慣れていけないのだろうけど、現実問題、こうなってしまった以上、目の前に新型コロナがある日常に目を背けず、それがもはや日常であることを素直に受け入れるべきであると思う。
もちろん、一日も早くこの騒動が終息して欲しいと願う気持ちに変わりはないが、とはいえ、現時点で終息日の道筋は見つけられていないならば、目の前の現実を素直に受け入れて、予防にしろ、治療にしろ、或いは普段の仕事にしろ、(学生の場合は)学業にしろ、できることをする以外、為す術はないではないかと悟った。
例えばコロナが原因で何かのイベントが中止になった、若しくは仕事がキャンセルになった、これって確かに悔しいことではあるが、自分の力ではどうしようもないことであるから真正面から現実を受け入れるしかないだろう。自分の努力でなんとかなるのであればなんとかすればいいが努力してもなんともならないのであれば抗わず受け入れる。ジタバタしても始まらない。
手前味噌だが、今までは全て受け入れてきたつもりである。
とあるヤクザの組長が俺に対して怒っているという、出てこいとギャーギャー騒いでいやがる(うるせーな~)、まあ、常識的に考えてこんなところに行くのは嫌だが、こちらに非がある以上、一度は頭を下げなくてはなるまい、ただ、それ以上はしない、頭を下げて済まなかったらヤルしかねぇなと腹を決め、胸にナイフを忍ばせて組長宅に向かった・・・、目の前の刑事が淡々と逮捕状を読み上げている、色々言いたいことはあるが、逮捕状が発布された以上、こちらが出来ることは刑事事件に強い有能な私選弁護士を雇う事しかない、よし、I先生に連絡しよう・・・、こんなふうに底辺で生きているからこそであるが、危機的な状況であっても結局は現実を受け入れるしかあるまいと割り切り、幾多の困難と対峙してきたである。
だが、年のせいか、心の風邪なのかは知らんが正直今回は効いた。ここ数週間重苦しい雰囲気に呑まれてしまっていたのは事実である。
ただ、幸いなことに今月の仕事自体は至って順調、違法フーゾク時代の月給とは言えずともその半分ぐらいは稼いでいる。7桁は難しいがそれでも近い数字はあるだろう。そういう意味でのダメージはなかったが、真っ暗闇の森の中をひたすらさまよう、得も知れぬ恐怖に支配されていたのである。
なんというか、オリンピックがまともに出来ないんじゃなかろうかなんて話が現実的になると、むしろかえって割り切るしかないかと思いはじめた。オリンピックが中止、或いは延期になり、経済が大打撃を受けたとしてもそれって自分の努力でどうしようもない話でしょう。もしかすると、俺も降りかかる火の粉を浴びて大炎上、スッカラカンになってしまうかもしれないが、それはそれだろうと思った。元々徒手空拳、無一文から始まった旅だ、何を恐れる必要があると腹を括った。
だって、どうしようもないんだから。
旨いスコッチを飲みながら。それしても旨かったな、これ。
