空想
- 2019/12/06
- 14:15
山健組の組長逮捕には驚いた。
逮捕されること自体は稼業上、必要経費というか、致し方ないことだと思うが、逮捕容疑が自らの拳銃発射による殺人未遂容疑。教唆で逮捕されるなら分かるが大物組長自らヒットマンを買って出るとは前代未聞だろう。
いくら組を割って出たとはいえ、山健組は二次団体レベルで言えば弘道会と並ぶトップクラスの巨大組織、組員数が減っているとはいえ、準構成員も併せると恐らく3000人程度はいると思う。その代表が自らスクーターを運転してチャカを弾きに行くとはまさか、まさか、対立している弘道会ですら予想だにしていなかったと思う。
年々暴対法の締め付けが厳しくなり、末端同士が小競り合いを起こしても、雌雄を決する大きな抗争事件ってあり得ないと思っているのだが、どうなのでしょうか。むしろ地方の末端あたりだと、弘道会組員と山健組の組員同士が中学校の先輩後輩だったりするのが当たり前のようにあり、表向きは対立していても密かに連絡を取り合っているなんてことはよくある。
個人的には暴力団というものは必要ないと思っている。
風俗店や飲み屋さん、パチンコ店などであると、暴力団が介入することによって、却って揉め事が減るから必要悪だとうそぶく人がいるが、そんなことはまずない。確かに暴力団が絡めば無用な揉め事は減るであろうが、暴力団もシノギとしてミカジメを貰い、面倒を見ているのである。そのミカジメが回りまわりって、拳銃や薬物、しいてはオレオレ詐欺の原資となっているのであるからまったく無用の長物でしかない。
ただ、これもいつも思うのだが、犯罪がなくなると困るのは警察や麻トリであり、彼らからすると市民に犠牲者が出るのは困るが、完全に暴力団がいなくなって自分たちの職がなくなるのはもっと困る、それなりに悪いことをしてくれて定期的に検挙できる方が何かと都合がよいというのが本音でしょう。
だって、本気で暴力団を根絶するのは簡単。暴力団禁止法を定め、組員への水道・電気・ガスの供給停止、運転免許証の失効、自動車の取得禁止、携帯電話の契約禁止など、ありとあらゆるものを禁止にすれば必ず干上がる。得てしてこういう時に限って共産党や社民党は人権論を持ち出すが、超法規的措置を用いて暴力団を排除することに対して、恐らく国民の8割以上は賛成すると思う。国民性の違いはあるにせよ、フィリピンのドゥテルテ大統領は超法規的措置を用いて麻薬の密売人を射殺している。国際法的にはアウトだろうけど、フィリピン国内の支持は絶大である。そりゃそうだろう、町からゴロツキがいなくなるんだから。真っ当に生きている人からすると反対する理由がまるでない。日本だって、殆どの人が迎合すると思う。
でも、暴力団を根絶するようなことはまずない。それが日本という国のシステムだから。
これもいつも言う通り、ナチスの国家社会主義こそが秩序を守るためには一番適したシステムなんだって。
実際、中国共産党がナチスの国家社会主義をまんま踏襲している。違うのは土地制度だけであとはまんま国家社会主義政策。中国共産党という名前であるから勘違いしやすいが中国共産党は共産主義ではない、経済は資本主義、社会政策は国家主義、それが中国という国。
民主主義って確かに平和的なシステムではあるのですが、平和過ぎて却って弱いものが虐げられてしまうと思うのです。
例えば振り込め詐欺、振り込め詐欺に加担したものは事情を問わず即刻死刑、上告も認めず。こういう法律が出来ればゼロになるとは言わないが相当減る。なかなか死を賭してまで詐欺に加担する奴っていないだろう。でも、現実は加害者側の人権が優先されて、少なくとも死刑になることはない。100%有期刑だ。言葉は悪いが騙し得。極論を言えば、「1億円あげます、その代わり10年間刑務所に入っててください」という取引があったとする、10年と引き換えに1億円貰おうとする奴って世の中結構いると思う。しかし、「1億円をあげます、その代わり確実に殺されてください、但し、その得た1億円は親族や友人に渡してはいけません」という条件ならどうか?ほぼゼロだろう。詐欺をするメリットがまるでない。
学校のイジメ問題や子供の虐待も同様、加担したものは年齢問わす全員死刑。虐待やイジメも相当なくなる。
こういう超法規的措置が国家の権限で自由に制定できる。
こういうことを言うと、いやいや、それじゃ根本的な解決にはならないという人がいるでしょうけども、イジメや虐待で苦しんでいる子たちからすればまずは物理的な暴力から逃られるということが一番大事でさ、原因究明なんてものは二の次、三の次だろ?抑圧的であっても、イジメや虐待がない世の中の方がよっぽど安心して暮らせると思う。教員や警官の不祥事も然り。給料を保証する代わり、不祥事を起こしたものは即刻実刑以上という法律を制定すれば不祥事は相当数減る。
もちろん全て夢物語です。空想です。もちろんこんなこと実現できるはずがない。
なんか山健組の話から大分飛躍しましたけども、日本は本音と建前の国だってことだよね。
山健の組長だって、もしかしたら自分で弾きに行ってパクられてしまえば今のゴタゴタした面倒くさい状況から強制的に一抜けできるという打算があったからかもしれんし。大物組長になればなるとほど刑務所の中の方が却って安全であるのは事実。
とりあえず、びっくりしたのは事実だが、別にヤクザの喧嘩なんか興味ないですし。
逮捕されること自体は稼業上、必要経費というか、致し方ないことだと思うが、逮捕容疑が自らの拳銃発射による殺人未遂容疑。教唆で逮捕されるなら分かるが大物組長自らヒットマンを買って出るとは前代未聞だろう。
いくら組を割って出たとはいえ、山健組は二次団体レベルで言えば弘道会と並ぶトップクラスの巨大組織、組員数が減っているとはいえ、準構成員も併せると恐らく3000人程度はいると思う。その代表が自らスクーターを運転してチャカを弾きに行くとはまさか、まさか、対立している弘道会ですら予想だにしていなかったと思う。
年々暴対法の締め付けが厳しくなり、末端同士が小競り合いを起こしても、雌雄を決する大きな抗争事件ってあり得ないと思っているのだが、どうなのでしょうか。むしろ地方の末端あたりだと、弘道会組員と山健組の組員同士が中学校の先輩後輩だったりするのが当たり前のようにあり、表向きは対立していても密かに連絡を取り合っているなんてことはよくある。
個人的には暴力団というものは必要ないと思っている。
風俗店や飲み屋さん、パチンコ店などであると、暴力団が介入することによって、却って揉め事が減るから必要悪だとうそぶく人がいるが、そんなことはまずない。確かに暴力団が絡めば無用な揉め事は減るであろうが、暴力団もシノギとしてミカジメを貰い、面倒を見ているのである。そのミカジメが回りまわりって、拳銃や薬物、しいてはオレオレ詐欺の原資となっているのであるからまったく無用の長物でしかない。
ただ、これもいつも思うのだが、犯罪がなくなると困るのは警察や麻トリであり、彼らからすると市民に犠牲者が出るのは困るが、完全に暴力団がいなくなって自分たちの職がなくなるのはもっと困る、それなりに悪いことをしてくれて定期的に検挙できる方が何かと都合がよいというのが本音でしょう。
だって、本気で暴力団を根絶するのは簡単。暴力団禁止法を定め、組員への水道・電気・ガスの供給停止、運転免許証の失効、自動車の取得禁止、携帯電話の契約禁止など、ありとあらゆるものを禁止にすれば必ず干上がる。得てしてこういう時に限って共産党や社民党は人権論を持ち出すが、超法規的措置を用いて暴力団を排除することに対して、恐らく国民の8割以上は賛成すると思う。国民性の違いはあるにせよ、フィリピンのドゥテルテ大統領は超法規的措置を用いて麻薬の密売人を射殺している。国際法的にはアウトだろうけど、フィリピン国内の支持は絶大である。そりゃそうだろう、町からゴロツキがいなくなるんだから。真っ当に生きている人からすると反対する理由がまるでない。日本だって、殆どの人が迎合すると思う。
でも、暴力団を根絶するようなことはまずない。それが日本という国のシステムだから。
これもいつも言う通り、ナチスの国家社会主義こそが秩序を守るためには一番適したシステムなんだって。
実際、中国共産党がナチスの国家社会主義をまんま踏襲している。違うのは土地制度だけであとはまんま国家社会主義政策。中国共産党という名前であるから勘違いしやすいが中国共産党は共産主義ではない、経済は資本主義、社会政策は国家主義、それが中国という国。
民主主義って確かに平和的なシステムではあるのですが、平和過ぎて却って弱いものが虐げられてしまうと思うのです。
例えば振り込め詐欺、振り込め詐欺に加担したものは事情を問わず即刻死刑、上告も認めず。こういう法律が出来ればゼロになるとは言わないが相当減る。なかなか死を賭してまで詐欺に加担する奴っていないだろう。でも、現実は加害者側の人権が優先されて、少なくとも死刑になることはない。100%有期刑だ。言葉は悪いが騙し得。極論を言えば、「1億円あげます、その代わり10年間刑務所に入っててください」という取引があったとする、10年と引き換えに1億円貰おうとする奴って世の中結構いると思う。しかし、「1億円をあげます、その代わり確実に殺されてください、但し、その得た1億円は親族や友人に渡してはいけません」という条件ならどうか?ほぼゼロだろう。詐欺をするメリットがまるでない。
学校のイジメ問題や子供の虐待も同様、加担したものは年齢問わす全員死刑。虐待やイジメも相当なくなる。
こういう超法規的措置が国家の権限で自由に制定できる。
こういうことを言うと、いやいや、それじゃ根本的な解決にはならないという人がいるでしょうけども、イジメや虐待で苦しんでいる子たちからすればまずは物理的な暴力から逃られるということが一番大事でさ、原因究明なんてものは二の次、三の次だろ?抑圧的であっても、イジメや虐待がない世の中の方がよっぽど安心して暮らせると思う。教員や警官の不祥事も然り。給料を保証する代わり、不祥事を起こしたものは即刻実刑以上という法律を制定すれば不祥事は相当数減る。
もちろん全て夢物語です。空想です。もちろんこんなこと実現できるはずがない。
なんか山健組の話から大分飛躍しましたけども、日本は本音と建前の国だってことだよね。
山健の組長だって、もしかしたら自分で弾きに行ってパクられてしまえば今のゴタゴタした面倒くさい状況から強制的に一抜けできるという打算があったからかもしれんし。大物組長になればなるとほど刑務所の中の方が却って安全であるのは事実。
とりあえず、びっくりしたのは事実だが、別にヤクザの喧嘩なんか興味ないですし。