分
- 2019/12/02
- 10:59
先月、ひたちなか市の文化会館で稲垣潤一さんのコンサートがありましたので、行ってまいりました。
急遽良席が取れる文化会館の友の会会員になり、チケットは一般発売より前にフライングゲット。ファンクラブの先行予約席よりは確かに後ろでしたが、それでも前から10列目であればなんの不満もありません。ええ、最高でした。
それでまあ、あまりにも最高過ぎて稲垣さんのベスト盤のアルバムを購入しました。
高校生ぐらいから二十代ぐらいのときに聴いていた珠玉の名曲にうっとりして、思わず車の中で大熱唱・・・、のはずが歌えない・・・。
二十代の時、稲垣さんの歌う高音を難なく歌え、NHKののど自慢に出たら今週のチャンピオンは無理でも鐘5つは鳴らせるなと自惚れていましたが、アラフィフになると声も枯れる。昔、カラオケでは『1969の片想い』とか、『クリスマスキャロルの頃には』をよく歌っていたのですが、今じゃ声が出なくて歌えない。
もちろん、別に俺は歌手でもないし、そもそも最近はカラオケも行かない。女の子のいる飲み屋にも行かない。最後にカラオケに行ったのは6年ぐらい前か?だから歌えないからといってなにも困らないのだが、こういうところで老いを感じるのです。もちろん、こういう自然な老化現象とは恥じる必要もなければ悔やむ必要もない。年輪を重ねられたことの喜びをむしろ貴ぶべきであると思う。
最近は色々考える。俺が好き勝手出来るのもせいぜいあと10年だろうなと思う。10年過ぎたらリタイヤまでの残りの期間をどう無事に乗り切るかだ。リタイヤまでの数年間は慣性に倣い、余計なことをせず、死なない程度に働いて職業人生に幕を下ろそうと思っている。
現実論としてこういうことを考えている。
ここにきて、人間には「分」というものがあり、その「分」を決して超えてはいけないのだということをよく思う。
確かにその分を超えられる一部の人間がいつの世も新しい時代を作っていくのだと思うが、そういう突破力のある人というのは数万人、数十万人に一人という割合であると思う。むろん、俺にそのような才はない。だからこそ分相応なことをして静かに幕を下ろしたいと思っているのだ。
急遽良席が取れる文化会館の友の会会員になり、チケットは一般発売より前にフライングゲット。ファンクラブの先行予約席よりは確かに後ろでしたが、それでも前から10列目であればなんの不満もありません。ええ、最高でした。
それでまあ、あまりにも最高過ぎて稲垣さんのベスト盤のアルバムを購入しました。
高校生ぐらいから二十代ぐらいのときに聴いていた珠玉の名曲にうっとりして、思わず車の中で大熱唱・・・、のはずが歌えない・・・。
二十代の時、稲垣さんの歌う高音を難なく歌え、NHKののど自慢に出たら今週のチャンピオンは無理でも鐘5つは鳴らせるなと自惚れていましたが、アラフィフになると声も枯れる。昔、カラオケでは『1969の片想い』とか、『クリスマスキャロルの頃には』をよく歌っていたのですが、今じゃ声が出なくて歌えない。
もちろん、別に俺は歌手でもないし、そもそも最近はカラオケも行かない。女の子のいる飲み屋にも行かない。最後にカラオケに行ったのは6年ぐらい前か?だから歌えないからといってなにも困らないのだが、こういうところで老いを感じるのです。もちろん、こういう自然な老化現象とは恥じる必要もなければ悔やむ必要もない。年輪を重ねられたことの喜びをむしろ貴ぶべきであると思う。
最近は色々考える。俺が好き勝手出来るのもせいぜいあと10年だろうなと思う。10年過ぎたらリタイヤまでの残りの期間をどう無事に乗り切るかだ。リタイヤまでの数年間は慣性に倣い、余計なことをせず、死なない程度に働いて職業人生に幕を下ろそうと思っている。
現実論としてこういうことを考えている。
ここにきて、人間には「分」というものがあり、その「分」を決して超えてはいけないのだということをよく思う。
確かにその分を超えられる一部の人間がいつの世も新しい時代を作っていくのだと思うが、そういう突破力のある人というのは数万人、数十万人に一人という割合であると思う。むろん、俺にそのような才はない。だからこそ分相応なことをして静かに幕を下ろしたいと思っているのだ。