難しいからといって棚上げは出来ないでしょう
- 2019/11/27
- 11:21
甘利氏の女性天皇容認発言、現実を即して鑑みれば鑑みるほど天皇制を維持するためには女性天皇、女系天皇を容認するしかないなというのが実情であると思う。悠仁さまに男子の御子が生まれなければ男系天皇制は破たんする。個人的には男系を主体としつつ、悠仁さまが男子の御子に恵まれなかった場合は女系天皇も致し方なしというのが本音。
ただ、ここでどうしてもモヤモヤすることがある。
小室圭氏の存在である。仮に女系天皇を認める、宮家を創設するという話になった場合、眞子さまは天皇継承順位三位になると思われる。可能性としては眞子さまが宮家を創設されたとしても天皇の地位につくことは相当低いと思われるが、可能性はゼロではない。
その時、小室さんは王配殿下となる。イギリスのフィリップ殿下のような地位だ。
フィリップ殿下は元々ノルウェー王室の出身であるから人間性に問題はあっても(どれぐらい問題があるかは調べて欲しい)、一応、理解は出来る。イギリス国民も受け入れているだろう。
だが、小室さんを殿下を呼ぶことに抵抗がない人間がいったい日本人にどれだけいるのか。百歩譲って眞子さまが小室さんの元に嫁ぎ、皇籍から離脱するのであればしこりは残ったとしても、最終的には一民間人のことであるからと無理やり納得するしかないのであるが、あの小室さんが逆に皇籍を得るとなれば国民は納得するのでしょうか。少なくとも俺は納得しない。
小室氏に関してはマスコミを通した伝聞でしかないが、以前も書いた通り、皇室とは唯一アンタッチャブルな存在、小室親子と係争中であるA氏がわざわざ皇室を貶めるため嘘八百を並び立てているとは思えない。もちろん、小室氏側にも言い分はあろう。すべてを鵜呑みに出来ないのは承知である。
しかし、皇嗣殿下までもが、「多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ、婚約にあたる納采の儀というのを行うことはできません」とはっきり述べているこの状況はすこぶる異常だ。
男尊女卑といわれるかもしれないがプリンセスの場合とは全く別であると思う。
美智子さま、雅子さま、紀子さま、それぞれ民間の出身であるが特にモヤモヤすることはない。民間人を嫁に迎えるということに対して、美智子さまのときは確かに皇室や宮内庁内での軋轢みたいなものがあったと思うが、国民の大半は祝福している。むろん美智子さまに醜聞は皆無であり、それどころか、旧大名家などの公爵家出身じゃないことに国民は皇室に対して、より親近感が湧き、むしろ歓迎したと思う。
そう、大事なのは歓迎なのだ。
女系天皇を視野に入れること自体はタブーでない。10数年後には現実に直面する。男系男子の天皇が続くことが望ましいのは言うべきもないが、その伝統が途絶えてしまうということも視野に入れなくてはならないだろう。
女系天皇を容認する皇室典範改正に強く反対している元衆議院議員の平沼赳夫は頑なにまで男系男子の天皇にこだわるが、NHKのインタビューで、「将来悠仁さまに、男子の御子が生まれなかったときはどうするのでしょうか?」と問われたとき、言葉に詰まり、「男子がお生まれになることをお祈りするしかありません」と語るのが精一杯だった。
御祈りはする。そうなって欲しい。それはピュアな国民の願望であるが、そうなって欲しいという願望だけで物事が丸く収まるのであればだれも苦労はしないと思う。
ただ、問題は現実におきた場合、果たして小室さんに殿下の資格があるのかということはよくよく考えるべきだろう。不敬を承知でいうが眞子さまが天皇になり、眞子さまに男子のお世継ぎが生まれれば小室さんは天皇の父親になる。これを国民が納得するのはかなり難しいと思います。
ただ、ここでどうしてもモヤモヤすることがある。
小室圭氏の存在である。仮に女系天皇を認める、宮家を創設するという話になった場合、眞子さまは天皇継承順位三位になると思われる。可能性としては眞子さまが宮家を創設されたとしても天皇の地位につくことは相当低いと思われるが、可能性はゼロではない。
その時、小室さんは王配殿下となる。イギリスのフィリップ殿下のような地位だ。
フィリップ殿下は元々ノルウェー王室の出身であるから人間性に問題はあっても(どれぐらい問題があるかは調べて欲しい)、一応、理解は出来る。イギリス国民も受け入れているだろう。
だが、小室さんを殿下を呼ぶことに抵抗がない人間がいったい日本人にどれだけいるのか。百歩譲って眞子さまが小室さんの元に嫁ぎ、皇籍から離脱するのであればしこりは残ったとしても、最終的には一民間人のことであるからと無理やり納得するしかないのであるが、あの小室さんが逆に皇籍を得るとなれば国民は納得するのでしょうか。少なくとも俺は納得しない。
小室氏に関してはマスコミを通した伝聞でしかないが、以前も書いた通り、皇室とは唯一アンタッチャブルな存在、小室親子と係争中であるA氏がわざわざ皇室を貶めるため嘘八百を並び立てているとは思えない。もちろん、小室氏側にも言い分はあろう。すべてを鵜呑みに出来ないのは承知である。
しかし、皇嗣殿下までもが、「多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ、婚約にあたる納采の儀というのを行うことはできません」とはっきり述べているこの状況はすこぶる異常だ。
男尊女卑といわれるかもしれないがプリンセスの場合とは全く別であると思う。
美智子さま、雅子さま、紀子さま、それぞれ民間の出身であるが特にモヤモヤすることはない。民間人を嫁に迎えるということに対して、美智子さまのときは確かに皇室や宮内庁内での軋轢みたいなものがあったと思うが、国民の大半は祝福している。むろん美智子さまに醜聞は皆無であり、それどころか、旧大名家などの公爵家出身じゃないことに国民は皇室に対して、より親近感が湧き、むしろ歓迎したと思う。
そう、大事なのは歓迎なのだ。
女系天皇を視野に入れること自体はタブーでない。10数年後には現実に直面する。男系男子の天皇が続くことが望ましいのは言うべきもないが、その伝統が途絶えてしまうということも視野に入れなくてはならないだろう。
女系天皇を容認する皇室典範改正に強く反対している元衆議院議員の平沼赳夫は頑なにまで男系男子の天皇にこだわるが、NHKのインタビューで、「将来悠仁さまに、男子の御子が生まれなかったときはどうするのでしょうか?」と問われたとき、言葉に詰まり、「男子がお生まれになることをお祈りするしかありません」と語るのが精一杯だった。
御祈りはする。そうなって欲しい。それはピュアな国民の願望であるが、そうなって欲しいという願望だけで物事が丸く収まるのであればだれも苦労はしないと思う。
ただ、問題は現実におきた場合、果たして小室さんに殿下の資格があるのかということはよくよく考えるべきだろう。不敬を承知でいうが眞子さまが天皇になり、眞子さまに男子のお世継ぎが生まれれば小室さんは天皇の父親になる。これを国民が納得するのはかなり難しいと思います。