覆面の北枕

今朝、NHKのニュースを見ていると、日本国内でフリーハグを行っている韓国人スヨンさんの特集を放送していた。

俺はまあ韓国という国が大嫌いじゃないですか、もちろん韓国が国として言いたいことがあるのは分かりますが、それにしても許容範囲を超えているというか、国際法的な観点からも鑑みても常軌を逸しているというか、現在の韓国の外交儀礼は凡そ成熟した国家間の関係とは程遠いと思います。韓国の傍若無人な振る舞いはあまりにも非礼であり無礼、このまま断交してしまえばいいと思っています。

しかし、個としてはまったく別の感情です。

スヨンさんのようにお互いの国を慮り、よりよい国家間の関係を構築しようとしている方に対しては素直にリスペクトしています。

人間として尊敬できるのであれば人種や国籍は問わないというのが自分の信条。

ナチスはユダヤ人をすべて敵視し、迫害しました。ナチ党の国家社会主義を最高の政治政策であると礼賛している俺であっても、ここだけは違う。国として敵視はしても、尊敬できる人物は分けて考えようというのが俺の考え方。ここがいわゆるネトウヨとは違う。裏を返せば、実際は相当難しいというか、まず国是として反日教育をしている以上無理だろうと諦めていますが、韓国が法治国家の原則に則り、正しい国家間の付き合いを望むのであれば韓国人全体とも健全な関係を構築できると思うのです。

一部の狂信的なネトウヨは別にして、殆どの日本人って韓国人がギャーギャー騒いでいるからなんだこの野郎となっているだけで、別に韓国側が騒がなければなんとも思っていないと思うのです。事実、俺が二十代の頃って（三十年近く前）、別に韓国を敵視している人ってそこまでいなかったと思う。多分、この皮膚感覚って俺だけではなく、殆どの日本人がそうではないか。弁護士の橋下徹氏も司法試験に受かり、弁護士になってからはじめて竹島をはじめとする根深い韓国問題を知ったという。

彼ほどの優秀な人がそう思うのだから、自分のようなパータレがなにも韓国に対して思いもしてなかったというのは当たり前のことだと思います。

現在、俺の中に於いて、現在の韓国は完全なる敵国です。

ただ繰り返しますが個としてはまったく別の感情です。スヨンさんのような人であれば純粋に応援したいと思います。