お願いですからもうちょっと考えようよ
- 2019/06/30
- 15:27
ヴィーガンが何かと物議を醸しておりますが、資本主義にしろ、社会主義にしろ、文化的な生活を営む生存圏に暮らしている限り、完全なるヴィーガンは不可能であるということを弁えなければならない。
単なる健康志向で菜食主義、いわゆるベジタリアンになるのであればそれは可能ですが、動物愛護精神が拠り所のヴィーガンは絶対に無理なのです。
例えばヴィーガンの貴方が今朝食べた野菜サラダ、自給自足したものならともかく、スーパーで買ってきたものであれば貴方の口に入るまで、生産者から流通業者を経由して販売店に卸される、当然そこで働いている人のほぼ100%がヴィーガンではありませんので、肉や魚を食べています。その肉魚で培った体力が元で貴方は野菜サラダを食べられる。つまり間接的に肉魚を享受してしまっているというわけ。
これは全てのものがそうです。肉食反対とデモを起こす。そのデモ会場にどうやってきましたか、自家用車や電車、バスで集まったと思いますが、その自動車や電車を作った人も肉を食べますし、燃料である石油のサプライヤーも肉を食べます。では、歩いてきたとします、しかし、その靴はどうなんですか、靴を作った人、靴を販売している人、それぞれが肉を食べます。お金の介在があるとしても資本主義、社会主義を問わず、多くの人と結びついて人は生きているので結局いくらヴィーガン自身が肉食を禁忌としたところで間接的に肉を食べているのと同じことだと思うのです。
ここが冒頭に書いた文化的な生存圏以上云々の意味。どうしても精神的な意味からヴィーガンを貫くのであれば無人島かジャングルの奥地で人と完全に隔絶して自給自足の生活をするしかない。その自給自足の生活も鉄製の刃物や農機具は使っていけない。ナイフやクワを作った人は肉を食べておりますから。石器時代のように石を削って作るしかありません。

ここに頭の悪い連中が集った一枚の写真があります。
意気軒昂な皆さん、文化的な装いをしておられる。お揃いの赤いTシャツですが、そのTシャツを作った人、販売している人は肉食でも構わないんすか?もっと言うと、その赤いTシャツを作るのには染料、生地はもとより、加工するのに電気を使っているので、多くの石油が使われている。重油を燃やすということは環境にすこぶる悪い。その結果、多くの動物が影響する。そこは何とも思わないわけ?コイツらの中でまったく石油とは無関係という奴は一人もいません。プラカードは当然石油製品ですし、プラカードに書く文字の油性ペンは文字通り石油製品ですから。恐らくスマホで連絡を取り合っているのでしょうけど、スマホの動力は電気なわけで・・・。
動物を遊びの道具として使うというのは俺も反対。
最近は減ったがテレビの無茶な大食いなど、必要以上の食品を注文して食べきれずギブアップする番組をを見ると、その豚や牛はお茶の間の笑いを提供するために生まれてきて殺されたわけじゃねぇーよ、と確かに腹が立つ。
でも、雑食動物である人間が他の命を奪うのは人が生きるための原罪であり、免れぬものであると思う。日本人のいただきますは作ってくれた相手に対する敬意と同時に、命を提供してくれた生き物への敬意を兼ねて、「命をいただきます」の意味でもあろう。
頭の悪い奴が悪い頭で考えるのは結構ですが、一方通行ではなく、自分の置かれた状況を客観的且つ俯瞰的に見ることができなければ、それは単なる独りよがりのヲナニー野郎でしかないと思うのですよ、僕は。
単なる健康志向で菜食主義、いわゆるベジタリアンになるのであればそれは可能ですが、動物愛護精神が拠り所のヴィーガンは絶対に無理なのです。
例えばヴィーガンの貴方が今朝食べた野菜サラダ、自給自足したものならともかく、スーパーで買ってきたものであれば貴方の口に入るまで、生産者から流通業者を経由して販売店に卸される、当然そこで働いている人のほぼ100%がヴィーガンではありませんので、肉や魚を食べています。その肉魚で培った体力が元で貴方は野菜サラダを食べられる。つまり間接的に肉魚を享受してしまっているというわけ。
これは全てのものがそうです。肉食反対とデモを起こす。そのデモ会場にどうやってきましたか、自家用車や電車、バスで集まったと思いますが、その自動車や電車を作った人も肉を食べますし、燃料である石油のサプライヤーも肉を食べます。では、歩いてきたとします、しかし、その靴はどうなんですか、靴を作った人、靴を販売している人、それぞれが肉を食べます。お金の介在があるとしても資本主義、社会主義を問わず、多くの人と結びついて人は生きているので結局いくらヴィーガン自身が肉食を禁忌としたところで間接的に肉を食べているのと同じことだと思うのです。
ここが冒頭に書いた文化的な生存圏以上云々の意味。どうしても精神的な意味からヴィーガンを貫くのであれば無人島かジャングルの奥地で人と完全に隔絶して自給自足の生活をするしかない。その自給自足の生活も鉄製の刃物や農機具は使っていけない。ナイフやクワを作った人は肉を食べておりますから。石器時代のように石を削って作るしかありません。

ここに頭の悪い連中が集った一枚の写真があります。
意気軒昂な皆さん、文化的な装いをしておられる。お揃いの赤いTシャツですが、そのTシャツを作った人、販売している人は肉食でも構わないんすか?もっと言うと、その赤いTシャツを作るのには染料、生地はもとより、加工するのに電気を使っているので、多くの石油が使われている。重油を燃やすということは環境にすこぶる悪い。その結果、多くの動物が影響する。そこは何とも思わないわけ?コイツらの中でまったく石油とは無関係という奴は一人もいません。プラカードは当然石油製品ですし、プラカードに書く文字の油性ペンは文字通り石油製品ですから。恐らくスマホで連絡を取り合っているのでしょうけど、スマホの動力は電気なわけで・・・。
動物を遊びの道具として使うというのは俺も反対。
最近は減ったがテレビの無茶な大食いなど、必要以上の食品を注文して食べきれずギブアップする番組をを見ると、その豚や牛はお茶の間の笑いを提供するために生まれてきて殺されたわけじゃねぇーよ、と確かに腹が立つ。
でも、雑食動物である人間が他の命を奪うのは人が生きるための原罪であり、免れぬものであると思う。日本人のいただきますは作ってくれた相手に対する敬意と同時に、命を提供してくれた生き物への敬意を兼ねて、「命をいただきます」の意味でもあろう。
頭の悪い奴が悪い頭で考えるのは結構ですが、一方通行ではなく、自分の置かれた状況を客観的且つ俯瞰的に見ることができなければ、それは単なる独りよがりのヲナニー野郎でしかないと思うのですよ、僕は。