苦しさ
- 2019/05/29
- 10:43
昨日は朝から肌が粟立ち、じっとりとした嫌な汗が額から噴き出す。
川崎の事件だ。
目の中に入れても痛くないほど、溺愛する甥がもしかしたら事件に巻き込まれたのではないかと、気が気じゃなく、テレビに釘付けになる。結果的に、甥はまったく無事であり、「よかった・・・」と、安堵のため息を漏らしたのであるが、すぐに自己嫌悪に陥る。全然よくないのだ。
甥が無事だったからよい、犠牲になったのが余所の子でよかったという話ではない。
犠牲になられた方の無念さ、ご遺族の悲しみを慮ると、胸が張り裂けそうになるほど辛い。呑気に甥が無事でよかったと言っている場合ではないのだ。
ただ、だからと言って、この手の事件を完全に防ぐ手立てが見つからないから余計に苦しくなる。かつて、池田小事件では8人の尊い命が一人の狂った人間によって、人生の幕を下ろされた。事件が起きたのは2001年6月8日であるからほぼ18年、その間、学校ではさす又を導入するなど、一定程度の防犯対策は進んでいるが、完璧な防衛手段という物は未だ見つからない。警察官による防犯対策にも限度があるのは十分承知だ。地域による共助が何よりも大切であるが、地域間のコミュニケーションが年々希薄になる現代においてはあまり有力な手立てとは言えない。
事件、事故、天災、これからの未来を託す、子供たちが犠牲なるニュースというのは本当に聞くたびに胸が痛くなる。
なにかいい手立てがないものかと思案しても浅学非才な俺には良案などなにも浮かばない。
川崎の事件だ。
目の中に入れても痛くないほど、溺愛する甥がもしかしたら事件に巻き込まれたのではないかと、気が気じゃなく、テレビに釘付けになる。結果的に、甥はまったく無事であり、「よかった・・・」と、安堵のため息を漏らしたのであるが、すぐに自己嫌悪に陥る。全然よくないのだ。
甥が無事だったからよい、犠牲になったのが余所の子でよかったという話ではない。
犠牲になられた方の無念さ、ご遺族の悲しみを慮ると、胸が張り裂けそうになるほど辛い。呑気に甥が無事でよかったと言っている場合ではないのだ。
ただ、だからと言って、この手の事件を完全に防ぐ手立てが見つからないから余計に苦しくなる。かつて、池田小事件では8人の尊い命が一人の狂った人間によって、人生の幕を下ろされた。事件が起きたのは2001年6月8日であるからほぼ18年、その間、学校ではさす又を導入するなど、一定程度の防犯対策は進んでいるが、完璧な防衛手段という物は未だ見つからない。警察官による防犯対策にも限度があるのは十分承知だ。地域による共助が何よりも大切であるが、地域間のコミュニケーションが年々希薄になる現代においてはあまり有力な手立てとは言えない。
事件、事故、天災、これからの未来を託す、子供たちが犠牲なるニュースというのは本当に聞くたびに胸が痛くなる。
なにかいい手立てがないものかと思案しても浅学非才な俺には良案などなにも浮かばない。