司法権を付与するべき
- 2019/02/05
- 18:26
「お父さんにぼう力を受けています。夜中に起こされたり、起きているときにけられたりたたかれたりされています。先生、どうにかできませんか」
小学四年生の栗原心愛さんが教師に宛てた切実な願い、どうしてもこれが脳裏から離れずにいる。胸が張り裂けそうなるぐらいつらい。今にも涙が溢れそうだ。
小学四年生がおもちゃをねだるのではなく、父親の暴力を何とかしてくれと教師にねだる、こんな悲しいことはない。
母親も逮捕された。先日も書いたばっかりだ。本来防波堤になるべき母が自己保身を第一に考え、暴力に加担する、こんなバカげた話はない。
確か、以前も書いたが、児童相談所に司法権を付与しないからこういう悲劇は起こり続けるのだ。一部、児童相談所の対応に問題があったのではないかと騒がれているが、児童相談所に司法権がない以上、今回の対応はやむ得なかったと思う。実際、児童相談所の職員自身がほぞを噛み、忸怩たる思いであろう。
児童相談所も警察に準ずる権力を与え、緊急を要する場合は逮捕を含め、もっと家庭に入り込めるようにしなければこの手の悲しい事件は今後も引き続き起こるだろう。警察の少年課や生活安全課、刑事課と綿密に連携を取り、警察から職員も派遣する。傷害や暴行事件が疑われる場合はいち早く令状を取得して家宅捜査まで行い、司法権の一端として被害児童を強制保護する。
こうすることによってさすがに全部とは言えずともかなり児童虐待は減るはずだ。
児童相談所は文字通り相談するための場所、相談を受けても具体的になにをどうするということは出来ず、最終的には警察に被害届を提出してくださいじゃ、あまりにも無力だ。
児童相談所はいったいなにをやっていたんだとなじることは簡単だが、法律的な問題をクリアにしなければなにも解決しない。こういうニュースを聞くたびに司法や行政がもっと出来ることがあるはずだと思うのである。
小学四年生の栗原心愛さんが教師に宛てた切実な願い、どうしてもこれが脳裏から離れずにいる。胸が張り裂けそうなるぐらいつらい。今にも涙が溢れそうだ。
小学四年生がおもちゃをねだるのではなく、父親の暴力を何とかしてくれと教師にねだる、こんな悲しいことはない。
母親も逮捕された。先日も書いたばっかりだ。本来防波堤になるべき母が自己保身を第一に考え、暴力に加担する、こんなバカげた話はない。
確か、以前も書いたが、児童相談所に司法権を付与しないからこういう悲劇は起こり続けるのだ。一部、児童相談所の対応に問題があったのではないかと騒がれているが、児童相談所に司法権がない以上、今回の対応はやむ得なかったと思う。実際、児童相談所の職員自身がほぞを噛み、忸怩たる思いであろう。
児童相談所も警察に準ずる権力を与え、緊急を要する場合は逮捕を含め、もっと家庭に入り込めるようにしなければこの手の悲しい事件は今後も引き続き起こるだろう。警察の少年課や生活安全課、刑事課と綿密に連携を取り、警察から職員も派遣する。傷害や暴行事件が疑われる場合はいち早く令状を取得して家宅捜査まで行い、司法権の一端として被害児童を強制保護する。
こうすることによってさすがに全部とは言えずともかなり児童虐待は減るはずだ。
児童相談所は文字通り相談するための場所、相談を受けても具体的になにをどうするということは出来ず、最終的には警察に被害届を提出してくださいじゃ、あまりにも無力だ。
児童相談所はいったいなにをやっていたんだとなじることは簡単だが、法律的な問題をクリアにしなければなにも解決しない。こういうニュースを聞くたびに司法や行政がもっと出来ることがあるはずだと思うのである。