自己責任
- 2018/10/29
- 13:50
安田純平、よくもまあおめおめと日本に帰ってきたものだと、まさにはらわたが煮えくり返る思いです。
ここにきてまたぞろ、自己責任論に燃料が再投下され、自己責任についての在り方が再燃しておりますが、コイツに関していえば議論の余地なし、それでは安田氏の華麗な拘束歴を見て頂きたい。
『1度目: 2003年 人間の盾作戦に参加し「イラク軍」に拘束される
2度目: 2003年 開放されるが再度「イラク軍」に拘束される
3度目: 2003年 開放されるが「イラク警察」に拘束される
4度目: 2004年 ファルージャに向かう途中に「武装勢力」に拘束される
5度目: 2015年 シリア解放機構(アル=ヌスラ戦線)に拘束される』
仏の顔も三度までというが、コイツは今回五度目、拘束されるとエクスタシーを感じる異常なマゾヒストなのか。緊縛体質の性癖そのものにケチをつけるつもりはないが国を巻き込むんじゃねぇぞ、この野郎、ええ加減にせぇよ。
戦場の悲壮さをつたえるのはジャーナリストの使命だというのであろうが、この問題提起に対して橋下徹氏は、「BBCやCNNやロイターなどの報道機関が現在伝えているものと何か違いがあるのか?」とリプライを返している。結局これがすべて。あくまでも個人的な意見であるが、安田氏が提供する写真やテキストよりも、むしろCNNやロイターなどの方が信頼性は高い気がする。何故ならCNNやロイターはチームを組んで複数名で現地を取材して、その中から伝えたい情報をセレクトしているから自ずと情報の精度や鮮度は高くなる。仮に取材者や局側の主観が一枚の写真に紛れ込んだとしても、やはり全体を通して見れば概ね正しい情報を伝達してくれていると思うのです。対して安田氏が発信する情報は良くも悪くもそれは安田氏自身の主観、その主観にこそ正義があるというのであれば否定はしないが、やはりCNNやロイターなどが発信する情報と安田氏の発信する情報に差異は感じられず、特に正義なんてものは見いだせない。
つまり、CNNやロイターが発信する情報を見て、シリアって悲惨ですねと、お茶の間で煎餅をかじる、中東のシリアに関していえばそのぐらいの意味しかない。実際、地球儀を転がし、シリアの場所を正しく言える日本人がいったいどれぐらいいるのかという話だ。
なんとなくシリアはペルシャ湾沿岸の国と聞いたことはあってもそもそもペルシャ湾がどのあたりか分からない。大学を出ていたとしても社会科の教師でもなけりゃ知らない教師も多いだろう。シリアについてはその程度の認識しかないのです。
こんなことをいうとだからダメなんだ、日常の大半が戦闘に費やす、悲惨な国に目を向けろといわれるかもしれないが、シリアのアサド大統領がいくら国際法で禁止されている化学兵器を用いようが、所詮は遠い異国の物語、日本人として喫緊の国際問題は東シナ海での中国軍の進出と北方領土の返還、そして竹島問題、せいぜいこんなもん。子供が毒ガスを吸い、死滅していく様は確かに胸をえぐるような悲壮さを覚えるが、だが、日本国としてなによりも優先すべきは遠くて遠い国ではなく、近くて遠い国との関係。
拘束されるのを覚悟の上でシリアに行くのであれば別にかまない、ただ、その裏側には「自己責任」がどこまで行っても付きまとう。
自己責任とは文字通り自己責任。腹を空かせたライオンの檻にカギをこじ開けて入りました、丸腰の彼は叫ぶ間もなく食べられてしまいました、悪いのはライオンでしょうか、動物園でしょうか、はたまたライオンの飼育許可を出した都道府県知事でしょうか、どれも違うよね、入ったバカでしょう。これが自己責任。仮に鍵が開いていたというのであれば動物園側の責任であるが法令に則った施錠をしていた、そこをバカが電動ドリルで穴を開けて侵入することは動物園もさすがに想定していない。
これって小学生にでも分かる理屈だろ。
どうして、自己責任論が俎上に上るのかそれすらが分からない。
概ね、左翼側は安田氏側の行動に理解を示しているが、狂っているのか、頭の中がお花畑なのかは分からぬが、安田氏の行動論を肯定している人は自分の子供が同じくシリアに出向いて写真を撮ってくるというのであれば絶対に止めないんだな。安田氏には諸手を上げて賛成、我が子にはどんな手を使ってでもシリア行きを阻止、こんな矛盾した話はない。シリアに行かせて武装組織に拘束されればいい。そして、無様に首をはねられ、ケンジ―、ケンジー、原発は反対、地球は大切ですと、おふくろが泣き喚けばいいと思うのです。
ここにきてまたぞろ、自己責任論に燃料が再投下され、自己責任についての在り方が再燃しておりますが、コイツに関していえば議論の余地なし、それでは安田氏の華麗な拘束歴を見て頂きたい。
『1度目: 2003年 人間の盾作戦に参加し「イラク軍」に拘束される
2度目: 2003年 開放されるが再度「イラク軍」に拘束される
3度目: 2003年 開放されるが「イラク警察」に拘束される
4度目: 2004年 ファルージャに向かう途中に「武装勢力」に拘束される
5度目: 2015年 シリア解放機構(アル=ヌスラ戦線)に拘束される』
仏の顔も三度までというが、コイツは今回五度目、拘束されるとエクスタシーを感じる異常なマゾヒストなのか。緊縛体質の性癖そのものにケチをつけるつもりはないが国を巻き込むんじゃねぇぞ、この野郎、ええ加減にせぇよ。
戦場の悲壮さをつたえるのはジャーナリストの使命だというのであろうが、この問題提起に対して橋下徹氏は、「BBCやCNNやロイターなどの報道機関が現在伝えているものと何か違いがあるのか?」とリプライを返している。結局これがすべて。あくまでも個人的な意見であるが、安田氏が提供する写真やテキストよりも、むしろCNNやロイターなどの方が信頼性は高い気がする。何故ならCNNやロイターはチームを組んで複数名で現地を取材して、その中から伝えたい情報をセレクトしているから自ずと情報の精度や鮮度は高くなる。仮に取材者や局側の主観が一枚の写真に紛れ込んだとしても、やはり全体を通して見れば概ね正しい情報を伝達してくれていると思うのです。対して安田氏が発信する情報は良くも悪くもそれは安田氏自身の主観、その主観にこそ正義があるというのであれば否定はしないが、やはりCNNやロイターなどが発信する情報と安田氏の発信する情報に差異は感じられず、特に正義なんてものは見いだせない。
つまり、CNNやロイターが発信する情報を見て、シリアって悲惨ですねと、お茶の間で煎餅をかじる、中東のシリアに関していえばそのぐらいの意味しかない。実際、地球儀を転がし、シリアの場所を正しく言える日本人がいったいどれぐらいいるのかという話だ。
なんとなくシリアはペルシャ湾沿岸の国と聞いたことはあってもそもそもペルシャ湾がどのあたりか分からない。大学を出ていたとしても社会科の教師でもなけりゃ知らない教師も多いだろう。シリアについてはその程度の認識しかないのです。
こんなことをいうとだからダメなんだ、日常の大半が戦闘に費やす、悲惨な国に目を向けろといわれるかもしれないが、シリアのアサド大統領がいくら国際法で禁止されている化学兵器を用いようが、所詮は遠い異国の物語、日本人として喫緊の国際問題は東シナ海での中国軍の進出と北方領土の返還、そして竹島問題、せいぜいこんなもん。子供が毒ガスを吸い、死滅していく様は確かに胸をえぐるような悲壮さを覚えるが、だが、日本国としてなによりも優先すべきは遠くて遠い国ではなく、近くて遠い国との関係。
拘束されるのを覚悟の上でシリアに行くのであれば別にかまない、ただ、その裏側には「自己責任」がどこまで行っても付きまとう。
自己責任とは文字通り自己責任。腹を空かせたライオンの檻にカギをこじ開けて入りました、丸腰の彼は叫ぶ間もなく食べられてしまいました、悪いのはライオンでしょうか、動物園でしょうか、はたまたライオンの飼育許可を出した都道府県知事でしょうか、どれも違うよね、入ったバカでしょう。これが自己責任。仮に鍵が開いていたというのであれば動物園側の責任であるが法令に則った施錠をしていた、そこをバカが電動ドリルで穴を開けて侵入することは動物園もさすがに想定していない。
これって小学生にでも分かる理屈だろ。
どうして、自己責任論が俎上に上るのかそれすらが分からない。
概ね、左翼側は安田氏側の行動に理解を示しているが、狂っているのか、頭の中がお花畑なのかは分からぬが、安田氏の行動論を肯定している人は自分の子供が同じくシリアに出向いて写真を撮ってくるというのであれば絶対に止めないんだな。安田氏には諸手を上げて賛成、我が子にはどんな手を使ってでもシリア行きを阻止、こんな矛盾した話はない。シリアに行かせて武装組織に拘束されればいい。そして、無様に首をはねられ、ケンジ―、ケンジー、原発は反対、地球は大切ですと、おふくろが泣き喚けばいいと思うのです。