心の問題は解決しない
- 2018/10/10
- 16:03
韓国の南部済州島(チェジュド)で12日に開かれる「西太平洋海軍シンポジウム」、韓国側の要請は国民感情を斟酌して、自衛隊旗である旭日旗の掲揚を自粛せよというもの。
我輩は自他ともに認める極右主義者であるが(だからといってネトウヨではない)、その極右を一旦差し引いてフラットな状態でこの旭日旗問題を俯瞰した時、どこからどう見ても落としとごろがないなと思うのです。
これが金銭的な問題であれば譲歩も出来るだろうけども、アイデンティティの問題であると互いに引くことが出来ない。極論を言うと、領土やイデオロギーの問題は話し合いでケリがつくという事はなかなか以て難しく、最終的には武力で屈服させるか屈服されるかの二者択一しかない。
国際法で認められた自衛隊の旭日旗の掲揚は自衛隊法に則っての粛々と行われるべきである。
韓国側の自粛要請は無礼千万、決して相容れられない要望であるが、翻って韓国人の立場に立てば自粛要請も分からぬでもない。
つまるところ、日韓双方に通じる問題なのだが、程度の差こそあれ、保守層というのが国家支える根幹であることは疑いようのない事実であろう。
あくまでも憶測だが、韓国の与党政治家の中にも旭日旗の掲揚は法で認められたものであるからなんら問題はないとの認識を持っている政治家も恐らくはいると思われる。もしかする、韓国政府の要求は下品で無礼極まりないと内心思っているかもしれない。だが、心の奥底で仮にそう思ったとしても、韓国の国民に向けて、旭日旗は国際法で認められた正しい護衛艦旗であるとはアナウンスは出来ないはずだ。こんなことを言えば単純に身の危険を感じることもあろうし、もしかすると政治家としての生命を絶たれるかもしれない。だから、不承不承であっても日本叩きをするしかない。
一方日本、もしかすると、本来許されないことではあるが、韓国人の国民感情を考慮して韓国領域内に限り、旭日旗ではなく日章旗にしてもいいのではないかと考えている自民党員及び公明党員(保守派に属するのであれば維新の党も)がいるかもしれない。しかし、当然そんなこと言えるはずがない。先の韓国の政治家同様、身の危険を感じるかもしれないし、ともすれば政治家生命どころか、安倍政権転覆の結末すらある。
結局、様式美といえばそれまでなのだが、互いに譲れないというポーズを取り続けなくてはならない。
つまり、解決策などハナからありはしないのである。政治家もありもしないのを承知で騒いでいる。もしかすると、共産党や福島瑞穂が政権を取れば旭日旗はナチスのハーケンクロイツと同じであるからと、まったくの見識不足を棚に上げて廃止にするかもしれないが、その可能性は日が西から昇るよりも低い。
心の問題というのはある意味銭金で解決できないから根が深いのである。
同様に靖国問題も心の問題であるから解決しない。
但し、靖国問題に関していえば昭和天皇がA級戦犯の合祀に強い不快感を示し、参拝をしていないことことですべて答えは出ていると思っている。靖国神社に英霊を祀ること自体は大賛成であり、不本意にも戦場に散らした尊い命を慮れば祭祀は当然であるが、国を滅ぼした愚物たちまでも合祀することにどうしても賛成は出来ない。あくまでも個人的な意見であるがA級戦犯たちは分祀するべきである。この問題に関していえば中国、韓国の言い分に理はあると思っている。
我輩は自他ともに認める極右主義者であるが(だからといってネトウヨではない)、その極右を一旦差し引いてフラットな状態でこの旭日旗問題を俯瞰した時、どこからどう見ても落としとごろがないなと思うのです。
これが金銭的な問題であれば譲歩も出来るだろうけども、アイデンティティの問題であると互いに引くことが出来ない。極論を言うと、領土やイデオロギーの問題は話し合いでケリがつくという事はなかなか以て難しく、最終的には武力で屈服させるか屈服されるかの二者択一しかない。
国際法で認められた自衛隊の旭日旗の掲揚は自衛隊法に則っての粛々と行われるべきである。
韓国側の自粛要請は無礼千万、決して相容れられない要望であるが、翻って韓国人の立場に立てば自粛要請も分からぬでもない。
つまるところ、日韓双方に通じる問題なのだが、程度の差こそあれ、保守層というのが国家支える根幹であることは疑いようのない事実であろう。
あくまでも憶測だが、韓国の与党政治家の中にも旭日旗の掲揚は法で認められたものであるからなんら問題はないとの認識を持っている政治家も恐らくはいると思われる。もしかする、韓国政府の要求は下品で無礼極まりないと内心思っているかもしれない。だが、心の奥底で仮にそう思ったとしても、韓国の国民に向けて、旭日旗は国際法で認められた正しい護衛艦旗であるとはアナウンスは出来ないはずだ。こんなことを言えば単純に身の危険を感じることもあろうし、もしかすると政治家としての生命を絶たれるかもしれない。だから、不承不承であっても日本叩きをするしかない。
一方日本、もしかすると、本来許されないことではあるが、韓国人の国民感情を考慮して韓国領域内に限り、旭日旗ではなく日章旗にしてもいいのではないかと考えている自民党員及び公明党員(保守派に属するのであれば維新の党も)がいるかもしれない。しかし、当然そんなこと言えるはずがない。先の韓国の政治家同様、身の危険を感じるかもしれないし、ともすれば政治家生命どころか、安倍政権転覆の結末すらある。
結局、様式美といえばそれまでなのだが、互いに譲れないというポーズを取り続けなくてはならない。
つまり、解決策などハナからありはしないのである。政治家もありもしないのを承知で騒いでいる。もしかすると、共産党や福島瑞穂が政権を取れば旭日旗はナチスのハーケンクロイツと同じであるからと、まったくの見識不足を棚に上げて廃止にするかもしれないが、その可能性は日が西から昇るよりも低い。
心の問題というのはある意味銭金で解決できないから根が深いのである。
同様に靖国問題も心の問題であるから解決しない。
但し、靖国問題に関していえば昭和天皇がA級戦犯の合祀に強い不快感を示し、参拝をしていないことことですべて答えは出ていると思っている。靖国神社に英霊を祀ること自体は大賛成であり、不本意にも戦場に散らした尊い命を慮れば祭祀は当然であるが、国を滅ぼした愚物たちまでも合祀することにどうしても賛成は出来ない。あくまでも個人的な意見であるがA級戦犯たちは分祀するべきである。この問題に関していえば中国、韓国の言い分に理はあると思っている。