覆面の北枕

大坂なおみ選手の日本人初の全米オープン優勝、これは文句なしに天晴れ。

こういうことを書くと、極右民族主義者のお前はハーフの選手を認めるのかと言われそうですが、認めます。

同じ民族主義であってもナチスとは日本の場合まったく別の話です。

時折、日本人の民族は大和民族であるという人がいるが、それは決して正解ではない。大和民族と琉球民族、アイヌ民族が正解である。この三民族を総称して日本人であると思っている。

ナチスの場合の民族主義は政策以前に生物学的見地に立っており、古代アーリア人を始祖とするゲルマン民族か否かがすべてであるが、日本の場合、3系統の民族が古来より存在するわけですからアイヌ民族、琉球民族を排除排斥する大和民族化政策というのはあまりに非現実。なので、自分の場合、単純に基準を日本国籍というものだけにしている。つまり、ハーフ、クオーターは元より、まったく日本と出自は関係なくとも帰化し、日本人選手として活躍している人は同じ日本人として見ている。

個人的にナチスの民族主義を信奉しているがナチスがダーウィンの生物学的民族主義をとるのに対して、俺が求める民族主義はあくまでも国籍のみに拘った形式の柔軟なものである。

では、何故、俺が在日朝鮮人や在日中国人を敵視するか。

もちろん、全員ではないが、在日の連中は日本国籍を取得しておりながら、どういうわけか日本を敵視する。

日本を憎いと思うのはもちろん個人の自由であり、それ自体さしたる問題ではないが、俺の感覚からすると、そんなに腹正しいのであれば韓国でも中国でも母国に戻って、その国に帰化すればいいと思うのである。無理して攻撃対象である日本にいる必要などないのではないかと思ってしまう。

もっとも、これは一部の日本人にも言えることなのだが、勤め先の悪口を延々言い続けるバカがいるがそんなに勤め先に不平不満があるのであれば会社をさっさと辞めればいい。「辞めたら家族を養えない」、「辞めても次の就職先は見つからない」等々、文句は一丁前のくせにいざ行動に移せと云ったら腰が引けてそれは出来ない。こういうのは生き方として非常に見苦しい。

もしかすると本当にブラックな職場なのかもしれないが、まかりなりにもしがみついて給料をもらい、生活をしているわけです、それなのにやめるわけでもなく、ひたすら馬鹿の一つ覚えの如く、悪口を言い続けるその根性が腹立たしい。つまり、在日で日本の悪口を言い続けている連中というのはそういう蛆虫にしか見えないのです。

在日朝鮮人であっても日本人として、日本のために尽くしてくれる人であればそれはもちろん尊敬します。

だが、そういう人はかなり少数派、大多数はやはり「母国日本」に対しての罵詈雑言ばかりで辟易する。

話を戻すと、一部のネトウヨは大坂選手の快挙を快く思っていないらしいが、俺は繰り返すが拍手喝采である。むしろ、国籍を父方のアメリカではなく、日本を選んでくれたことに感謝の念すらある。最近、台風や地震など影を落とす暗いニュースがやたら多かったが、彼女の快挙は本当に嬉しい。