平成最後の終戦の日
- 2018/08/15
- 15:01
平成最後の終戦記念日、前回も書いたが戦乱争乱のなかった元号は嘉永年間まで遡る。
それだけに本日全国戦没者追悼式で述べられた天皇陛下のお言葉、感慨もひとしおである。
陛下が仰る通り、深い反省をするべきなのだ。
多くの犠牲者を出し、可能性のある若者の未来を閉ざしてしまった旧日本軍の罪は大きい。幸いなことに先人たちの弛まぬ努力により、戦後、日本は経済的な発展こそ遂げたが、慰安婦の問題、領土問題、中国との歴史観の齟齬は未だ解決の道筋が見えず、そういう意味では武器こそ放棄したが、心の部分では交戦状態が続いていると言える。
自分は韓国、中国、ロシアがどうしても嫌いだ。
それぞれの国が自主権の範囲で主義主張を発信するのであれば誠意をもって日本も応じるべきだろうが、北方領土問題はポツダム宣言受諾後の略奪であり、国際法上許されない蛮行だ。またシベリア抑留もたとえ日本が敗戦国であっても許されないことだ。
韓国の従軍慰安婦については過去二度に渡り日本は清算している、一つは1965年日韓基本条約を結び、現在の貨幣価値にして1兆円以上の莫大な賠償金を支払った。本来これですべて過去のわだかまりは清算しようということだったのだが、慰安婦問題は別だと安倍総理は慰安婦問題日韓合意を朴槿恵大統領と結び、もうこれで完全解決するはずだった。
しかし、周知のとおり、文大統領は前政権の約束事であるからと反故にしようとしている。政権が変わろうと国と国が結んだ条約や合意は反故にしてはいけない。先進国では決してあってはならない由々しき事態でしょう。日本政府としても面子があるため今更、はい、分かりました、また新たに話し合いましょうとは言えず、暫くは尾を引く可能性が高い、いや高いではなく確実といっていい。
中国に関しては、なんといっても通常南京大虐殺と言われている南京事件。
大半は便衣兵だと思われるが、確かに、虐殺行為はあったと思う。また、一部の腐った日本兵が略奪や婦女子に性的暴行を加えたのは事実であると思う。
だが、不思議なのは中国政府が主張する30万人以上が虐殺された説。これから統治をしようとしている地域の市民をわざわざそんなにも殺すであろうか。不思議なことに30万人の遺骨が全く発見されていない。当時の南京市の人口は70万だったという、その半分近い30万人が虐殺されたというのであれば家族、親せき、友人、知人等、何らかの関係がある人が必ず殺されているはず。だが、そういう話を聞いたという南京市民はいてもウチの家族も日本軍に殺されたという人があまりにも少ない。少ないどころか日本人に助けられたとの証言も南京市民には多い。
繰り返すが旧日本軍の蛮行はあったと思う。腐った奴というのはいつの時代にも存在するし、戦争という異常事態が人間の深層に眠る狂気を呼び覚ました可能性も否定できず、無辜の市民に手を掛けた軍人の存在も否定できない、それは認めます。
ですが、だからと言って被害者側の中国が主張する30万人虐殺説を鵜呑みにする必要はまったくない。
日本が正式に謝罪をするのであれば南京での功罪をすべて洗いざらいにして、客観的に見て正しい犠牲者数を日中共同作業で検証すべきであり、その犠牲者数に応じて日本は謝罪と補償をすべきだと思うのです。ある意味、うがった見方をすると中国政府の方が南京事件の解決を望んでいないように思える。南京問題が解決すると中国政府としては日本を叩く口実が一つ減るため、却ってスムースな政権運営という観点からすると不都合なのだ。
中国だけじゃなく、韓国、北朝鮮もそうだが日本を叩くことが国威発揚に貢献している部分が少なからずある。本質的に日本問題が解決してしまうと政権を維持するだけの材料が乏しくなる。政治の本質とは敵を作り、その敵を潰すストーリーを醸成することが一番分かりやすく支持されやすいため、だからこそ仮想敵国として日本をやり玉に挙げるのだ。
本気で解決を望むのであれば中国も韓国も当事者である日本人の有識者を交えて公平に検証するのが本来の道筋であろう。
そういったことをさせずに一方的に日本憎しと叩くのは単なる政権維持のためのプロパガンダとしか思えない。
この辺の絵づらを日本軍の犠牲になった中国人、朝鮮人は果たして草葉の陰でどう思っているのか。解決するつもりなど毛頭なく、叩き続けることが彼らの本望本懐なのだろうかと訝しく思う今日この頃ではある。
それだけに本日全国戦没者追悼式で述べられた天皇陛下のお言葉、感慨もひとしおである。
陛下が仰る通り、深い反省をするべきなのだ。
多くの犠牲者を出し、可能性のある若者の未来を閉ざしてしまった旧日本軍の罪は大きい。幸いなことに先人たちの弛まぬ努力により、戦後、日本は経済的な発展こそ遂げたが、慰安婦の問題、領土問題、中国との歴史観の齟齬は未だ解決の道筋が見えず、そういう意味では武器こそ放棄したが、心の部分では交戦状態が続いていると言える。
自分は韓国、中国、ロシアがどうしても嫌いだ。
それぞれの国が自主権の範囲で主義主張を発信するのであれば誠意をもって日本も応じるべきだろうが、北方領土問題はポツダム宣言受諾後の略奪であり、国際法上許されない蛮行だ。またシベリア抑留もたとえ日本が敗戦国であっても許されないことだ。
韓国の従軍慰安婦については過去二度に渡り日本は清算している、一つは1965年日韓基本条約を結び、現在の貨幣価値にして1兆円以上の莫大な賠償金を支払った。本来これですべて過去のわだかまりは清算しようということだったのだが、慰安婦問題は別だと安倍総理は慰安婦問題日韓合意を朴槿恵大統領と結び、もうこれで完全解決するはずだった。
しかし、周知のとおり、文大統領は前政権の約束事であるからと反故にしようとしている。政権が変わろうと国と国が結んだ条約や合意は反故にしてはいけない。先進国では決してあってはならない由々しき事態でしょう。日本政府としても面子があるため今更、はい、分かりました、また新たに話し合いましょうとは言えず、暫くは尾を引く可能性が高い、いや高いではなく確実といっていい。
中国に関しては、なんといっても通常南京大虐殺と言われている南京事件。
大半は便衣兵だと思われるが、確かに、虐殺行為はあったと思う。また、一部の腐った日本兵が略奪や婦女子に性的暴行を加えたのは事実であると思う。
だが、不思議なのは中国政府が主張する30万人以上が虐殺された説。これから統治をしようとしている地域の市民をわざわざそんなにも殺すであろうか。不思議なことに30万人の遺骨が全く発見されていない。当時の南京市の人口は70万だったという、その半分近い30万人が虐殺されたというのであれば家族、親せき、友人、知人等、何らかの関係がある人が必ず殺されているはず。だが、そういう話を聞いたという南京市民はいてもウチの家族も日本軍に殺されたという人があまりにも少ない。少ないどころか日本人に助けられたとの証言も南京市民には多い。
繰り返すが旧日本軍の蛮行はあったと思う。腐った奴というのはいつの時代にも存在するし、戦争という異常事態が人間の深層に眠る狂気を呼び覚ました可能性も否定できず、無辜の市民に手を掛けた軍人の存在も否定できない、それは認めます。
ですが、だからと言って被害者側の中国が主張する30万人虐殺説を鵜呑みにする必要はまったくない。
日本が正式に謝罪をするのであれば南京での功罪をすべて洗いざらいにして、客観的に見て正しい犠牲者数を日中共同作業で検証すべきであり、その犠牲者数に応じて日本は謝罪と補償をすべきだと思うのです。ある意味、うがった見方をすると中国政府の方が南京事件の解決を望んでいないように思える。南京問題が解決すると中国政府としては日本を叩く口実が一つ減るため、却ってスムースな政権運営という観点からすると不都合なのだ。
中国だけじゃなく、韓国、北朝鮮もそうだが日本を叩くことが国威発揚に貢献している部分が少なからずある。本質的に日本問題が解決してしまうと政権を維持するだけの材料が乏しくなる。政治の本質とは敵を作り、その敵を潰すストーリーを醸成することが一番分かりやすく支持されやすいため、だからこそ仮想敵国として日本をやり玉に挙げるのだ。
本気で解決を望むのであれば中国も韓国も当事者である日本人の有識者を交えて公平に検証するのが本来の道筋であろう。
そういったことをさせずに一方的に日本憎しと叩くのは単なる政権維持のためのプロパガンダとしか思えない。
この辺の絵づらを日本軍の犠牲になった中国人、朝鮮人は果たして草葉の陰でどう思っているのか。解決するつもりなど毛頭なく、叩き続けることが彼らの本望本懐なのだろうかと訝しく思う今日この頃ではある。