左翼でも認められる人
- 2018/08/10
- 10:32
主義主張はまったくの正反対であり、決して彼の主張を受け入れることなど出来ないが最後まで沖縄県民の苦悩を慮り、基地移設に反対した翁長知事は立派だと思う。カテゴリー的には左翼リベラルに属し、東京よりもむしろ中国の方ばかり見ていた彼の政治姿勢はさすがにどうかと思ったが、人間的にはエセ右翼よりよっぽど尊敬できる。
沖縄問題というものは実にナイーブな問題であり、地理的なことから本土の橋頭保的な役割を担うことはどうしても国防上避けられない。厳しい話だが、日本国民が平和に暮らすためには沖縄県民に犠牲になってもらうしかないのだ。
だからこそ、政府は沖縄の声を真摯に聴く必要があるはずなのに、安倍総理、菅官房長官はことごとく時間が取れないと翁長知事の面会を断ってきた。あれは非常に情けなかった。安倍さんにすればどうしても受け入れがたい話に時間を費やすなど無駄、不毛な議論に陥るのは目に見えている、だから会わない、いやもっと言えば、あいつは気に入らない程度の感情論から面会を断ったのかもしれない。
沖縄の基地問題は中国、北朝鮮の脅威を考えれば避けては通れない話だ。だからこそ、翁長知事や沖縄国民と真っ向から向き合い、煮え湯を飲んでもらうしかないのである。引導を渡すのが政府の役割でもあろう。
こんなことを書くとプロ市民と呼ばれる左翼の連中から突き上げを喰らうかもしれないが、沖縄県民140万人とその他の日本国民1億人、どちらを優先すべきかと言えば1億人だ。ゆえに、沖縄県民とは丁寧な話し合いと補償が必要だ。そこを嫌がらせなのか、煩わしいからなのかは分からんが、一番大切な部分を端折り、一方的に押さえつけこもうとするから反発が起きる。納得はしてもらえなくても何度も何度も丁寧に説明するしかない。
沖縄県民の怒りはもっともだ。
最大限、気持ちを斟酌して泣いてもらう、これしか解決の道筋はない。
恐らく翁長さん自身も政府と闘って勝てるとは思っていなかったには違いない。常識的に考えれば考えるほど米軍基地の県外移設は無理筋な話だ。
だからと言って、はい、分かりましたと頷いていたら沖縄県民は浮かばれない、沖縄戦で犠牲になられた方、在日米軍による事故、事件で犠牲になった方、ホイホイと政府の言いなりになっていたら沖縄県民の怒りの矛先はどこに向けていいか分からない。
お亡くなり、今となっては確かめるすべもないがもしかすると自分が憎まれ役に徹することで沖縄県民のガス抜きをしていたのかもしれない。
合掌。
沖縄問題というものは実にナイーブな問題であり、地理的なことから本土の橋頭保的な役割を担うことはどうしても国防上避けられない。厳しい話だが、日本国民が平和に暮らすためには沖縄県民に犠牲になってもらうしかないのだ。
だからこそ、政府は沖縄の声を真摯に聴く必要があるはずなのに、安倍総理、菅官房長官はことごとく時間が取れないと翁長知事の面会を断ってきた。あれは非常に情けなかった。安倍さんにすればどうしても受け入れがたい話に時間を費やすなど無駄、不毛な議論に陥るのは目に見えている、だから会わない、いやもっと言えば、あいつは気に入らない程度の感情論から面会を断ったのかもしれない。
沖縄の基地問題は中国、北朝鮮の脅威を考えれば避けては通れない話だ。だからこそ、翁長知事や沖縄国民と真っ向から向き合い、煮え湯を飲んでもらうしかないのである。引導を渡すのが政府の役割でもあろう。
こんなことを書くとプロ市民と呼ばれる左翼の連中から突き上げを喰らうかもしれないが、沖縄県民140万人とその他の日本国民1億人、どちらを優先すべきかと言えば1億人だ。ゆえに、沖縄県民とは丁寧な話し合いと補償が必要だ。そこを嫌がらせなのか、煩わしいからなのかは分からんが、一番大切な部分を端折り、一方的に押さえつけこもうとするから反発が起きる。納得はしてもらえなくても何度も何度も丁寧に説明するしかない。
沖縄県民の怒りはもっともだ。
最大限、気持ちを斟酌して泣いてもらう、これしか解決の道筋はない。
恐らく翁長さん自身も政府と闘って勝てるとは思っていなかったには違いない。常識的に考えれば考えるほど米軍基地の県外移設は無理筋な話だ。
だからと言って、はい、分かりましたと頷いていたら沖縄県民は浮かばれない、沖縄戦で犠牲になられた方、在日米軍による事故、事件で犠牲になった方、ホイホイと政府の言いなりになっていたら沖縄県民の怒りの矛先はどこに向けていいか分からない。
お亡くなり、今となっては確かめるすべもないがもしかすると自分が憎まれ役に徹することで沖縄県民のガス抜きをしていたのかもしれない。
合掌。