負けない戦い
- 2018/06/29
- 10:02
サッカー日本代表のポーランド戦、消極的な戦い方が物議を醸しているが、批判している連中はまったく分かっていない。
結局負けてしまい、目論見通りにはいかなかったが、昨夜の試合で日本が求めていたのは引き分け。もちろん、勝てるのであれば勝つに越したことはないが、死力を尽くして勝ったところで、本チャンは次の決勝トーナメント、決勝トーナメントで戦う力まで消耗してしまったら本末転倒だ。だからこそ、体力を温存しつつ引き分けを狙う、ゆえに昨日の戦い方は正しい。
戦いには勝つ戦いと負けない戦いがある。
三国志のクライマックス、五丈原の戦い、蜀軍の諸葛亮は負けない戦いに専念した。
国力を考えれば現実問題、魏を討つことは不可能だ。しかしながら、北伐は劉備以来、蜀の国是でもあり、魏の跋扈は蜀にとって死活問題、だからこそ、戦いを挑み続けるしかなかった。そこで孔明のとった戦略は負けない戦いである。結果的に道半ばで孔明は病魔に倒れ、最終的には劉禅の愚行によって蜀漢の歴史は閉じられてしまうが、それは結果論でしかない。
戦いとは遮二無二戦って勝つばかりが能ではない。
時には負けない戦いも必要である。
ビジネスやスポーツも然り。
擦り切れるほど戦って辛勝するよりも、無傷で引き分けの方が正しい時もある。
そこらへんを弁えず、消極的な試合とヤジるのは物事の本質を分かっていない愚か者でしかない。アホ。
結局負けてしまい、目論見通りにはいかなかったが、昨夜の試合で日本が求めていたのは引き分け。もちろん、勝てるのであれば勝つに越したことはないが、死力を尽くして勝ったところで、本チャンは次の決勝トーナメント、決勝トーナメントで戦う力まで消耗してしまったら本末転倒だ。だからこそ、体力を温存しつつ引き分けを狙う、ゆえに昨日の戦い方は正しい。
戦いには勝つ戦いと負けない戦いがある。
三国志のクライマックス、五丈原の戦い、蜀軍の諸葛亮は負けない戦いに専念した。
国力を考えれば現実問題、魏を討つことは不可能だ。しかしながら、北伐は劉備以来、蜀の国是でもあり、魏の跋扈は蜀にとって死活問題、だからこそ、戦いを挑み続けるしかなかった。そこで孔明のとった戦略は負けない戦いである。結果的に道半ばで孔明は病魔に倒れ、最終的には劉禅の愚行によって蜀漢の歴史は閉じられてしまうが、それは結果論でしかない。
戦いとは遮二無二戦って勝つばかりが能ではない。
時には負けない戦いも必要である。
ビジネスやスポーツも然り。
擦り切れるほど戦って辛勝するよりも、無傷で引き分けの方が正しい時もある。
そこらへんを弁えず、消極的な試合とヤジるのは物事の本質を分かっていない愚か者でしかない。アホ。