覆面の北枕

Hagexなるブロガーの書き込みが引きニートの逆鱗に触れたらしく、あっけなく刺殺されてしまった。

このHagex、ブロガーの中では相当な有名人らしく、歯に衣着せぬ物言いが時に顰蹙を買い、炎上し、過去、何かと物議を醸すことが多かった人物であるとのことだ

ブロガーの中にはこのHagex刺殺事件を言論に対するテロとまでいってる奴があるが、実際はそこまで大した話ではなく、ネットであるからと、正義心を振りかざし、被疑者を小馬鹿して刺激したからこういう悲惨な結末を迎えるのである。分を弁えず、ネット上の喧嘩無双を気取るからこういうことになるのだ。バカは相手にしないとスルーしていればこんなことにはならずに済んだ、結果論かもしれないがあながち的外れな意見ではないだろう。

俺が違法風俗店を経営していた時、怖かったのはヤクザやチンピラではなく、盲目的というか、狂信的というか、周りが見えなくなっているキモオタである。

この世には二つの怖い奴がいると、いつも思っている

一つは死刑を覚悟したバカ、もう一つは死刑という概念すらぶっ飛んでしまっているバカだ。

俺が知る限り、死刑上等のヤクザはまずいない。口では大層なことを言っても大抵は死刑どころか刑務所すら恐れているヤクザが殆どだ。ぶっ殺すとほざいたところで大半がブラフ、心臓を突ける奴などそうそういない。

だが、キモオタの中には死刑判決すらを超越したキチガイが少なからず存在しているため怖い。

ステゴロのタイマンであれば恐らく俺がキモオタに勝つと思うが、奴らに付け狙われ、物陰からブスリと刺されたら軽く死ねる。理屈が通じないアホはとにかく怖い。

だから、俺は違法風俗時代も今もそうだがキモオタを常に刺激しないようにしている。仮にネット上で奴らとの舌戦に負けたところでなんとも思わない。負けてヘタレと減らず口を叩かれたところで恐らく俺の方が仕事も私生活も充実しているため痛くも痒くもない、お好きにどうぞだ。

いつも言うように、事件が起きた場合、悪いのはもちろん、理由はどうであれ事件を起こしてしまった当事者だ。ただ、そこに至る経緯というのはよくよく熟慮すめる必要がある。Hagexが「低能先生」こと松本英光容疑者と接点を持たず、仮に小馬鹿にされたところで、触らぬアホに祟りなしでスルーしておけばこんな悲劇は起きなかったはずである。