サッカーと営業のお話
- 2018/06/18
- 21:02
サッカーを見るとついビジネス的な視点で見てしまう。
勝つために必要なのは個の優れた技量なのか、それともチームワークなのかということをよく考える。
メッシやロナウドの華麗なプレイこそがワールドカップの醍醐味だというのは分かります。まさに神業的なゴールを見せられればサッカーファンならずとも思わず溜飲を下げてしまうのも無理からぬ話であるというのは十分理解できる。
俺は若いころ、営業の仕事をしていました。
確かに、営業の世界にもスーパーフレイヤ―と言われる人がおり、契約率もダントツだったりします。俺もその域に近づきたくて本を読んだりして、相当勉強した。しかし、ある一定の線まで到達するとそれ以上契約率が上がるということはなかった。そこが凡人と天才の差なのでしょう。
では、凡人が天才に勝つにはどうしたらよいかと考えたとは、結局は分母の数で勝負するしかないという結論に至ったのである。
セールスの天才が仮に10件のアポに対して、7本契約であるなら、3割バッターの俺は24件訪問すればよいのである。
もちろん、移動時間はなんの生産性もなく、単なるマイナスの時間を浪費しているに過ぎないが、どんなに頑張っても営業の技量がそれ以上、上達しないのであれば、数の論理に頼るしかないではないか。
この辺、サッカーと営業を一緒くたにしてはいけないのであろうが、シュートのキレがロナウドに到底及ばなければその分ゴールの枠の中に球を飛び込ます数、つまり分母を増やすにはどうすればいいのかを考えるべきだろう。はじめからロナウドになろうとすることは諦め、その分、数で勝負するのだ。
いや、分かります。あくまでもそんなものは机上の空論であって、ロナウド率いるポルトガルにはそう易々とゴールを放てないことぐらいは。
しかし、戦略的な見地として考えると、個々の技を磨き、ロナウドを目指そうとするよりも、いかにシュートの数を増やすかが大事なんじゃないのかと、俺は思います。
実はこの考えって、違法フーゾク時代も今もまったく変わっておらず、分母の数をいかに増やすかばかりを考えて腐心している。俺に営業の才能がないことぐらい俺が一番よく分かっている。だからと言って今更、誰か有名な講師のもとで営業のイロハを学ぼうなんて気はさらさらない。トークのキレを磨くよりも、分母の数を増やす方がよっぽど大切だ。そのためにはどうするかを考えるのが経営者の仕事だと思う。
実際問題、一部の天才とまるっきり営業畑に向かない人を除けば、営業力なんてものはそう大差はなく、せいぜい差があるとすれば個人向けの商品販売の営業に向いているのか、それとも企業間取引のいわゆるBtoBビジネスに向いているか、そのぐらいだ。それが20年以上物売りをやってきた人間の出した結論。
サッカーと営業の世界を同じにすんなと言われたら言葉もないが、あくまでも俺はそういう視点でサッカーを見ているという話です。だいたい、かくいう俺もメッシやロナウドのスーパープレイを見たいのは同じだ。
勝つために必要なのは個の優れた技量なのか、それともチームワークなのかということをよく考える。
メッシやロナウドの華麗なプレイこそがワールドカップの醍醐味だというのは分かります。まさに神業的なゴールを見せられればサッカーファンならずとも思わず溜飲を下げてしまうのも無理からぬ話であるというのは十分理解できる。
俺は若いころ、営業の仕事をしていました。
確かに、営業の世界にもスーパーフレイヤ―と言われる人がおり、契約率もダントツだったりします。俺もその域に近づきたくて本を読んだりして、相当勉強した。しかし、ある一定の線まで到達するとそれ以上契約率が上がるということはなかった。そこが凡人と天才の差なのでしょう。
では、凡人が天才に勝つにはどうしたらよいかと考えたとは、結局は分母の数で勝負するしかないという結論に至ったのである。
セールスの天才が仮に10件のアポに対して、7本契約であるなら、3割バッターの俺は24件訪問すればよいのである。
もちろん、移動時間はなんの生産性もなく、単なるマイナスの時間を浪費しているに過ぎないが、どんなに頑張っても営業の技量がそれ以上、上達しないのであれば、数の論理に頼るしかないではないか。
この辺、サッカーと営業を一緒くたにしてはいけないのであろうが、シュートのキレがロナウドに到底及ばなければその分ゴールの枠の中に球を飛び込ます数、つまり分母を増やすにはどうすればいいのかを考えるべきだろう。はじめからロナウドになろうとすることは諦め、その分、数で勝負するのだ。
いや、分かります。あくまでもそんなものは机上の空論であって、ロナウド率いるポルトガルにはそう易々とゴールを放てないことぐらいは。
しかし、戦略的な見地として考えると、個々の技を磨き、ロナウドを目指そうとするよりも、いかにシュートの数を増やすかが大事なんじゃないのかと、俺は思います。
実はこの考えって、違法フーゾク時代も今もまったく変わっておらず、分母の数をいかに増やすかばかりを考えて腐心している。俺に営業の才能がないことぐらい俺が一番よく分かっている。だからと言って今更、誰か有名な講師のもとで営業のイロハを学ぼうなんて気はさらさらない。トークのキレを磨くよりも、分母の数を増やす方がよっぽど大切だ。そのためにはどうするかを考えるのが経営者の仕事だと思う。
実際問題、一部の天才とまるっきり営業畑に向かない人を除けば、営業力なんてものはそう大差はなく、せいぜい差があるとすれば個人向けの商品販売の営業に向いているのか、それとも企業間取引のいわゆるBtoBビジネスに向いているか、そのぐらいだ。それが20年以上物売りをやってきた人間の出した結論。
サッカーと営業の世界を同じにすんなと言われたら言葉もないが、あくまでも俺はそういう視点でサッカーを見ているという話です。だいたい、かくいう俺もメッシやロナウドのスーパープレイを見たいのは同じだ。