日本人として許されない
- 2018/05/23
- 13:48
日大の謝罪会見を開いた宮川泰介くんは評価したい。
いくら監督の指示とはいえ、実行犯ですから理由の如何を問わず、相応の責めは負うべき。また、許す許さないは被害者側の判断、被害者の怒りが収まらず、宮川君に刑事的な罰を与えるべきだというのであれば粛々と法に従って刑事告発の手続きを進めるべきであるし、謝罪に免じて罪を許すというのであればそれもまた一つの考え、いずれにせよ、外野がとやかく言うべき類の話ではない。そこを重々踏まえたうえで評価したい。
俺が今回思ったのは、学生がアホな指導者についてしまうと悲惨な結末を迎えるというもの。真っ先に思い浮かんだのは2017年3月27日那須町で発生した雪崩事故。アホな指導者が雪中行軍を強行したことによって、生徒7人と引率教員1人が犠牲になった完全なる「人災」。
当日は猛吹雪、危険であるからと、中止を訴える生徒もいたという。しかし、脳みそまで筋肉で出来たアホな教員が根性論でその貴重な意見を封殺、結果、大惨事見舞われてしまったわけであるが、日大の事件も那須の雪崩事故も、実際問題、生徒に選択肢はなく、生殺与奪の権を教師が握ってしまっている。
一応、中学校を卒業した後は自分の意志で行動することが認められてはいるが、、現実問題、「監督、それはスポーツマンとしてあまりに卑劣、私にはそんな真似できません」と突っぱねることは出来ないと思う。雪山も然り。
それゆえ、おかしいと思っても荒事に手を染めざるを得ず、結果として最悪な事態を迎えてしまうのだ。
教師が生殺与奪の権を握ることは否定しない。でも持つなら持つで最後まで責任を全うすべきであり、究極は腹を切って責めを負うべきなのだ。
特攻隊の是々非々は問わないが、特攻隊の生みの親である大西瀧治郎は終戦日の翌日に多くの若者を戦地に追いやった非を詫びて割腹自殺を遂げた。雪中行軍を指揮した責任者の教員、及び、日大の内田はやはり死んで詫びるべきであると思うのです。なかなか、大西瀧治郎のように、腹を十字に切って割腹自決というわけにはいかぬだろうが、それでも人の人生を狂わせてしまったわけですから死ななくてはならないのです。のうのうと生きていることは日本人として許されない。
いくら監督の指示とはいえ、実行犯ですから理由の如何を問わず、相応の責めは負うべき。また、許す許さないは被害者側の判断、被害者の怒りが収まらず、宮川君に刑事的な罰を与えるべきだというのであれば粛々と法に従って刑事告発の手続きを進めるべきであるし、謝罪に免じて罪を許すというのであればそれもまた一つの考え、いずれにせよ、外野がとやかく言うべき類の話ではない。そこを重々踏まえたうえで評価したい。
俺が今回思ったのは、学生がアホな指導者についてしまうと悲惨な結末を迎えるというもの。真っ先に思い浮かんだのは2017年3月27日那須町で発生した雪崩事故。アホな指導者が雪中行軍を強行したことによって、生徒7人と引率教員1人が犠牲になった完全なる「人災」。
当日は猛吹雪、危険であるからと、中止を訴える生徒もいたという。しかし、脳みそまで筋肉で出来たアホな教員が根性論でその貴重な意見を封殺、結果、大惨事見舞われてしまったわけであるが、日大の事件も那須の雪崩事故も、実際問題、生徒に選択肢はなく、生殺与奪の権を教師が握ってしまっている。
一応、中学校を卒業した後は自分の意志で行動することが認められてはいるが、、現実問題、「監督、それはスポーツマンとしてあまりに卑劣、私にはそんな真似できません」と突っぱねることは出来ないと思う。雪山も然り。
それゆえ、おかしいと思っても荒事に手を染めざるを得ず、結果として最悪な事態を迎えてしまうのだ。
教師が生殺与奪の権を握ることは否定しない。でも持つなら持つで最後まで責任を全うすべきであり、究極は腹を切って責めを負うべきなのだ。
特攻隊の是々非々は問わないが、特攻隊の生みの親である大西瀧治郎は終戦日の翌日に多くの若者を戦地に追いやった非を詫びて割腹自殺を遂げた。雪中行軍を指揮した責任者の教員、及び、日大の内田はやはり死んで詫びるべきであると思うのです。なかなか、大西瀧治郎のように、腹を十字に切って割腹自決というわけにはいかぬだろうが、それでも人の人生を狂わせてしまったわけですから死ななくてはならないのです。のうのうと生きていることは日本人として許されない。