至極当たり前の話
- 2018/05/12
- 19:23
WEB制作業というのは斜陽産業だそうだ。
「ホームページ制作 食えない」と検索すると確かに恨み節のオンパレード。
しかし、その書き込みをたどってみると、2008年ぐらいから今日に至るまでずーっと言われている。丸10年。なんだそら。
あまり仕事の話をしたくはないのだが、ありがたいことに毎日忙しくさせてもらっている。俺のところでホームページ制作を依頼すると、1サイトあたり15万円から60万円程度頂いており、ちなみに今月は国の施設の制作も含め、今日現在で3件の受注を受けている。来週以降も打ち合わせは続く。
ちなみに、WEB制作業が食えないという理由はホームページビルダー(という制作ソフトがある)などを使えばわざわざ業者に依頼せずとも簡単にサイトが制作できるようになってしまったからというもの。確かに、ホームページ黎明期のころは、こんなしょーもないサイトで100万円もしたのかよということが多々あり、左うちわで儲かった制作会社が数多く存在した(俺が違法フーゾクで儲けていたころね)。今はよほどの大規模サイトでもない限り、そんな金額は獲れるわけがなく、俺のところぐらいが常識的な相場だと思っている。だいたい、日本全国均してみても概ねそんな感じだと思う。
黎明期のバブリーな値段設定が弾けて、今の制作料金になったのですが、問題はこの価格帯でどう戦かっていくかということだよな。
喰えないからと、廃業した連中って、俺から言わすと、そもそもセンスがないと思うのです。
例えばとある寿司屋が潰れた理由、近くに回転ずしが出来たからだという。確かにその影響も否定できないだろうが、高級寿司屋でも客が入っている店は入っている。
別に不思議な話でもなんでもないでしょ。
料理なんてものは外で食べるより家で作った方が断然安い。単純な人間の餌として飲食を考えたとき、外で食べる理由はない。
じゃあなんで外でわざわざ高いものを食べるか?
自分で作るよりも遥かに美味しいものを外食の方が食べられるから。飲食店が潰れた理由って家庭用調理器具が発達したからってわけではなく、プロなのにその家庭用調理器具のレベルを超越できなかったからに他ならない。
WEB制作業に話をシフトすると、食えずに廃業した連中って、素人が作るものと同程度のものしか作れないから廃業したってだけで、当たり前っちゃ、当たり前の話だと思うんだよね。自分でやれば多少の面倒くささと勉強は必要だが2万円ぐらいの安価な制作ソフトでもサイトの制作は可能。自分でやれば20万円の制作料金が2万円にまで下がるといえばそりゃあやるでしょ。
だけど、どう頑張ってもこのレベルの物は作れない、20万円払う価値があると思えばお金を払って作ってもらう。
結局そういうことだと思うのです。
廃業した連中って、下手な俺が言うのもなんですけど、デザインセンスにしろ、プログラミングセンスにしろ、絶望的に才能がないんだわ。
流石にそういう人が食うのは無理、というか虫が良すぎる。
いやいや、俺も才能はありません。下手だと自認しております。でも、一応、そうはいってもさすがに素人さんが作るものよりは上手に出来ると思っている。
そりゃあね、この先、人工知能が発達して、「水戸市内で営業する和食屋さんのホームページを作れ」というボタンを押すだけでプロ以上のホームページがなにもしなくとも簡単に出来てしまう世の中になれば俺もジエンドだ、そうなったらさすがにトドメを刺されると思うのだが、今の現状って、千円カットが全盛だからと言って、それ以外の床屋さんが完全に干上がってしまうかと言えばそんなことはなく、儲けている店はちゃんと儲けているって話と同じ話だと思うのです。
もちろん、千円カットのあおりは受けるでしょう。それはどの業界も同じ。ただ、自動車の発明で人力車の俥夫(しゃふ)がこぞって廃業したって話とは違う。ある意味はそれはAIによる廃業危機に追い込まれるのと同じ意味。
WEB屋にしろ、寿司屋、床屋にしろ、食えずに廃業する奴って、ダメな連中が堕ちるべくして堕ちているというだけだと思いますよ、と。
「ホームページ制作 食えない」と検索すると確かに恨み節のオンパレード。
しかし、その書き込みをたどってみると、2008年ぐらいから今日に至るまでずーっと言われている。丸10年。なんだそら。
あまり仕事の話をしたくはないのだが、ありがたいことに毎日忙しくさせてもらっている。俺のところでホームページ制作を依頼すると、1サイトあたり15万円から60万円程度頂いており、ちなみに今月は国の施設の制作も含め、今日現在で3件の受注を受けている。来週以降も打ち合わせは続く。
ちなみに、WEB制作業が食えないという理由はホームページビルダー(という制作ソフトがある)などを使えばわざわざ業者に依頼せずとも簡単にサイトが制作できるようになってしまったからというもの。確かに、ホームページ黎明期のころは、こんなしょーもないサイトで100万円もしたのかよということが多々あり、左うちわで儲かった制作会社が数多く存在した(俺が違法フーゾクで儲けていたころね)。今はよほどの大規模サイトでもない限り、そんな金額は獲れるわけがなく、俺のところぐらいが常識的な相場だと思っている。だいたい、日本全国均してみても概ねそんな感じだと思う。
黎明期のバブリーな値段設定が弾けて、今の制作料金になったのですが、問題はこの価格帯でどう戦かっていくかということだよな。
喰えないからと、廃業した連中って、俺から言わすと、そもそもセンスがないと思うのです。
例えばとある寿司屋が潰れた理由、近くに回転ずしが出来たからだという。確かにその影響も否定できないだろうが、高級寿司屋でも客が入っている店は入っている。
別に不思議な話でもなんでもないでしょ。
料理なんてものは外で食べるより家で作った方が断然安い。単純な人間の餌として飲食を考えたとき、外で食べる理由はない。
じゃあなんで外でわざわざ高いものを食べるか?
自分で作るよりも遥かに美味しいものを外食の方が食べられるから。飲食店が潰れた理由って家庭用調理器具が発達したからってわけではなく、プロなのにその家庭用調理器具のレベルを超越できなかったからに他ならない。
WEB制作業に話をシフトすると、食えずに廃業した連中って、素人が作るものと同程度のものしか作れないから廃業したってだけで、当たり前っちゃ、当たり前の話だと思うんだよね。自分でやれば多少の面倒くささと勉強は必要だが2万円ぐらいの安価な制作ソフトでもサイトの制作は可能。自分でやれば20万円の制作料金が2万円にまで下がるといえばそりゃあやるでしょ。
だけど、どう頑張ってもこのレベルの物は作れない、20万円払う価値があると思えばお金を払って作ってもらう。
結局そういうことだと思うのです。
廃業した連中って、下手な俺が言うのもなんですけど、デザインセンスにしろ、プログラミングセンスにしろ、絶望的に才能がないんだわ。
流石にそういう人が食うのは無理、というか虫が良すぎる。
いやいや、俺も才能はありません。下手だと自認しております。でも、一応、そうはいってもさすがに素人さんが作るものよりは上手に出来ると思っている。
そりゃあね、この先、人工知能が発達して、「水戸市内で営業する和食屋さんのホームページを作れ」というボタンを押すだけでプロ以上のホームページがなにもしなくとも簡単に出来てしまう世の中になれば俺もジエンドだ、そうなったらさすがにトドメを刺されると思うのだが、今の現状って、千円カットが全盛だからと言って、それ以外の床屋さんが完全に干上がってしまうかと言えばそんなことはなく、儲けている店はちゃんと儲けているって話と同じ話だと思うのです。
もちろん、千円カットのあおりは受けるでしょう。それはどの業界も同じ。ただ、自動車の発明で人力車の俥夫(しゃふ)がこぞって廃業したって話とは違う。ある意味はそれはAIによる廃業危機に追い込まれるのと同じ意味。
WEB屋にしろ、寿司屋、床屋にしろ、食えずに廃業する奴って、ダメな連中が堕ちるべくして堕ちているというだけだと思いますよ、と。