甥に託したこと
- 2018/05/05
- 19:44
連休中はひたすら部屋に籠り、サイト制作をしています。色々とヤベェのよ。連休空けたら打ち合わせがビッシリだし。まあありがたいことだけどな。
それでまあ、自分は本当にプロなのかと自問自答しながらWEB制作をしているのですが、先日高校に入学した目に入れても痛くないほど愛しい甥にいいました、勉強をすることはもちろん、部活も一生懸命やれ、そして信頼できる友達をたくさん作れと。
ほら、俺ってさすがにゼロとは言わないが友達の数が極端に少ないじゃない。それ自体、勝手に自分でそうしてきたわけだから別にいいんだけど、違法風俗から足を洗い、正業であるWEB制作者になったとき、本当に仕事が取れず苦労した。
今、こうして食えていることに対しての自負というか、プライドみたいなものはあるんだけど、でも、もっと人との付き合いを重視していればそこまで苦労はしなくてよかったと思うのです。
よくね、学歴社会は無意味だとほざく、エセヒューマニストがいますが、まったくそんなことはない。いい大学を出て、勉強に勤しみ、サークル活動に励んだ連中って、横のつながりが出来ます。まさしく同じ釜の飯食った強い絆の友だ。こういう関係があればサラリーマンでも自営でも何か困ったとき頼れるじゃない。
直接、その人はダメでも、知り合いに聞いてやるよみたいなさ。もちろん、ハナからそれをあてにした打算的な付き合いではない。でも、本当に困ったときや人を紹介して欲しいときって、結局頼れるのってFacebookでも、ツイッターでもない、真の友人だと思うのです。
高校でも大学でも一緒に笑い、一緒に泣いた友というのはかけがえのない財産だと思います。
最近、新卒者の就活はネットでの応募が多くなっているという。このネットでの応募、実は学歴フィルターが仕掛けられており、Fラン大学のパータレが希望の会社に応募したところ、締め切ってしまったという画面表示。サイトが開設されてからすぐに応募したのに締め切りとは変だと思ったが、仕方ない、第二志望の企業にエントリーしたらこちらも締め切り、同じく第三志望も・・・、さすがにこれはおかしいと思い、初めの企業に戻り、早稲田大学と入力したところ表示が募集中に切り替わったという。
これは事実らしいのだが、どう思います?
入社希望の若者に対してあまりにも不誠実だろうって?
企業からすると当然です。
実際問題、門前の小僧習わぬ経を読むじゃないが、特に文系の仕事であればその実、あまり頭の良し悪しは関係ない。弁護士など国家資格が必要なものは別にして、営業でも総務でもやっていれば早い遅いはあるにせよ、大抵の仕事はいつかは覚えるものだ。事実、俺も職業柄、大卒者のコンサルの連中と意見の交換をすることがあるが、正直、少なくともWEBの分野の知識では彼らに負けたとは思わない。
だったら、なおのこと、試験を受けさせ、面接をしてから決めろって?
違います。企業が新人に期待するのは能力よりも、実はその人のバックボーンにある人間関係であったりします。
早稲田を出ていればサークル繋がりとかで先輩が別な企業で偉くなっていたりする。広告代理店に就職して営業にまわされました。でもここで早稲田出の奴であれば、自力で新規開拓できなくてもツテを頼ってなんとかしてくれることがある。この人がある程度の年齢になれば尚更だ、同じ早稲田出の先輩、同窓生、後輩がそこそこの地位に就いていることが容易に想像できる。そういう目に見えないネットワークが構築されているため、「ちょっと悪い、今度ウチの会社で新商品出すんだけど、お前んところでもこれ付き合ってくれない」が出来る。富める者は益々富めるの原則従い、優秀な大卒者はこうして盤石の地位を築けるのです。
だからこそ、学歴社会は無意味ではない。
俺には学歴もなく、そういった友達つながりもなく、起業後、非常に苦労した。
甥は神奈川県でも上位10位以内入る進学校に入学した。東大卒もおり、毎年多くが早慶上智に進学する。卒業生を見ると国会議員や官僚も多く、ウィキには掲載されていないが有名企業での役員クラスも相当いるであろう。こういう優秀な連中と切磋琢磨して上っ面だけじゃない真の友達になっていれば絶対将来役立つと思うのです。
将来のブレーン作りのための友達付き合いじゃ打算的過ぎる。そうじゃなく、時には 口角泡を飛ばし、殴り合いのけんかをしてもいいが、困ったときにそっと手を差し伸べてくれるそんな友達を作ることこそが大切な青春だと思う。
今更、俺が悔いても仕方はないがこれからの若者に反面教師として話すことは出来る。不甲斐ない伯父だからこそ言えることもあるのだ。
それでまあ、自分は本当にプロなのかと自問自答しながらWEB制作をしているのですが、先日高校に入学した目に入れても痛くないほど愛しい甥にいいました、勉強をすることはもちろん、部活も一生懸命やれ、そして信頼できる友達をたくさん作れと。
ほら、俺ってさすがにゼロとは言わないが友達の数が極端に少ないじゃない。それ自体、勝手に自分でそうしてきたわけだから別にいいんだけど、違法風俗から足を洗い、正業であるWEB制作者になったとき、本当に仕事が取れず苦労した。
今、こうして食えていることに対しての自負というか、プライドみたいなものはあるんだけど、でも、もっと人との付き合いを重視していればそこまで苦労はしなくてよかったと思うのです。
よくね、学歴社会は無意味だとほざく、エセヒューマニストがいますが、まったくそんなことはない。いい大学を出て、勉強に勤しみ、サークル活動に励んだ連中って、横のつながりが出来ます。まさしく同じ釜の飯食った強い絆の友だ。こういう関係があればサラリーマンでも自営でも何か困ったとき頼れるじゃない。
直接、その人はダメでも、知り合いに聞いてやるよみたいなさ。もちろん、ハナからそれをあてにした打算的な付き合いではない。でも、本当に困ったときや人を紹介して欲しいときって、結局頼れるのってFacebookでも、ツイッターでもない、真の友人だと思うのです。
高校でも大学でも一緒に笑い、一緒に泣いた友というのはかけがえのない財産だと思います。
最近、新卒者の就活はネットでの応募が多くなっているという。このネットでの応募、実は学歴フィルターが仕掛けられており、Fラン大学のパータレが希望の会社に応募したところ、締め切ってしまったという画面表示。サイトが開設されてからすぐに応募したのに締め切りとは変だと思ったが、仕方ない、第二志望の企業にエントリーしたらこちらも締め切り、同じく第三志望も・・・、さすがにこれはおかしいと思い、初めの企業に戻り、早稲田大学と入力したところ表示が募集中に切り替わったという。
これは事実らしいのだが、どう思います?
入社希望の若者に対してあまりにも不誠実だろうって?
企業からすると当然です。
実際問題、門前の小僧習わぬ経を読むじゃないが、特に文系の仕事であればその実、あまり頭の良し悪しは関係ない。弁護士など国家資格が必要なものは別にして、営業でも総務でもやっていれば早い遅いはあるにせよ、大抵の仕事はいつかは覚えるものだ。事実、俺も職業柄、大卒者のコンサルの連中と意見の交換をすることがあるが、正直、少なくともWEBの分野の知識では彼らに負けたとは思わない。
だったら、なおのこと、試験を受けさせ、面接をしてから決めろって?
違います。企業が新人に期待するのは能力よりも、実はその人のバックボーンにある人間関係であったりします。
早稲田を出ていればサークル繋がりとかで先輩が別な企業で偉くなっていたりする。広告代理店に就職して営業にまわされました。でもここで早稲田出の奴であれば、自力で新規開拓できなくてもツテを頼ってなんとかしてくれることがある。この人がある程度の年齢になれば尚更だ、同じ早稲田出の先輩、同窓生、後輩がそこそこの地位に就いていることが容易に想像できる。そういう目に見えないネットワークが構築されているため、「ちょっと悪い、今度ウチの会社で新商品出すんだけど、お前んところでもこれ付き合ってくれない」が出来る。富める者は益々富めるの原則従い、優秀な大卒者はこうして盤石の地位を築けるのです。
だからこそ、学歴社会は無意味ではない。
俺には学歴もなく、そういった友達つながりもなく、起業後、非常に苦労した。
甥は神奈川県でも上位10位以内入る進学校に入学した。東大卒もおり、毎年多くが早慶上智に進学する。卒業生を見ると国会議員や官僚も多く、ウィキには掲載されていないが有名企業での役員クラスも相当いるであろう。こういう優秀な連中と切磋琢磨して上っ面だけじゃない真の友達になっていれば絶対将来役立つと思うのです。
将来のブレーン作りのための友達付き合いじゃ打算的過ぎる。そうじゃなく、時には 口角泡を飛ばし、殴り合いのけんかをしてもいいが、困ったときにそっと手を差し伸べてくれるそんな友達を作ることこそが大切な青春だと思う。
今更、俺が悔いても仕方はないがこれからの若者に反面教師として話すことは出来る。不甲斐ない伯父だからこそ言えることもあるのだ。