昨日の続き~
- 2018/04/17
- 13:40
『「服を着るのが面倒臭かった」
警察の取り調べに対し、こう「言い訳」しているという。
全裸で路上に出てゴミ出しをしたとして、高知市財産政策課係長の黒岩健一容疑者(49)が16日、高知県警に公然わいせつの疑いで逮捕された。
日の出から40分あまりが経ち、辺りはすっかり明るくなった16日午前6時20分ごろ、一糸まとわぬ姿の黒岩容疑者が自宅マンションから出てきた。手には白色のゴミ袋を持ち、履物以外はスッポンポン。黒岩容疑者はマンション内の通路を通って市道に出て、数メートル先の居住者専用のごみ出し場に向かい、回収ボックスにゴミ袋をポンと入れた。その瞬間を見計らった張り込み中の捜査員が「何をやっているんだ」と職務質問したところ、“犯行”を認めたため、現行犯逮捕した。(以下、略)』
(日刊ゲンダイ)
狙ったわけではないが昨日のブログ記事とまさにドンピシャの内容。
裸でゴミ出しするおっさん、日刊ゲンダイでは『黒岩容疑者には妻と子どもがいるというが、玄関のドアを開け、素っ裸で出ていく「お父さん」の後ろ姿を見て、家族は止めようとしなかったのだろうか。 』と結んでいる。
色々、思うところがあるわけですよ。
「罵詈雑言」と書いて日刊ゲンダイと読むほど、ゲンダイのゲスっぷりは突出しているが本記事に関しては完全なる同意。49歳のおっさんの子供といえば子供の生まれた年にもよるが小さくとも中学生、下手すると孫がいても不思議ではない。しかも公務員。
なのに、服を着るのが面倒という理由の全裸ゴミ出し、一瞬、「裸だったら何が悪い」と名言ならぬ迷言を残した草なぎ剛を想起したがあちらは完全なる泥酔状態、多少の情状酌量はあれど(なぜか草なぎは「シンゴー!シンゴー!」と叫んでいたという)、こちらはしらふで現役の公務員様ですから考えれば考える程意味が分からない。懲戒免職処分まではともかく、失職は免れまい。常識的に考えれば考えるほど、間尺に合わないチン(!)事だろう。
この人が何事もなく、定年まで勤めあげればまわりの人の評価はとにかく真面目でいい奴だったで帰結すると思う。まあ本人を知らないので思うとしか言えないが、実際、市役所を定年退職した人で悪く言われている人を自分は聞いたことがないので恐らくこの推察はあながち的外れとは言えぬであろう。
しかし、全裸でゴミ捨てて退職処分じゃ、あることないこと言われるに決まっている。何言われるか分かったもんじゃない。基本市民って暇だし。
「数年前、学校帰りの女子高生が見知らぬ男に股間を見せられるという事件があったが、あれも野郎の仕業だと言われている(←完全なるでっち上げ、しかし言われても致し方なし)」
「あいつんちじゃ、家族全員、家ん中は裸でいるそうだ。飯食う時もテレビ見るときも裸、冬はストーブ付けて裸でいるそうだ。貴重な石油無駄にすんじゃねー、服を着ろよ、ゴミが(←お前見たんかい、でもこれも話に尾ひれがついてしまうのも仕方なし)」
「俺が見たときは野郎、全裸だったが自分の竿に穴を開けたコンニャクを巻いとったわ(←完全に作り話)」
「野郎、夜中に全裸で郵便ポストにぽこちんを突っ込んでたって話や(←誰もそんなことは言っていない、これも完全な作り話)」
「野郎んちじゃ、おっかぁと子供がヤッてるそうだ(←完全にフランス書院の世界)」
もうね、どんなに市役所で真面目に勤務していようが全裸の現行犯で逮捕されているから何言われてもしょうがない部分はある。まさに悪貨は良貨を駆逐するの世界だろう。生前(死んでねぇし)、役所で何か功績を残したとしてももはや説得力はゼロだ。
コイツの死後、コイツを周りの人間が彼をいったいどう評価するのかという話である。
植草一秀という経済学者がいる。この名前を聞いてピーンと来た人も多いと思う。東大の経済学部卒業後、旧大蔵省に入省し、財政金融研究所研究官という大蔵官僚にまで出世した大変頭のよい人物だ。だが、ピーンと来た人の大半は彼の経済論に対してではなく、「あー、あの変態経済学者か」という点であろう。
もうね、何度も性犯罪で逮捕され、実刑判決を受けている人をどんなに頭脳明晰であったとしても信用しろというのは無理な話でしょう。
別に虎は死して皮を留め、人は死して名を残す的な話ではありません。
世の中、絶対的な善人もいなけりゃ、絶対的な悪人もいない、結局、誤解を恐れずにいうのであれば程度の度合いの問題である。
死刑にされた極悪人だって、最低限度の改悛の情はあろう。他の民族は分からんが日本人は上っ面だけを見て判断する民族である。そこをどうこういうつもりはなく、そうであれば自分はどう立ち振る舞うかということである。
なにも、慈善事業をして政府から勲章をもらおうなどいう上質な話ではなく、せめて身の周りの人間からは無茶もしたけど、あいつはいい奴だったなと言われるような生き方をしたいと思うのです。若いころはまったくそんなこと思いもしなかったが最近はやたらそう思うのです。
別に体調が悪いとか、自殺願望があるというわけではありません。あしからず。
警察の取り調べに対し、こう「言い訳」しているという。
全裸で路上に出てゴミ出しをしたとして、高知市財産政策課係長の黒岩健一容疑者(49)が16日、高知県警に公然わいせつの疑いで逮捕された。
日の出から40分あまりが経ち、辺りはすっかり明るくなった16日午前6時20分ごろ、一糸まとわぬ姿の黒岩容疑者が自宅マンションから出てきた。手には白色のゴミ袋を持ち、履物以外はスッポンポン。黒岩容疑者はマンション内の通路を通って市道に出て、数メートル先の居住者専用のごみ出し場に向かい、回収ボックスにゴミ袋をポンと入れた。その瞬間を見計らった張り込み中の捜査員が「何をやっているんだ」と職務質問したところ、“犯行”を認めたため、現行犯逮捕した。(以下、略)』
(日刊ゲンダイ)
狙ったわけではないが昨日のブログ記事とまさにドンピシャの内容。
裸でゴミ出しするおっさん、日刊ゲンダイでは『黒岩容疑者には妻と子どもがいるというが、玄関のドアを開け、素っ裸で出ていく「お父さん」の後ろ姿を見て、家族は止めようとしなかったのだろうか。 』と結んでいる。
色々、思うところがあるわけですよ。
「罵詈雑言」と書いて日刊ゲンダイと読むほど、ゲンダイのゲスっぷりは突出しているが本記事に関しては完全なる同意。49歳のおっさんの子供といえば子供の生まれた年にもよるが小さくとも中学生、下手すると孫がいても不思議ではない。しかも公務員。
なのに、服を着るのが面倒という理由の全裸ゴミ出し、一瞬、「裸だったら何が悪い」と名言ならぬ迷言を残した草なぎ剛を想起したがあちらは完全なる泥酔状態、多少の情状酌量はあれど(なぜか草なぎは「シンゴー!シンゴー!」と叫んでいたという)、こちらはしらふで現役の公務員様ですから考えれば考える程意味が分からない。懲戒免職処分まではともかく、失職は免れまい。常識的に考えれば考えるほど、間尺に合わないチン(!)事だろう。
この人が何事もなく、定年まで勤めあげればまわりの人の評価はとにかく真面目でいい奴だったで帰結すると思う。まあ本人を知らないので思うとしか言えないが、実際、市役所を定年退職した人で悪く言われている人を自分は聞いたことがないので恐らくこの推察はあながち的外れとは言えぬであろう。
しかし、全裸でゴミ捨てて退職処分じゃ、あることないこと言われるに決まっている。何言われるか分かったもんじゃない。基本市民って暇だし。
「数年前、学校帰りの女子高生が見知らぬ男に股間を見せられるという事件があったが、あれも野郎の仕業だと言われている(←完全なるでっち上げ、しかし言われても致し方なし)」
「あいつんちじゃ、家族全員、家ん中は裸でいるそうだ。飯食う時もテレビ見るときも裸、冬はストーブ付けて裸でいるそうだ。貴重な石油無駄にすんじゃねー、服を着ろよ、ゴミが(←お前見たんかい、でもこれも話に尾ひれがついてしまうのも仕方なし)」
「俺が見たときは野郎、全裸だったが自分の竿に穴を開けたコンニャクを巻いとったわ(←完全に作り話)」
「野郎、夜中に全裸で郵便ポストにぽこちんを突っ込んでたって話や(←誰もそんなことは言っていない、これも完全な作り話)」
「野郎んちじゃ、おっかぁと子供がヤッてるそうだ(←完全にフランス書院の世界)」
もうね、どんなに市役所で真面目に勤務していようが全裸の現行犯で逮捕されているから何言われてもしょうがない部分はある。まさに悪貨は良貨を駆逐するの世界だろう。生前(死んでねぇし)、役所で何か功績を残したとしてももはや説得力はゼロだ。
コイツの死後、コイツを周りの人間が彼をいったいどう評価するのかという話である。
植草一秀という経済学者がいる。この名前を聞いてピーンと来た人も多いと思う。東大の経済学部卒業後、旧大蔵省に入省し、財政金融研究所研究官という大蔵官僚にまで出世した大変頭のよい人物だ。だが、ピーンと来た人の大半は彼の経済論に対してではなく、「あー、あの変態経済学者か」という点であろう。
もうね、何度も性犯罪で逮捕され、実刑判決を受けている人をどんなに頭脳明晰であったとしても信用しろというのは無理な話でしょう。
別に虎は死して皮を留め、人は死して名を残す的な話ではありません。
世の中、絶対的な善人もいなけりゃ、絶対的な悪人もいない、結局、誤解を恐れずにいうのであれば程度の度合いの問題である。
死刑にされた極悪人だって、最低限度の改悛の情はあろう。他の民族は分からんが日本人は上っ面だけを見て判断する民族である。そこをどうこういうつもりはなく、そうであれば自分はどう立ち振る舞うかということである。
なにも、慈善事業をして政府から勲章をもらおうなどいう上質な話ではなく、せめて身の周りの人間からは無茶もしたけど、あいつはいい奴だったなと言われるような生き方をしたいと思うのです。若いころはまったくそんなこと思いもしなかったが最近はやたらそう思うのです。
別に体調が悪いとか、自殺願望があるというわけではありません。あしからず。