ネガキャンの真の意味
- 2018/01/23
- 10:25
著名人の文春批判が止まらない。
『舛添要一 週刊誌による興味本位の有名人不倫報道、いつまでこんな非生産的なことを続けるのか。日本は確実に劣化していく。』
『小田嶋隆 文春砲の罪は、個々のパパラッチ事例よりも、「人民裁判」というのか「報道リンチ」をコンテンツ化してしまったところにあると思っている』
『堀江貴文 調子に乗って部数稼げるって思い込んでるだけ。すぐに潰せる』
『小林よしのり 「姦通罪真理教の週刊文春を解剖する!」 タレコミOKだ。ガンガンやるぞ! オウム真理教と戦って以来の戦争だ。 カルト文春を潰せ! 写真も何度でも載せてやるぞ! ストーカー・チームの写真を持ってる者は送ってくれ。 どんどん発表しよう。』
これって、著名人がいくら声高に騒いだとしても、結局のところ、市場の原理だと思うのです。
単純に民衆が文春砲を支持すればこれからも部数を伸ばすし、いい加減にしろと見限れば廃刊に追い込まれる、至って当たり前の話だと思うのです。
例えば、コーラ、積極的にコーラを飲みなさいと勧める医者や薬学研究者は殆どいないと思われます。実際過去にはコーラを飲むと骨が溶けるとネガティブキャンペーンが繰り広げられたこともある。
まあこのネガティブキャンペーンについては日本コカ・コーラ株式会社がホームページ上で公式に「清涼飲料、果汁などの酸を含む液体に、抜けた歯や魚の骨を長い間つけておくと、含まれるカルシウムやマグネシウムが溶けます。しかし、飲みものですので人間の骨に直接ふれたり、歯に長い間くっついていることはありません。安心してお飲みください。」と否定しており、少なくとも骨が溶けるという部分に関して言えば安全が担保されているといえるだろうが、コーラが健康にいいと思っている人は殆どいないと思います。
しかしながら、コーラを売っていないコンビニがどこにもないようにコーラは変わらず売れ続けている。
コーラの負の側面からコーラを飲むことをやめる人がいるのも事実であると同時にそんなものはどこ吹く風と平気で飲み続ける人もいる。
また、テレビ局にとってもコーラはお得意様である以上、よほどの不祥事が明るみにならない限り、積極的にペプシにしろ、コカ・コーラにしろ、コーラを叩くということはあり得ず、研究者がコーラの害悪をいくら叫んだところで民放各社に取り上げられることは殆どない。これも市場の原理。
文春も同様だと思うのだ。今回の件に限らず、下世話な痴話ごとにあきれ果ててもう読むのをやめようと思う人もいれば人の不幸は蜜の味と有名人の不倫ネタがたまらなく好きだという人もいると思う。
俺が言っているのは文春の是非を問う話ではない。市場の原理を話している。
これがタバコや酒などの行政の縛りを受けるものであればまた別。年々タバコを吸う人が減っている。行政が過剰に税金を掛けた結果、1箱500円はさすがに払いきれないと、その結果、嫌煙家が増えた。もっともその法律による締め付けも含めて市場の原理と言えなくもないが。
いずれせよ、言論の自由という錦の御旗が文春にある以上、キャスティングボートを担うのは著名人ではなく、不特定多数である民衆の側。
個人的には著名人がむしろ著名人が騒げば騒ぐほど文春に注目が集まり、より発行部数を伸ばすと思っており、昔から敵の敵は味方というように著名人がネガキャンを繰り返すたびに却って文春の発行部数を伸ばすという、超優秀な宣伝部長の役割を担っていると思うのです、しかも宣伝費を一切払わずに。文春憎しと叩いている著名人はこの皮肉なパラドックス的現象を分かったうえでネガティブキャンペーンを行っているのかって話。
『舛添要一 週刊誌による興味本位の有名人不倫報道、いつまでこんな非生産的なことを続けるのか。日本は確実に劣化していく。』
『小田嶋隆 文春砲の罪は、個々のパパラッチ事例よりも、「人民裁判」というのか「報道リンチ」をコンテンツ化してしまったところにあると思っている』
『堀江貴文 調子に乗って部数稼げるって思い込んでるだけ。すぐに潰せる』
『小林よしのり 「姦通罪真理教の週刊文春を解剖する!」 タレコミOKだ。ガンガンやるぞ! オウム真理教と戦って以来の戦争だ。 カルト文春を潰せ! 写真も何度でも載せてやるぞ! ストーカー・チームの写真を持ってる者は送ってくれ。 どんどん発表しよう。』
これって、著名人がいくら声高に騒いだとしても、結局のところ、市場の原理だと思うのです。
単純に民衆が文春砲を支持すればこれからも部数を伸ばすし、いい加減にしろと見限れば廃刊に追い込まれる、至って当たり前の話だと思うのです。
例えば、コーラ、積極的にコーラを飲みなさいと勧める医者や薬学研究者は殆どいないと思われます。実際過去にはコーラを飲むと骨が溶けるとネガティブキャンペーンが繰り広げられたこともある。
まあこのネガティブキャンペーンについては日本コカ・コーラ株式会社がホームページ上で公式に「清涼飲料、果汁などの酸を含む液体に、抜けた歯や魚の骨を長い間つけておくと、含まれるカルシウムやマグネシウムが溶けます。しかし、飲みものですので人間の骨に直接ふれたり、歯に長い間くっついていることはありません。安心してお飲みください。」と否定しており、少なくとも骨が溶けるという部分に関して言えば安全が担保されているといえるだろうが、コーラが健康にいいと思っている人は殆どいないと思います。
しかしながら、コーラを売っていないコンビニがどこにもないようにコーラは変わらず売れ続けている。
コーラの負の側面からコーラを飲むことをやめる人がいるのも事実であると同時にそんなものはどこ吹く風と平気で飲み続ける人もいる。
また、テレビ局にとってもコーラはお得意様である以上、よほどの不祥事が明るみにならない限り、積極的にペプシにしろ、コカ・コーラにしろ、コーラを叩くということはあり得ず、研究者がコーラの害悪をいくら叫んだところで民放各社に取り上げられることは殆どない。これも市場の原理。
文春も同様だと思うのだ。今回の件に限らず、下世話な痴話ごとにあきれ果ててもう読むのをやめようと思う人もいれば人の不幸は蜜の味と有名人の不倫ネタがたまらなく好きだという人もいると思う。
俺が言っているのは文春の是非を問う話ではない。市場の原理を話している。
これがタバコや酒などの行政の縛りを受けるものであればまた別。年々タバコを吸う人が減っている。行政が過剰に税金を掛けた結果、1箱500円はさすがに払いきれないと、その結果、嫌煙家が増えた。もっともその法律による締め付けも含めて市場の原理と言えなくもないが。
いずれせよ、言論の自由という錦の御旗が文春にある以上、キャスティングボートを担うのは著名人ではなく、不特定多数である民衆の側。
個人的には著名人がむしろ著名人が騒げば騒ぐほど文春に注目が集まり、より発行部数を伸ばすと思っており、昔から敵の敵は味方というように著名人がネガキャンを繰り返すたびに却って文春の発行部数を伸ばすという、超優秀な宣伝部長の役割を担っていると思うのです、しかも宣伝費を一切払わずに。文春憎しと叩いている著名人はこの皮肉なパラドックス的現象を分かったうえでネガティブキャンペーンを行っているのかって話。