覆面の北枕

先週、日本サッカーは男女ともに完敗してしまったわけじゃないですか、極右主義者の自分からすると意外かもしれませんが、勝った韓国、北朝鮮の選手には敬意を表したい。

試合前、サポーターレベルでの薄汚い舌戦はあったかもしれないが彼ら、彼女らは何も卑怯な手を使って勝ったわけではない。真っ向からぶつかって負けたのである、しかも完膚なきまで打ちのめされ、現時点での完成度の高さは圧倒的に韓国、北朝鮮の方が数段上であると言わざるを得ない。あまりに負けすぎてこのままいくと男子のハリルホジッチ監督、女子の高倉監督の進退問題にまで発展しそうな勢いである。

いずれせよ、力を出し切った結果が完敗なのである。

ネットではこのサッカーの試合に関しても韓国、北朝鮮への罵詈雑言で溢れているが、勝った韓国、北朝鮮のチームや選手を侮辱することはそれはそっくりそのまま日本選手への侮辱へと繋がるということをよく弁えないといけない。

侮辱した相手に完敗を喫するということはその侮辱されるべき相手以下の惨めな存在であるということになってしまう。

不甲斐ない結果ではあり、忸怩たる思いはサッカーファンならずともであろうが、受け入れるべきところは受け入れ、称賛するところは称賛しないと、いつまで経っても先に進めなく、未来永劫、韓国や北朝鮮を追い抜くということは不可能だ。

政治的なしがらみから例えスポーツであっても、どうしても因縁の対決としてクローズアップされがちであるが政治とスポーツは全く切り離して考えるべきだと思う。

もちろん、政治的には朝鮮人、中国人が日本人にとって不俱戴天の仇であることは変わりはない。