チケキャン
- 2017/12/09
- 17:51
カラフィナ、米米クラブ、布袋寅泰、杏里、加古隆、松井常松と、音楽に関して言えば一流アーティストのコンサートを間近でしっかりと堪能できた、実に充実した一年であったと言える。どのコンサートも胸に強く響き渡る素晴らしいコンサートであったと言い切れるが、それもこれもすべて前方から10番目以内の席を確保出来たからというのも大きい。その良席も松井さんのコンサートを除けばすべてチケットキャンプを通じて手に入れたものである。
そのチケットキャンプに捜査のメスが入った。
具体的にどのあたりの部分が捜査対象なのか現段階では分からぬがチケキャンのやっていることというのは突き詰めるとネットダフ屋に相違はなく、既得権益が極東会を中心とする的屋系ヤクザ組織からネット関連企業(具体的にはミクシィ)に移ったに過ぎない。むしろ考えようによっては直接反社会勢力から買うのと違い、利用者も後ろめたさは感じにくく、より悪質だと言えなくもない。アーティストをはじめ、芸能関係者は不当なチケット転売を苦々しく思っているはずだ。
個人的には、高くとも出来るだけ近くで見れるいい席が欲しいと思っているため、確実に良席が手に入るチケキャンやチケット流通センターは実にありがたいサービスであった。万が一、チケットが不着や偽造の場合、払い込みした料金が返金されるシステムも有り難かった(幸い未だかつてそんなことには遭遇していないが)。
このまま、チケキャンが封鎖されてしまうのか、それとも問題を解決してまた新たなスタートを切るのかは不明だが、東京オリンピックを控え、チケットの転売防止に行政が介入してくるのは疑いようがなく、つい先日も自民党の石破議員、三原じゅん子参議院議員らが中心になり、チケットの高額転売防止の法制化に向け、会合が開かれたばかりである。
法案が通れば、チケキャンのみならず、ヤフオク、メルカリなども規制されるばずであり、自分のような高くてもいいので間近でアーティストを見たいという人間には冬の時代到来と言えるであろう。
法律に関して言えば悪法も法なりで従うしかない。定価を上回るチケット転売が違法であり、販売者のみならず購入者も罰せられるというのであれば購入を差し控えるしかない。
ただ、先日、TRFのコンサートチケットを公式サイトを通じて申し込んだのだが、これは面白いシステムだ。チケットが以下の2つ用意されている。
『【料金/席種】
★SS指定席(1F前方席) 15,000円(税込)
※来場特典①
・当日来場されたお客様には公演終演後メンバーとのミート&グリート+記念撮影会参加権付
※来場特典②
・当日来場されたお客様にはTRF25周年記念品を入場時にプレゼント
★指定席(S席) 7,800円(税込)
※来場者特典
・当日来場されたお客様には25周年記念品を入場時にプレゼント』
申し込みは抽選なのであるが自分はSS席を申し込んだ。来週当落が発表されるが本気で転売防止を考えるのなら日本のアーティストもこのような高額のプレミアリザーブシートを用意してもらいたい。このプレミアリザーブシート、海外アーティストでは当たり前のシステムであり、ライブ後にジョンに会えるボン・ジョビのプレミア席は30万円、同じくビヨンセに会える最前列プレミアシートは10万円が定価である。
金のあるなしで席の優劣をつけていき、プレミアシート着席には身分証の拝見を必須にすればチケット転売問題の大半はかたが付く。厳密にいうと応募の代行業者なども出てくると思われ、完全にダフ屋を無くすことは不可能かもしれないがそれでも大分減るのは確実だろう。
問答無用でチケット転売を取り締まるのではなく、同時にこういった金持ち向けのサービスも考えて欲しいのです。
俺は貧乏人ですが(笑)。
そのチケットキャンプに捜査のメスが入った。
具体的にどのあたりの部分が捜査対象なのか現段階では分からぬがチケキャンのやっていることというのは突き詰めるとネットダフ屋に相違はなく、既得権益が極東会を中心とする的屋系ヤクザ組織からネット関連企業(具体的にはミクシィ)に移ったに過ぎない。むしろ考えようによっては直接反社会勢力から買うのと違い、利用者も後ろめたさは感じにくく、より悪質だと言えなくもない。アーティストをはじめ、芸能関係者は不当なチケット転売を苦々しく思っているはずだ。
個人的には、高くとも出来るだけ近くで見れるいい席が欲しいと思っているため、確実に良席が手に入るチケキャンやチケット流通センターは実にありがたいサービスであった。万が一、チケットが不着や偽造の場合、払い込みした料金が返金されるシステムも有り難かった(幸い未だかつてそんなことには遭遇していないが)。
このまま、チケキャンが封鎖されてしまうのか、それとも問題を解決してまた新たなスタートを切るのかは不明だが、東京オリンピックを控え、チケットの転売防止に行政が介入してくるのは疑いようがなく、つい先日も自民党の石破議員、三原じゅん子参議院議員らが中心になり、チケットの高額転売防止の法制化に向け、会合が開かれたばかりである。
法案が通れば、チケキャンのみならず、ヤフオク、メルカリなども規制されるばずであり、自分のような高くてもいいので間近でアーティストを見たいという人間には冬の時代到来と言えるであろう。
法律に関して言えば悪法も法なりで従うしかない。定価を上回るチケット転売が違法であり、販売者のみならず購入者も罰せられるというのであれば購入を差し控えるしかない。
ただ、先日、TRFのコンサートチケットを公式サイトを通じて申し込んだのだが、これは面白いシステムだ。チケットが以下の2つ用意されている。
『【料金/席種】
★SS指定席(1F前方席) 15,000円(税込)
※来場特典①
・当日来場されたお客様には公演終演後メンバーとのミート&グリート+記念撮影会参加権付
※来場特典②
・当日来場されたお客様にはTRF25周年記念品を入場時にプレゼント
★指定席(S席) 7,800円(税込)
※来場者特典
・当日来場されたお客様には25周年記念品を入場時にプレゼント』
申し込みは抽選なのであるが自分はSS席を申し込んだ。来週当落が発表されるが本気で転売防止を考えるのなら日本のアーティストもこのような高額のプレミアリザーブシートを用意してもらいたい。このプレミアリザーブシート、海外アーティストでは当たり前のシステムであり、ライブ後にジョンに会えるボン・ジョビのプレミア席は30万円、同じくビヨンセに会える最前列プレミアシートは10万円が定価である。
金のあるなしで席の優劣をつけていき、プレミアシート着席には身分証の拝見を必須にすればチケット転売問題の大半はかたが付く。厳密にいうと応募の代行業者なども出てくると思われ、完全にダフ屋を無くすことは不可能かもしれないがそれでも大分減るのは確実だろう。
問答無用でチケット転売を取り締まるのではなく、同時にこういった金持ち向けのサービスも考えて欲しいのです。
俺は貧乏人ですが(笑)。