深く考えることにさほど意味がないと思うわけで
- 2017/11/03
- 18:58
もちろん、褒め称えているわけではない。
そこを踏まえて聞いてもらいたいのだが、9人の殺害をほのめかしている白石容疑者、純粋に凄いと思う。
犯罪をしない理由には大きく分けて2つあると思う。
1.法律で禁止されているから犯罪を犯さない
2.法律を超越したモラルを重視するため犯罪を犯さない
まず1、働かずに大金が欲しい、殺したい奴がいる等々、心の欲求としてそういう思いはあるがやはり捕まって刑務所に服役したり、死刑になったりすることは嫌なので犯罪は犯さないというパターン。法律が枷となり、抑止力として機能しているといっていいだろう。事実、俺が殺人を犯さないの理由はここ。気に入らない奴を弾くことに何の罪悪感も感じないと思うが(やったことがないのであくまでも想像)、捕まった後のことを考えるとやはり人を殺せない。
続いて2、俺は振り込め詐欺や強姦、違法薬物事犯など、外道のすることであると思っており、法律とはまったく別の意図ですることを善しとない。例えば果たして本当にそういう方法があるのかどうかは別にして絶対に捕まらない振り込め詐欺のやり方があったとしても年寄りを泣かすようなことはやらない。生き方ではなく生き様の問題。
交通事故などの過失を除けば大抵の犯罪はこの2つの理由が犯罪を犯すか否かの分岐点になると思う。
最近話題になっている刺青は医療行為か否かなど当人に法を犯しているという意識がない犯罪もあるがそれはここでは問わないことにする(医師免許を持たない彫師の刺青行為が違法か合法かは只今最高裁で係争中のため、判決によっては犯罪に当たらない可能性もあり)。
当局の思惑によって解釈は大きく変わるため、十把一絡には出来ないが、いずれにせよ法を犯すには規範意識とモラルの2つが分水嶺となっていることに異論はないであろう。
白石容疑者しかり、戦後最悪の殺人事件を引き起こした植松聖容疑者しかり、彼らはもはや我々常人がする理解の範疇を遥かに超越してしまい、この1も2もあまりというか、まったく機能しておらず、善悪や利害とは別次元のレベルで犯罪を犯していると思うのである。その意味で凄いといった。
突き詰めて考えるとこういうものって実は親の教育や生活環境とはあまり関係ないものだと思う。
二十世紀最大の悪魔と言えば当ブログではお馴染みのアドルフ・ヒトラー。優生思想により、ユダヤ人、同性愛者、知的障害者を大量に殺害した。これさえなければ彼こそがドイツ史上最高の政治家という学者も多いのだが彼が虐殺を指示したのは歴史の証明するところであり、でっち上げられた南京事件や従軍慰安婦問題とは違い完全なる事実である。
では、ヒトラーの性格とはどのように形成されていったのであろうか。
ヒトラーの父親は税務官吏であり、厳しい人間であったが息子に対する愛情は人並み以上に持ち合わせていたし、母親は過保護すぎるぐらいアドルフ少年を溺愛した。安定した収入を得る父と人一倍優しい母親に育てられ、当時のオーストリア国内(ヒトラーはドイツ人ではなく、オーストリア人である)ではかなり恵まれた家庭であるといえる。性格が歪む原因は全く見つからない。少なくとも現在明らかになっているヒトラー関連の文献や証言には彼が愛に飢えていたということは見当たらず、大量虐殺に向かう原風景的なものは未だ見つかっていない。身も蓋もない話だが、ただ単にそういう人なのだ。
白石容疑者も植松容疑者も親の教育や生活環を超越したそういう人なのだ。
でないと、説明がつかない。
そこを踏まえて聞いてもらいたいのだが、9人の殺害をほのめかしている白石容疑者、純粋に凄いと思う。
犯罪をしない理由には大きく分けて2つあると思う。
1.法律で禁止されているから犯罪を犯さない
2.法律を超越したモラルを重視するため犯罪を犯さない
まず1、働かずに大金が欲しい、殺したい奴がいる等々、心の欲求としてそういう思いはあるがやはり捕まって刑務所に服役したり、死刑になったりすることは嫌なので犯罪は犯さないというパターン。法律が枷となり、抑止力として機能しているといっていいだろう。事実、俺が殺人を犯さないの理由はここ。気に入らない奴を弾くことに何の罪悪感も感じないと思うが(やったことがないのであくまでも想像)、捕まった後のことを考えるとやはり人を殺せない。
続いて2、俺は振り込め詐欺や強姦、違法薬物事犯など、外道のすることであると思っており、法律とはまったく別の意図ですることを善しとない。例えば果たして本当にそういう方法があるのかどうかは別にして絶対に捕まらない振り込め詐欺のやり方があったとしても年寄りを泣かすようなことはやらない。生き方ではなく生き様の問題。
交通事故などの過失を除けば大抵の犯罪はこの2つの理由が犯罪を犯すか否かの分岐点になると思う。
最近話題になっている刺青は医療行為か否かなど当人に法を犯しているという意識がない犯罪もあるがそれはここでは問わないことにする(医師免許を持たない彫師の刺青行為が違法か合法かは只今最高裁で係争中のため、判決によっては犯罪に当たらない可能性もあり)。
当局の思惑によって解釈は大きく変わるため、十把一絡には出来ないが、いずれにせよ法を犯すには規範意識とモラルの2つが分水嶺となっていることに異論はないであろう。
白石容疑者しかり、戦後最悪の殺人事件を引き起こした植松聖容疑者しかり、彼らはもはや我々常人がする理解の範疇を遥かに超越してしまい、この1も2もあまりというか、まったく機能しておらず、善悪や利害とは別次元のレベルで犯罪を犯していると思うのである。その意味で凄いといった。
突き詰めて考えるとこういうものって実は親の教育や生活環境とはあまり関係ないものだと思う。
二十世紀最大の悪魔と言えば当ブログではお馴染みのアドルフ・ヒトラー。優生思想により、ユダヤ人、同性愛者、知的障害者を大量に殺害した。これさえなければ彼こそがドイツ史上最高の政治家という学者も多いのだが彼が虐殺を指示したのは歴史の証明するところであり、でっち上げられた南京事件や従軍慰安婦問題とは違い完全なる事実である。
では、ヒトラーの性格とはどのように形成されていったのであろうか。
ヒトラーの父親は税務官吏であり、厳しい人間であったが息子に対する愛情は人並み以上に持ち合わせていたし、母親は過保護すぎるぐらいアドルフ少年を溺愛した。安定した収入を得る父と人一倍優しい母親に育てられ、当時のオーストリア国内(ヒトラーはドイツ人ではなく、オーストリア人である)ではかなり恵まれた家庭であるといえる。性格が歪む原因は全く見つからない。少なくとも現在明らかになっているヒトラー関連の文献や証言には彼が愛に飢えていたということは見当たらず、大量虐殺に向かう原風景的なものは未だ見つかっていない。身も蓋もない話だが、ただ単にそういう人なのだ。
白石容疑者も植松容疑者も親の教育や生活環を超越したそういう人なのだ。
でないと、説明がつかない。