覆面の北枕

テレビはNHKのニュースウォッチ9とNHKスペシャルぐらいしか見ず、一週間トータルで考えると、7時間もいかないと思うのですが、反面ラジオはよく聴く。スマホのアプリを使えばオンデマンド放送も愉しめるので大変重宝している。

そんなラジオですが、先日何気なく聴いていると、爆風スランプの名曲「大きな玉ねぎの下で 」が流れた。個人的にあまり爆風が好きではなく、CDを買うはおろか、レンタルしたことすらないのですが、この曲は切なさが沁みるちゅーか、まあ好き。

ただ、好きとはいっても漠然とメロディーと歌詞が好きなだけで特に深い思い入れはない。そもそも失恋ごときで涙を浮かべたことがない。（いかりや長介風に）次いってみよ～と思うだけだ。

そんな「大きな玉ねぎの下で 」ですが、ふと思った、今更ですが、大きな玉ねぎとはなんぞやと。

これが浅草なら分かる。

吾妻橋（！）の駅へ向かう人の波
僕は一人涙を浮かべて
隅田川の（！） 月の水面 振り向けば
澄んだ空に光る大便（！）～




あー、アサヒビールのあれかってさ。

しかし、九段下の駅や千鳥ヶ淵は過去数回行っているが光る玉ねぎが何かは分からん。恐らく何かを比喩しているのであろうということは歌詞の端々から分かるのだが光る玉ねぎが何なのかは分からない。

調べたら分かりました。こういう時スマホって便利だよな。わざわざパソコン開いてまで調べようとは思わないけど、特に知らなくとも生活には困らない、なんとなくもやもやしたものを調べるのにスマホは非常に便利だ。

それで調べたところ、なんだよ、光る玉ねぎって武道館のてっぺんにある擬宝珠（ぎぼし）かい。何度も見てるわい。言われてみれば確かに玉ねぎだ。あー、納得。歯間に挟まった食べカスがぽろっと取れたような心地よさ。




調べないと玉ねぎだと気付かない、そんなワタシはクリエイター失格です。

そこ、頷くな！