バブル期のCMを見ながら
- 2017/08/23
- 12:05
仕事の合間にYouTubeを見るのか、YouTubeの合間に仕事をするのかという問題はさておき、昨日ぼけーっとバブル期のCMをYouTubeで見ていたんですけどね、やっぱいいんだよ。高揚感が今とは比べ物にならず、キュンキュンする。
バブル期というのは俺がちょうど中学生と高校生の時、ガキの俺でさえ、なんの根拠もないのに早く社会に出で世の中ひっくり返してやろうと思っていた(後に茨城の性フーゾク界を散々かき乱すことになる)。アホなくせに、絶対に成功するという妙な自信に満ち溢れていたのをよく覚えており、若気の至りとはいえ真面目に故宅見勝組長のような洗練された都会派の経済ヤクザになったろうじゃんと考えていた。
まあ、経済ヤクザはともかく、あの頃って老いも若きも男も女もみないい意味でギラギラしていたと思う。外資系の証券会社や住専関連の不動産屋に転職してサラリーマンでも年収3000万円なんてザラにいたしね。本来買えば確実に上がるなんてものは投資なんてものではないのだが、株、土地、マンション、ゴルフなどの会員権、とりあえず持ってさえいればどんどん値上がりしてまさに狂喜乱舞のバカ騒ぎ、札束が乱れ飛ぶ面白い時代だったのは確かだ。
話を唐突だが民進党の代表選にシフトする。
枝野さん対前原さんの代表争いが面白い。保守対リベラル、主義主張の違う二人が真っ向からぶつかり合い、それぞれの言い分に頷ける部分もあり、代表選の行方が気になるのであるが、今後の民進党にキュンキュンするかといえばそれがまったくしない。どちらが代表になろうともバブル期のような高揚感はなく、所詮はみんな死んでる「みん死ん党」でしかない。いわば悪足掻きしている泥船。あくまでも舌戦がエンタメ的に面白いだけで期待なんかこれっぽっちもしていない。
この民進党の代表選って、今の時代感を如実に現わしていると思う。
バブル期に覆面少年が抱いた大志、バカでも大きく夢を見られたあの頃と違い、今の中高生が卒業したら世の中をひっくり返してやると思っていたら底抜けのドアホかテロリスト予備軍でしかないだろう。もし現時点で俺が中高生であれば、恐らく、この俺ですら真面目に勉強して官公庁の採用試験を受けていることと思う。
自分自身、元々ケセラセラの虚無主義であるから成るようにしかならないと思っているのだが、これからの時代を生きる十代、二十代の奴ってホントきっついと思う。運動神経がずば抜けており、オリンピックを目指そうとか、歌がやたらと上手くて芸能事務所からオファーがひっきりなしだという、別次元の宇宙人ならともかく、庶民が夢見る時代は終わったというのが実情だと思う。
昔なら自己の姿を深津絵里に投影出来たシンデレラエキスプレスのCMも今じゃ遠い異国の物語、仮に流れたところであまりにも非現実的過ぎて単なる番組間のトイレタイムでしかない。
もっとも、生まれた時から「失われた10年」ゾーンに属する今の若い奴らにしたら今この状況こそが「普遍」であるからなんとも思わず、むしろ案外うまくこの波を乗り切るのかもしれない。
実際、自殺者の推移を見ると今の水準って実はバブル期よりも低い。人口の総数が違うため一概に比較は出来ないが、景気の良かった昔の方が景気の悪い今よりも多く死んでいたというデータは興味深い。
なんとなく、とりとめのない話になってしまったが年寄り懐古趣味的な話だす。
>>川口智秋さん
甥も喜んでくれたので良かったです。水族館は涼しげでよかったですが寒くて海水浴に行けなかった客でごった返し、殺人的に混んでました(笑)。もう少し穏やかな状況で見たかったです。
>>ゆい^^ちゃん
ステキ、生まれて初めて言われました(笑)。
>>トーマス
親父は色んな意味でまずいので連れていきません。先日も取手のキリンビールの工場でヘロヘロになるまでビールを試飲して、終始わけのわからないことを言っておりました。俺は運転なのに一滴も飲めず。
バブル期というのは俺がちょうど中学生と高校生の時、ガキの俺でさえ、なんの根拠もないのに早く社会に出で世の中ひっくり返してやろうと思っていた(後に茨城の性フーゾク界を散々かき乱すことになる)。アホなくせに、絶対に成功するという妙な自信に満ち溢れていたのをよく覚えており、若気の至りとはいえ真面目に故宅見勝組長のような洗練された都会派の経済ヤクザになったろうじゃんと考えていた。
まあ、経済ヤクザはともかく、あの頃って老いも若きも男も女もみないい意味でギラギラしていたと思う。外資系の証券会社や住専関連の不動産屋に転職してサラリーマンでも年収3000万円なんてザラにいたしね。本来買えば確実に上がるなんてものは投資なんてものではないのだが、株、土地、マンション、ゴルフなどの会員権、とりあえず持ってさえいればどんどん値上がりしてまさに狂喜乱舞のバカ騒ぎ、札束が乱れ飛ぶ面白い時代だったのは確かだ。
話を唐突だが民進党の代表選にシフトする。
枝野さん対前原さんの代表争いが面白い。保守対リベラル、主義主張の違う二人が真っ向からぶつかり合い、それぞれの言い分に頷ける部分もあり、代表選の行方が気になるのであるが、今後の民進党にキュンキュンするかといえばそれがまったくしない。どちらが代表になろうともバブル期のような高揚感はなく、所詮はみんな死んでる「みん死ん党」でしかない。いわば悪足掻きしている泥船。あくまでも舌戦がエンタメ的に面白いだけで期待なんかこれっぽっちもしていない。
この民進党の代表選って、今の時代感を如実に現わしていると思う。
バブル期に覆面少年が抱いた大志、バカでも大きく夢を見られたあの頃と違い、今の中高生が卒業したら世の中をひっくり返してやると思っていたら底抜けのドアホかテロリスト予備軍でしかないだろう。もし現時点で俺が中高生であれば、恐らく、この俺ですら真面目に勉強して官公庁の採用試験を受けていることと思う。
自分自身、元々ケセラセラの虚無主義であるから成るようにしかならないと思っているのだが、これからの時代を生きる十代、二十代の奴ってホントきっついと思う。運動神経がずば抜けており、オリンピックを目指そうとか、歌がやたらと上手くて芸能事務所からオファーがひっきりなしだという、別次元の宇宙人ならともかく、庶民が夢見る時代は終わったというのが実情だと思う。
昔なら自己の姿を深津絵里に投影出来たシンデレラエキスプレスのCMも今じゃ遠い異国の物語、仮に流れたところであまりにも非現実的過ぎて単なる番組間のトイレタイムでしかない。
もっとも、生まれた時から「失われた10年」ゾーンに属する今の若い奴らにしたら今この状況こそが「普遍」であるからなんとも思わず、むしろ案外うまくこの波を乗り切るのかもしれない。
実際、自殺者の推移を見ると今の水準って実はバブル期よりも低い。人口の総数が違うため一概に比較は出来ないが、景気の良かった昔の方が景気の悪い今よりも多く死んでいたというデータは興味深い。
なんとなく、とりとめのない話になってしまったが年寄り懐古趣味的な話だす。
>>川口智秋さん
甥も喜んでくれたので良かったです。水族館は涼しげでよかったですが寒くて海水浴に行けなかった客でごった返し、殺人的に混んでました(笑)。もう少し穏やかな状況で見たかったです。
>>ゆい^^ちゃん
ステキ、生まれて初めて言われました(笑)。
>>トーマス
親父は色んな意味でまずいので連れていきません。先日も取手のキリンビールの工場でヘロヘロになるまでビールを試飲して、終始わけのわからないことを言っておりました。俺は運転なのに一滴も飲めず。