ポピュリズムとは大衆に迎合して人気をあおる政治姿勢のことをいう
- 2017/07/03
- 11:17
都議選で自民党の惨敗、獲得議席数23議席というのは自民党創設依頼初めてらしいのだが、だからといって次の衆院選で自民党が惨敗するかといえばまずそんなことないわな。民進党の体たらくが続く限り、自民党の一強多弱は今後も続く。
今回に関していえば稲田さんの失言や加計学園問題があったにせよ、争点はそこではなく、都議会を牛耳っていた内田茂氏への怒りと、舛添、猪瀬と失政続きの都知事への失望感からもしかして小池さんならなんとかしてくれるんじゃなかろうかという期待感の表われだと思う。
また、小池さんの敵を作り上げ、その敵を正義の鉄槌で打ち砕くという、勧善懲悪ものの劇場型選挙という手法は非常に分かりやすく、大衆のハートを鷲掴みにするのに最適であるのはヒトラーが政権を獲った時から何も変わっていない。
ちなみに余談であるがナチスがドイツの第一党になったのも選挙という合法的な手段を用いての結果であり、決して革命などの暴力的手段を講じたわけではない。ナチスが躍進した背景にあったのは第一次世界大戦の多額の賠償金に加え、世界恐慌に端を発したハイパーインフレだ、もしかしたらヒトラーという男であれば疲弊したドイツ経済を立て直し、悪の元凶であるフランスからの抑圧をなんとかしてくれるかもしれないという期待の表れであったのだ。まさにポピュリズム。
本人の口から出たことないがこのナチス式ワンセンテンス劇場型の政治手法をそっくりそのまま真似たのが小泉元総理、その愛弟子である小池知事は小泉さんのもとで選挙の薫陶を受けたことは想像に難くないわけで、小池さんを見ていると、俺なんかはリトル小泉純一郎としか正直思えない。
なお、この劇場型政治には欠点もある。叩くべき敵が存在しないと何かと都合が悪い。敵が存在しているうちはいいのだが、問題は叩く敵がいなくなったときである。
無理やりにでも敵を作り出せるときはいいが、敵が存在しなくなったとき、大衆に迎合できなるわけであるから飽きられてしまう。いずれにせよ、小池さんの真価が問われるのはこれからだ。
今回に関していえば稲田さんの失言や加計学園問題があったにせよ、争点はそこではなく、都議会を牛耳っていた内田茂氏への怒りと、舛添、猪瀬と失政続きの都知事への失望感からもしかして小池さんならなんとかしてくれるんじゃなかろうかという期待感の表われだと思う。
また、小池さんの敵を作り上げ、その敵を正義の鉄槌で打ち砕くという、勧善懲悪ものの劇場型選挙という手法は非常に分かりやすく、大衆のハートを鷲掴みにするのに最適であるのはヒトラーが政権を獲った時から何も変わっていない。
ちなみに余談であるがナチスがドイツの第一党になったのも選挙という合法的な手段を用いての結果であり、決して革命などの暴力的手段を講じたわけではない。ナチスが躍進した背景にあったのは第一次世界大戦の多額の賠償金に加え、世界恐慌に端を発したハイパーインフレだ、もしかしたらヒトラーという男であれば疲弊したドイツ経済を立て直し、悪の元凶であるフランスからの抑圧をなんとかしてくれるかもしれないという期待の表れであったのだ。まさにポピュリズム。
本人の口から出たことないがこのナチス式ワンセンテンス劇場型の政治手法をそっくりそのまま真似たのが小泉元総理、その愛弟子である小池知事は小泉さんのもとで選挙の薫陶を受けたことは想像に難くないわけで、小池さんを見ていると、俺なんかはリトル小泉純一郎としか正直思えない。
なお、この劇場型政治には欠点もある。叩くべき敵が存在しないと何かと都合が悪い。敵が存在しているうちはいいのだが、問題は叩く敵がいなくなったときである。
無理やりにでも敵を作り出せるときはいいが、敵が存在しなくなったとき、大衆に迎合できなるわけであるから飽きられてしまう。いずれにせよ、小池さんの真価が問われるのはこれからだ。