英雄なきバカの国
- 2017/04/14
- 08:32
日本史上、もっともエキサイティングな下剋上は明智光秀の本能寺の変であろう。
光秀が信長を討った理由は諸説あり、未だ決定的な理由は定まっていないが、それでも戦国時代の転換期を迎えることになったエポックメイキングな事件には相違ないだろう。
とはいえ、好きな歴史上の人物のアンケートでは常に1位の信長に対して、光秀の評価は著しく低い。しかしながら、好き嫌いは別にして、光秀の気概と行動力に関しては学ぶところが多い。
だからと言って信長なき後、まさか自分が天下人になれるとは思っていなかったはずだ。信長子飼いの家臣もいれば、他の有力大名も存在し、戦国一の頭脳と呼ばれた光秀なら尚のこと、自身にその器量がないことぐらい重々承知していたと推察する。信長打倒の是非はともかく、「敵は本能寺にあり」と、西の方角を向いていた馬頭を東に向き直したことは驚嘆に値する。
そこで北朝鮮に話を移す。
いくら朝鮮人がアホであっても、金正恩体制に批判的な執行部に属する人間のひとりやふたり、いやいや、相当数が存在すると思われる。自分には光秀のような人物がいないものなのかと不思議でならない。もはや、大久保彦左衛門(正式名・忠教)のような金正恩に諫言を呈する真の忠臣を望むのは無理なほど、醜く太ったあの豚は増上慢の極みであろう、であれば、近づいた瞬間、射殺してしまうなり、或いはコメカミに銃口を当て、ブタ野郎を人質に取るような英雄は存在しないものなのかと訝しく思うのである。
ミュンヘン一揆の首謀者として逮捕された若き日のアドルフヒトラーは「政治の正しさとは法が決めるのではなく、後の歴史が決める」と、裁判でそうまくしたてたという。けだし名言であろう。戦争犯罪人として処刑された二・二六事件の首謀者たち、彼らは逆賊として不遇の死を遂げたが僕は一定程度の理解を示している。彼らには堕落した政治腐敗への鉄槌と農村の困窮への救済という大義があった。私利私欲で自分たちが天下人になってやろうなんて意思は微塵もなかった。北朝鮮には彼らのような憂国の士というものは存在しないのだろうか、間抜けなくそブタにおべんちゃらを使うふしだらな人間しかいないのだろうかと、そこがどうしても不思議に思うのだ。
もっとも事態がここまで深刻に陥ってしまったあとでは、推移を見守ること以外何も出来やしない。
光秀が信長を討った理由は諸説あり、未だ決定的な理由は定まっていないが、それでも戦国時代の転換期を迎えることになったエポックメイキングな事件には相違ないだろう。
とはいえ、好きな歴史上の人物のアンケートでは常に1位の信長に対して、光秀の評価は著しく低い。しかしながら、好き嫌いは別にして、光秀の気概と行動力に関しては学ぶところが多い。
だからと言って信長なき後、まさか自分が天下人になれるとは思っていなかったはずだ。信長子飼いの家臣もいれば、他の有力大名も存在し、戦国一の頭脳と呼ばれた光秀なら尚のこと、自身にその器量がないことぐらい重々承知していたと推察する。信長打倒の是非はともかく、「敵は本能寺にあり」と、西の方角を向いていた馬頭を東に向き直したことは驚嘆に値する。
そこで北朝鮮に話を移す。
いくら朝鮮人がアホであっても、金正恩体制に批判的な執行部に属する人間のひとりやふたり、いやいや、相当数が存在すると思われる。自分には光秀のような人物がいないものなのかと不思議でならない。もはや、大久保彦左衛門(正式名・忠教)のような金正恩に諫言を呈する真の忠臣を望むのは無理なほど、醜く太ったあの豚は増上慢の極みであろう、であれば、近づいた瞬間、射殺してしまうなり、或いはコメカミに銃口を当て、ブタ野郎を人質に取るような英雄は存在しないものなのかと訝しく思うのである。
ミュンヘン一揆の首謀者として逮捕された若き日のアドルフヒトラーは「政治の正しさとは法が決めるのではなく、後の歴史が決める」と、裁判でそうまくしたてたという。けだし名言であろう。戦争犯罪人として処刑された二・二六事件の首謀者たち、彼らは逆賊として不遇の死を遂げたが僕は一定程度の理解を示している。彼らには堕落した政治腐敗への鉄槌と農村の困窮への救済という大義があった。私利私欲で自分たちが天下人になってやろうなんて意思は微塵もなかった。北朝鮮には彼らのような憂国の士というものは存在しないのだろうか、間抜けなくそブタにおべんちゃらを使うふしだらな人間しかいないのだろうかと、そこがどうしても不思議に思うのだ。
もっとも事態がここまで深刻に陥ってしまったあとでは、推移を見守ること以外何も出来やしない。