もう一度賃金の基本を考えてみよう
- 2017/04/12
- 17:09
しょーもない貧乏な奴の話、まずは以下を読んで頂きたい。
http://news.livedoor.com/article/detail/12918639/
毎度書いていますが世の中には賃金の仕組みが分かっていない人が多くて呆れる。
賃金とはステークホルダー(資本家)側からすると、労働力を商品に見立て、あくまでもその対価でしかないわけ。
例えば、コンビニのバイト、東京では時給1000円、最低賃金が全国で一番低い沖縄県(714円)であれば時給750円だとすんじゃん。これって、なにも東京のコンビニオーナーが太っ腹で、沖縄のオーナーがケチってわけじゃないよね、東京ではコンビニの数も多く、同じビルに二つのコンビニが同時にテナントとして入居しているなんてことが現実にあるわけで、求職者の方が引く手あまたで有利だったりする。その求職者をいかに自分の店に引き入れるかといえば、そこはもうお金しかない。向こうのファミリマートが時給950円で募集を入れたから、ウチは1000円だ、みたいなチキンレースによって時給が決まっていくわけよ。
対して、就職希望者の数が多い場合、いわゆる有効求人倍率が1.0を下回っているような場合だとわざわざ高い金を払わなくとも人は集まるので無理して高い時給を払う必要はないよね、ここまで大丈夫?
自分のことを商品として見られることを不本意に思うかもしれませんが経営者の感覚からするとこれって当たり前の感覚。人を雇うということは労働力を買うということに他ならない。
ちなみに、先日紹介したランサーズの話、たまたま昨日仕事を頼んだのですが、僕ははじめこの仕事をやってくれたら3千円払いますと募集を掛けた。すると、アホみたいにくるわ、くるわ。であれば、わざわざ3千円を払う必要がないのでその募集を一旦取り消し、内容は同じまま、今度は報酬の部分を千円にして依頼を掛けた。確かに、3千円より依頼の数は少ないがそれでも十分集まる。本来であればさらに下げてもよいのだがさすがにそれでは可哀想だと思い、その千円に釣られて集まってきた中から選んだのですが(結構面倒くさい作業ゆえ、時給に均すと恐らく200円程度だと思われ)、経営者であれば如何に賃金を安くするかというのは経営の最重要課題であるため、僕の取った行動は間違っていないと思う。こうして事なきを得たが、もし最初に提示した3000円で人が集まらなければ反対に4000円、5000円と釣り上げていくしかない。こんなものはなにも難しくない計算でしょ、中学の公民の時間に習った需要と供給の話。ヤフオクに出品されている嵐のコンサートチケットと同じで、欲しい人がいれば青天井でどんどん上がるし、聞いたことのない無名の歌手ならタダでもいらないというのと同じ理屈だ。余談だが世の中には空席防止要員のバイトというものが存在し、チケットが大量に売れ残り、会場に空席が目立つようだとそこの空席にバイトが宛がわれ、コンサートの2時間ただ座っているだけで3000円貰えるなんてバイトも存在する。
では、話を戻します。三流私大の文系学部卒で、資格は運転免許だけ、人に誇れるような特技はな~んにもありませ~ん、自分が経営者の立場になって考えて頂きたいのだがこういう人に高給を支払ってまで雇いたいと思いますかって話よ。同じようなスペックの人って特にゆとり世代では掃いて捨てるほど存在しているため、嫌なら無理して働いてもらわなくとも結構というのが経営者側の論理、法に触れないギリギリの低賃金を提示すればいい、そんなんじゃ働けねぇよとガタくれるのなら他の人を探すまでです。そいつの家庭がどんなにひっ迫した状況だって知ったこっちゃねぇ。
特に年齢や経験差が生じない誰がやっても同じ生産性であればこの傾向はより顕著で、採用の基準が「可愛い」や「こき使っても文句を言わなそう」だったりする。
納得がいなくてもそうなの。
自分の人生だから自分を主体に考えるのはもちろんよく分かるんだけど、そこらへんを履き違えている奴がやたらと多い。仕事が終わって家で何を騒ごうともそれは自由だけど、自分を商品として考えたとき、果たして自分に月給30万円の価値があるのかとよーく考えて頂きたい。言っちゃなんだが、せいぜい17万円ぐらいの価値しかないんとちゃいまんのん?そんなもんだって、家で給料が安いって愚痴を言っているような奴って。本当に自分に価値を見出している人間なら愚痴など言わず、すでに何らかの行動を起こしてるはず、だろ?
http://news.livedoor.com/article/detail/12918639/
毎度書いていますが世の中には賃金の仕組みが分かっていない人が多くて呆れる。
賃金とはステークホルダー(資本家)側からすると、労働力を商品に見立て、あくまでもその対価でしかないわけ。
例えば、コンビニのバイト、東京では時給1000円、最低賃金が全国で一番低い沖縄県(714円)であれば時給750円だとすんじゃん。これって、なにも東京のコンビニオーナーが太っ腹で、沖縄のオーナーがケチってわけじゃないよね、東京ではコンビニの数も多く、同じビルに二つのコンビニが同時にテナントとして入居しているなんてことが現実にあるわけで、求職者の方が引く手あまたで有利だったりする。その求職者をいかに自分の店に引き入れるかといえば、そこはもうお金しかない。向こうのファミリマートが時給950円で募集を入れたから、ウチは1000円だ、みたいなチキンレースによって時給が決まっていくわけよ。
対して、就職希望者の数が多い場合、いわゆる有効求人倍率が1.0を下回っているような場合だとわざわざ高い金を払わなくとも人は集まるので無理して高い時給を払う必要はないよね、ここまで大丈夫?
自分のことを商品として見られることを不本意に思うかもしれませんが経営者の感覚からするとこれって当たり前の感覚。人を雇うということは労働力を買うということに他ならない。
ちなみに、先日紹介したランサーズの話、たまたま昨日仕事を頼んだのですが、僕ははじめこの仕事をやってくれたら3千円払いますと募集を掛けた。すると、アホみたいにくるわ、くるわ。であれば、わざわざ3千円を払う必要がないのでその募集を一旦取り消し、内容は同じまま、今度は報酬の部分を千円にして依頼を掛けた。確かに、3千円より依頼の数は少ないがそれでも十分集まる。本来であればさらに下げてもよいのだがさすがにそれでは可哀想だと思い、その千円に釣られて集まってきた中から選んだのですが(結構面倒くさい作業ゆえ、時給に均すと恐らく200円程度だと思われ)、経営者であれば如何に賃金を安くするかというのは経営の最重要課題であるため、僕の取った行動は間違っていないと思う。こうして事なきを得たが、もし最初に提示した3000円で人が集まらなければ反対に4000円、5000円と釣り上げていくしかない。こんなものはなにも難しくない計算でしょ、中学の公民の時間に習った需要と供給の話。ヤフオクに出品されている嵐のコンサートチケットと同じで、欲しい人がいれば青天井でどんどん上がるし、聞いたことのない無名の歌手ならタダでもいらないというのと同じ理屈だ。余談だが世の中には空席防止要員のバイトというものが存在し、チケットが大量に売れ残り、会場に空席が目立つようだとそこの空席にバイトが宛がわれ、コンサートの2時間ただ座っているだけで3000円貰えるなんてバイトも存在する。
では、話を戻します。三流私大の文系学部卒で、資格は運転免許だけ、人に誇れるような特技はな~んにもありませ~ん、自分が経営者の立場になって考えて頂きたいのだがこういう人に高給を支払ってまで雇いたいと思いますかって話よ。同じようなスペックの人って特にゆとり世代では掃いて捨てるほど存在しているため、嫌なら無理して働いてもらわなくとも結構というのが経営者側の論理、法に触れないギリギリの低賃金を提示すればいい、そんなんじゃ働けねぇよとガタくれるのなら他の人を探すまでです。そいつの家庭がどんなにひっ迫した状況だって知ったこっちゃねぇ。
特に年齢や経験差が生じない誰がやっても同じ生産性であればこの傾向はより顕著で、採用の基準が「可愛い」や「こき使っても文句を言わなそう」だったりする。
納得がいなくてもそうなの。
自分の人生だから自分を主体に考えるのはもちろんよく分かるんだけど、そこらへんを履き違えている奴がやたらと多い。仕事が終わって家で何を騒ごうともそれは自由だけど、自分を商品として考えたとき、果たして自分に月給30万円の価値があるのかとよーく考えて頂きたい。言っちゃなんだが、せいぜい17万円ぐらいの価値しかないんとちゃいまんのん?そんなもんだって、家で給料が安いって愚痴を言っているような奴って。本当に自分に価値を見出している人間なら愚痴など言わず、すでに何らかの行動を起こしてるはず、だろ?