この節操のなさはいかに?
- 2017/01/16
- 10:54
『共産党は15日にスタートした党大会に、結党以来初めて民進党など他党幹部を招き、次期衆院選で「本気の共闘」の態勢を組むよう強く迫った。4野党幹部はそろって結束のアピールに努めたが、民進党は最大の支持団体である連合への配慮から、共産党との連携強化になお及び腰で、共闘をめぐる民共両党の温度差は否めない状況だ。
「頑張ろう!」。民進党の安住淳代表代行、自由党の小沢一郎代表らは来賓あいさつを終えると、共産党の志位和夫委員長を中央に挟む形で壇上で固く手を握り、頑張ろうコールを三唱。安倍政権打倒へ協力を誓い合った。』
(時事ドットコムニュース)
相変わらず民進党というのはよく分からない政党ですね。
「私(蓮舫代表)はバリバリの保守ですよ。野田佳彦前首相並みの保守ですよ」(産経ニュース)
党首とナンバーツーである幹事長がこう公言しているにも関わらず、対極にある共産党、社民党との連携を模索する。呉越同舟なほどにもほどがあろうと思い、あまりの節操のなさにほとほと呆れてしまう。こんな調子じゃとてもじゃないが政権奪取なんて出来っこないですよ。これが30年以上前ならね、リクルート事件やロッキード事件、撚糸工連事件のような大規模汚職事件もあったでしょうし、そこを突破口としてかつての旧社会党のように政権奪取も可能でしょうけど、今は個人レベルでの不正はあっても、政党ぐるみの不正や汚職ってまずないと思うのね。だからこそ、政治の中味で勝負しなくてはとてもじゃないが民進党に勝ち目なんてないって。
政治に緊張感を保つためにも個人的には二大政党制というのはすごくいいシステムだと思っている。日本は一党独裁ではありませんけど、現実問題自民党の一党独裁体制なのは周知の通り。矛盾してしまうが自民党支持の俺ですら正直この状況は危ういと思うのです。歯止めをかける第二極が現れないと、なんでもありのファシズムに近い政治体制になってしまう。ホント、極右主義者の自分ですがファシズムが決して正しいとは思っていない。主義主張として極右を標榜しておりますが、そこに至る過程として正しい政治というのが大前提、しかしながら、人は権力を持つとおかしな方向に走り出すというのが世の常であり、それは日本人も例外ではない。そのためにこそ、自民党の対抗馬になりうる強い第二極が必要なんですけど、有権者は保守、リベラルがごった煮状態の民進党にいったい何を期待すればいいのか、さっぱり分かりません。
また、共産党も共産党で意味不明。党首がバリバリの保守を自認する政党と手を握ろうとするのは共産党を支持する人たちに対する冒涜ではないのか。とりあえず事後のことは棚上げをして、まずは自民党を倒すという共通の目的のために手を握ろうという魂胆なのでしょうが、仮に民進党が政権を奪取した場合(ありえないが)、当然ぶつかるのは憲法九条や天皇制、自衛隊の問題、このへんをいったいどう結び付けるのか、主義主張を捻じ曲げても政権を奪取するというのであればもはや共産党が共産党である必要なんてサラサラないではないか(逆も真なりで民進党にも言えるが)。
俺から言わすと安倍さんが強いんじゃなくて民進党が無様すぎるからこの体たらくなんですわ。今年あるのかどうか分かりませんけど、衆議院選挙があれば自民党が圧勝し、益々一強多弱化が進むと思いますよ。
「頑張ろう!」。民進党の安住淳代表代行、自由党の小沢一郎代表らは来賓あいさつを終えると、共産党の志位和夫委員長を中央に挟む形で壇上で固く手を握り、頑張ろうコールを三唱。安倍政権打倒へ協力を誓い合った。』
(時事ドットコムニュース)
相変わらず民進党というのはよく分からない政党ですね。
「私(蓮舫代表)はバリバリの保守ですよ。野田佳彦前首相並みの保守ですよ」(産経ニュース)
党首とナンバーツーである幹事長がこう公言しているにも関わらず、対極にある共産党、社民党との連携を模索する。呉越同舟なほどにもほどがあろうと思い、あまりの節操のなさにほとほと呆れてしまう。こんな調子じゃとてもじゃないが政権奪取なんて出来っこないですよ。これが30年以上前ならね、リクルート事件やロッキード事件、撚糸工連事件のような大規模汚職事件もあったでしょうし、そこを突破口としてかつての旧社会党のように政権奪取も可能でしょうけど、今は個人レベルでの不正はあっても、政党ぐるみの不正や汚職ってまずないと思うのね。だからこそ、政治の中味で勝負しなくてはとてもじゃないが民進党に勝ち目なんてないって。
政治に緊張感を保つためにも個人的には二大政党制というのはすごくいいシステムだと思っている。日本は一党独裁ではありませんけど、現実問題自民党の一党独裁体制なのは周知の通り。矛盾してしまうが自民党支持の俺ですら正直この状況は危ういと思うのです。歯止めをかける第二極が現れないと、なんでもありのファシズムに近い政治体制になってしまう。ホント、極右主義者の自分ですがファシズムが決して正しいとは思っていない。主義主張として極右を標榜しておりますが、そこに至る過程として正しい政治というのが大前提、しかしながら、人は権力を持つとおかしな方向に走り出すというのが世の常であり、それは日本人も例外ではない。そのためにこそ、自民党の対抗馬になりうる強い第二極が必要なんですけど、有権者は保守、リベラルがごった煮状態の民進党にいったい何を期待すればいいのか、さっぱり分かりません。
また、共産党も共産党で意味不明。党首がバリバリの保守を自認する政党と手を握ろうとするのは共産党を支持する人たちに対する冒涜ではないのか。とりあえず事後のことは棚上げをして、まずは自民党を倒すという共通の目的のために手を握ろうという魂胆なのでしょうが、仮に民進党が政権を奪取した場合(ありえないが)、当然ぶつかるのは憲法九条や天皇制、自衛隊の問題、このへんをいったいどう結び付けるのか、主義主張を捻じ曲げても政権を奪取するというのであればもはや共産党が共産党である必要なんてサラサラないではないか(逆も真なりで民進党にも言えるが)。
俺から言わすと安倍さんが強いんじゃなくて民進党が無様すぎるからこの体たらくなんですわ。今年あるのかどうか分かりませんけど、衆議院選挙があれば自民党が圧勝し、益々一強多弱化が進むと思いますよ。