昨日までは連休も重なり、今日あたりからいよいよ本格的な2017年の始動という感じでしょうか。
それでまあ気になったというか、毎年のことなのですが、荒れる成人式関連のニュース、あれって頭の悪い奴と立派な成人と、完全に二通りに分かれますよね。もちろん、大多数の二十歳がまともな考えの持ち主であり、トラブルを起こそうとする奴は割合で言うとせいぜい3%程度のわずかなものだとは思いますが(地域による差は著しい)、どう見てもワイドショーの絵ヅラ的においしい頭の悪い奴っているじゃない。大人になる日なのに子供じみたことをしてまわりに迷惑を掛けたり、逮捕されてしまったりするバカね。
そこが理解できないからバカはバカなんだといえばそれまでですけど、成人式でトラブルを起こすことに対して本当の悪党であった自分からすると(あくまでも元だかんな、元!)、全く理解不能なわけです。恐らく目立つことにエクスタシーを感じ、その後に起きるであろうデメリットを計算できないバカだから結局ああいった行動を起こしてしまうのでしょうけど、自分なんかは悪党をやっていた頃はいかに目立たず、社会に溶け込めるかを考え腐心したものです。目立って社会を敵に回すことのメリットがまるでねぇもの。だから特別トッポい格好もせず、いつもニコニコして腰を低くしていたものです。
そう考えると奴らは後先を考えず、分別のつかない典型的なアホなんでしょう。
もっとも分かりやすいバカであるから、普段は善人ぶったツラして悪事を働いていた自分などに比べ、本能に忠実という意味ではより人間的であるともいえます。
とはいえ、理由の如何を問わず、一生に一度の晴れの舞台を台無しにしてしまうバカはやはり厳罰に処すべきだと思うのです。別に自分の生き方を肯定するつものはさらさらないが、俺は悪事を働いても真っ当に生きていらっしゃる方に迷惑を掛けることは恥だと思ってきたのは事実です。だから、時折舞い込む、善人を狙った不当なシノギには一切手を出さなかった、これだけは唯一胸を張って言える。真っ当に生きている人が損をする社会ではあってはならない、晴れの門出を祝うめでたき日を妨害する輩は言語道断、やつらを若気の至りと看過する理由は何も見当たらず、警察には徹頭徹尾、徹底した取り締まりが求められると思うのです、はい。