少しは考えようか
- 2016/10/09
- 20:09
『最長月130時間の残業などで元電通社員の高橋まつりさん=当時(24)=が自殺し、三田労働基準監督署(東京)が過労死として認定していたことを7日、遺族側弁護士が会見で明らかにした。
弁護士によると、高橋さんは平成27年3月、東京大文学部を卒業後、同年4月に電通に入社。インターネットの広告部門を担当し、同年10月から証券会社の広告業務も入った。
弁護士側が入退館記録を基に集計した残業は、10月が130時間、11月が99時間となっていた。休日や深夜の勤務も連続し、12月25日に、住んでいた寮から投身自殺した。
高橋さんが友人や母親に送信したツイッターなどでは、1日2時間睡眠が続いたことなどを訴えた上で、「これが続くなら死にたいな」「死んだほうがよっぽど幸福」と記していた。』
(産経ニュース)
http://www.sankei.com/affairs/news/161007/afr1610070012-n1.html
死人に鞭打つのもどうかと思うが、大抵の人がまず思うのは、「そんなにツラいなら辞めりゃいいじゃねぇか」だと思う。
別に電通のブラック企業然としたところを擁護するつもりはさらさらないのだがそこまで激務でしんどいんだったらバックレたって別に構いやせんだろう。単純に行かなきゃいいだけ。
これがお前が辞めたら同じ電通で働いているお父上の出世の目も無くなるからなと、さながら江戸時代の外様大名よろしく、妻子を江戸に人質として取られている状況と同じというのでもあれば別ですけど、そんなことはまったくないワケでしょ、ぶっちゃけ、新人の女の子一人にとんずらされたところで大企業なんてもんは何一つ変わらん。せいぜい同じチームで働いている人間が、あの野郎(あのアマ)~と、割りを食うだけのほんの些細なこと、マンパワーがマイナスイチになったところで会社の業績が傾いて株価が下落したり、倒産するなんてことは500%有り得ないから本人が思うよりも実態はまったく切実な話でなかったりする。あったとしも課長クラスが取引先に叱責される程度の話で、それとて大企業の特権で叱られたからと言ってなにもクライアントとの関係が切れるワケじゃない。次からはちゃんとやってよ程度なもんだ。
そういう意味では、この子、言っちゃ悪いが東大を出ている割りは頭の回転があまりよろしくないようで・・・。
もっとも、この辺が大学というか、家庭に於ける情操教育の乏しさなのだが、広告業界の熾烈さなど、当初から分かり切った話である、それを子供によく言って聞かせない怠慢さにも相当責任がある。
博報堂や電通、リクルートなど大手広告代理店の企画室勤務や営業であれば繁忙期には1週間も家に帰れないなんてことはザラであり、寝袋持参で会社勤めをしているものもいる。公務員も然り、外務省や財務省などのエリート官庁で将来次官級を目指すようなキャリア組であれば定時に帰れるなんてことはまず以てありえず、午前様など言うに及ばず、自宅に帰れるのは明け方、ホストと風俗嬢が小汚い路チューをかましているのを尻目に、なんで俺はこんなキッツい生活してんだろうかと思いながらとぼとぼ帰路について、風呂に入ったら即出勤なんて生活だ、また土日にしても政治家や外国の要人とのゴルフコンペがあったりして休む暇などない。
こんなこと初めから分かりきった話なのだがそういった負の部分は時節柄あまり語らないのか、入社(入省)後、理想と現実が違い過ぎて愕然とする学生があまりにも多いのだそうだ。
人生は一度きり、過労死するくらいハードな職場であってもそこにやりがいと生きがいを感じるのならば外野がどう思うとそれは全うすべきだと思うが、内情も知らず、なんとなくネームバリューやステータスだけで就職すると失敗するということは予め学生時代から学んでおくべきだと思うし、学校や家庭でも教える必要があると思う。
その結果、同窓生よりも格段に年収が下がってしまうが定時には帰れ、休みの日は家族とお出かけしたり、職場の仲間とフットサルに興じる生き方を選んだとしても決して悪くはないと思う。モーレツからビューティフルへ、大昔に流行った富士ゼロックスの有名なキャッチコピーであるが金では買えないプライスレスな生き方を選ぶのも人生の一つだ。峻烈な職場を選べとも選ぶなとも言わんがいずれにしろ就職後の実態は凡そ知っておくべきだろう。だいたい今どきの人間であれば、自分が勤めるべき職場の内情ぐらいは前以てネットで調べておくぐらい当たり前のことだと思う。2ちゃんねるを見て一事が万事、全てを鵜呑みにする必要はないが凡そのことぐらいは見当がつくだろ。
もちろん、いつも言う通り自殺するのは本人の自由なので自殺自体にあーだ、こーだ言うつもりはありません。電車を停めるなど他人に迷惑を掛けなければお好きにどうぞだ。
弁護士によると、高橋さんは平成27年3月、東京大文学部を卒業後、同年4月に電通に入社。インターネットの広告部門を担当し、同年10月から証券会社の広告業務も入った。
弁護士側が入退館記録を基に集計した残業は、10月が130時間、11月が99時間となっていた。休日や深夜の勤務も連続し、12月25日に、住んでいた寮から投身自殺した。
高橋さんが友人や母親に送信したツイッターなどでは、1日2時間睡眠が続いたことなどを訴えた上で、「これが続くなら死にたいな」「死んだほうがよっぽど幸福」と記していた。』
(産経ニュース)
http://www.sankei.com/affairs/news/161007/afr1610070012-n1.html
死人に鞭打つのもどうかと思うが、大抵の人がまず思うのは、「そんなにツラいなら辞めりゃいいじゃねぇか」だと思う。
別に電通のブラック企業然としたところを擁護するつもりはさらさらないのだがそこまで激務でしんどいんだったらバックレたって別に構いやせんだろう。単純に行かなきゃいいだけ。
これがお前が辞めたら同じ電通で働いているお父上の出世の目も無くなるからなと、さながら江戸時代の外様大名よろしく、妻子を江戸に人質として取られている状況と同じというのでもあれば別ですけど、そんなことはまったくないワケでしょ、ぶっちゃけ、新人の女の子一人にとんずらされたところで大企業なんてもんは何一つ変わらん。せいぜい同じチームで働いている人間が、あの野郎(あのアマ)~と、割りを食うだけのほんの些細なこと、マンパワーがマイナスイチになったところで会社の業績が傾いて株価が下落したり、倒産するなんてことは500%有り得ないから本人が思うよりも実態はまったく切実な話でなかったりする。あったとしも課長クラスが取引先に叱責される程度の話で、それとて大企業の特権で叱られたからと言ってなにもクライアントとの関係が切れるワケじゃない。次からはちゃんとやってよ程度なもんだ。
そういう意味では、この子、言っちゃ悪いが東大を出ている割りは頭の回転があまりよろしくないようで・・・。
もっとも、この辺が大学というか、家庭に於ける情操教育の乏しさなのだが、広告業界の熾烈さなど、当初から分かり切った話である、それを子供によく言って聞かせない怠慢さにも相当責任がある。
博報堂や電通、リクルートなど大手広告代理店の企画室勤務や営業であれば繁忙期には1週間も家に帰れないなんてことはザラであり、寝袋持参で会社勤めをしているものもいる。公務員も然り、外務省や財務省などのエリート官庁で将来次官級を目指すようなキャリア組であれば定時に帰れるなんてことはまず以てありえず、午前様など言うに及ばず、自宅に帰れるのは明け方、ホストと風俗嬢が小汚い路チューをかましているのを尻目に、なんで俺はこんなキッツい生活してんだろうかと思いながらとぼとぼ帰路について、風呂に入ったら即出勤なんて生活だ、また土日にしても政治家や外国の要人とのゴルフコンペがあったりして休む暇などない。
こんなこと初めから分かりきった話なのだがそういった負の部分は時節柄あまり語らないのか、入社(入省)後、理想と現実が違い過ぎて愕然とする学生があまりにも多いのだそうだ。
人生は一度きり、過労死するくらいハードな職場であってもそこにやりがいと生きがいを感じるのならば外野がどう思うとそれは全うすべきだと思うが、内情も知らず、なんとなくネームバリューやステータスだけで就職すると失敗するということは予め学生時代から学んでおくべきだと思うし、学校や家庭でも教える必要があると思う。
その結果、同窓生よりも格段に年収が下がってしまうが定時には帰れ、休みの日は家族とお出かけしたり、職場の仲間とフットサルに興じる生き方を選んだとしても決して悪くはないと思う。モーレツからビューティフルへ、大昔に流行った富士ゼロックスの有名なキャッチコピーであるが金では買えないプライスレスな生き方を選ぶのも人生の一つだ。峻烈な職場を選べとも選ぶなとも言わんがいずれにしろ就職後の実態は凡そ知っておくべきだろう。だいたい今どきの人間であれば、自分が勤めるべき職場の内情ぐらいは前以てネットで調べておくぐらい当たり前のことだと思う。2ちゃんねるを見て一事が万事、全てを鵜呑みにする必要はないが凡そのことぐらいは見当がつくだろ。
もちろん、いつも言う通り自殺するのは本人の自由なので自殺自体にあーだ、こーだ言うつもりはありません。電車を停めるなど他人に迷惑を掛けなければお好きにどうぞだ。