技術とマネジメント能力
- 2016/09/23
- 12:41
http://kitamakura.jp/blog-entry-1462.html で紹介したラーメン屋さん潰れました(笑)。
移転の可能性もゼロではないが移転するなら新しい店舗の場所を張り紙でもして告知するはずだから、やっぱり潰れたんだろうね(万が一移転ならスマン)。もぬけの殻。
ブログにも書きましたけど味はいいけどとにかく手際が悪かった。人を雇ってうまく経営すればよかったんでしょうけど、言っちゃ悪いが調理師(兼経営者)の腕はボチボチでもマネジメント能力がゼロに等しかったんでしょうね。
自分も末端の末端ですが一応は経営者じゃないですか、経営とは技術もさることながらマネジメント能力も相当要求され、技術とマネジメント能力はそれぞれ車輪の両軸のようなものであり、どちらか一方でも欠けてしまったら経営は成り立たないと思っている。
もちろん、そうはいっても最初に要求されるのは技術です。しかし、一流の職人が必ずしも一流の経営者になれるかと言ったら決してそんなことはなく、マネジメント能力がないばっかりに失敗してしまっている経営者は数知れない。これって言うは易しで、実際はかなり難しく、技術が一流であればあるほどその実経営能力のない人間が多い。
例えばプロ野球。一流選手ってそれこそ沢山いるワケですよ。しかし、監督として成功するのは一握りであり、最近で言えば元ヤクルトの野村さん、元中日の星野さん、同じく落合さん、ソフトバンク現監督の工藤さんぐらいなもので後は現役時代の活躍が嘘のように指揮が冴えない。今後どうなるか分からんがあれだけ一流選手を抱えておきながら優勝できなかった巨人の高橋監督も名選手ではあるけれど現状マネジメント能力は微妙だと言わざるを得ない(来期以降変わる可能性は十分あるが)。よく言う名選手名監督にあらずなんだよね。
分かりやすく野球に例えましたけど商売も同じ。
一流の寿司職人が独立して成功するかといえば必ずしもそうとはいえないじゃん。
逆にマネジメントはあるけど、技術が三流以下の人、これも当初はうまくいっても結局は最終的に失敗するパターンが多い。技術が三流だからいずれ馬脚を現してしまうのね。仮に一流の職人をどこからか招聘して雇い入れても所詮は自分の技術が三流だとその一流の職人に甘く見られて舐められてしまうんだわ。この職人は経営者のことを甘く見ているなぁという、微妙な雰囲気も客は察知する。察知されたらそれが終わりの始まりだったりする。
俺はこうなるのが過去色んなものを見てきて散々分かっているから一年間掛けてゼロからWEB制作の勉強した。
相方のK君はWEB制作に於いて、スペシャリストと言っていい存在だ。俺なんか逆立ちしても敵わないんだけど、俺もまあ一通りWEB制作も出来るじゃない、また、制作の技術そのものは三流でも俺の場合サイトに掲載する画像や文章については褒められることも多い。仮に指示を出すにしても一応俺もモノを分かっているから別にK君に舐められてるとは思えんのだよ。これが俺がなーんも知らずにあれやってこれやってと指示を出しても説得力がないじゃん。
ここらへんもまた得意の歴史からの話になるんですけど、子供の時に読んだ織田信長の話が元になっている。
信長が長篠の戦いで当時最強と謳われた武田騎馬軍を完膚なきまでに打ち倒したのは有名な話。信長は大名の身ながら自ら鉄砲鍛冶屋に出入りし、銃身の長さや耐久性など細かく鍛冶職人に指示をしたというんだよね。普通ならばそんなことはわざわざ殿様がやるべきことではなく、中堅どころがやるべき仕事じゃん。ここに学ぶべき点があるなと俺は子供心にも思ったワケ。トヨタの豊田章男社長がそれを知っているのかどうかは知らんけど豊田さんも似たようなことを実践している。彼は実際にドライバーとしてレースにも参加して、ただ自動車を販売するだけではなく、性能の問題なども自分の肌で感じ取っている。だからこそ机上の空論ではなく、販売に対する的確な指示が出来るのだと思っている。
何度も言うが経営は技術とマネジメント能力の両軸、どちらが欠けても話にならない。なんでラーメン屋からここまで話が飛躍するのかよく分かりませんけども。
移転の可能性もゼロではないが移転するなら新しい店舗の場所を張り紙でもして告知するはずだから、やっぱり潰れたんだろうね(万が一移転ならスマン)。もぬけの殻。
ブログにも書きましたけど味はいいけどとにかく手際が悪かった。人を雇ってうまく経営すればよかったんでしょうけど、言っちゃ悪いが調理師(兼経営者)の腕はボチボチでもマネジメント能力がゼロに等しかったんでしょうね。
自分も末端の末端ですが一応は経営者じゃないですか、経営とは技術もさることながらマネジメント能力も相当要求され、技術とマネジメント能力はそれぞれ車輪の両軸のようなものであり、どちらか一方でも欠けてしまったら経営は成り立たないと思っている。
もちろん、そうはいっても最初に要求されるのは技術です。しかし、一流の職人が必ずしも一流の経営者になれるかと言ったら決してそんなことはなく、マネジメント能力がないばっかりに失敗してしまっている経営者は数知れない。これって言うは易しで、実際はかなり難しく、技術が一流であればあるほどその実経営能力のない人間が多い。
例えばプロ野球。一流選手ってそれこそ沢山いるワケですよ。しかし、監督として成功するのは一握りであり、最近で言えば元ヤクルトの野村さん、元中日の星野さん、同じく落合さん、ソフトバンク現監督の工藤さんぐらいなもので後は現役時代の活躍が嘘のように指揮が冴えない。今後どうなるか分からんがあれだけ一流選手を抱えておきながら優勝できなかった巨人の高橋監督も名選手ではあるけれど現状マネジメント能力は微妙だと言わざるを得ない(来期以降変わる可能性は十分あるが)。よく言う名選手名監督にあらずなんだよね。
分かりやすく野球に例えましたけど商売も同じ。
一流の寿司職人が独立して成功するかといえば必ずしもそうとはいえないじゃん。
逆にマネジメントはあるけど、技術が三流以下の人、これも当初はうまくいっても結局は最終的に失敗するパターンが多い。技術が三流だからいずれ馬脚を現してしまうのね。仮に一流の職人をどこからか招聘して雇い入れても所詮は自分の技術が三流だとその一流の職人に甘く見られて舐められてしまうんだわ。この職人は経営者のことを甘く見ているなぁという、微妙な雰囲気も客は察知する。察知されたらそれが終わりの始まりだったりする。
俺はこうなるのが過去色んなものを見てきて散々分かっているから一年間掛けてゼロからWEB制作の勉強した。
相方のK君はWEB制作に於いて、スペシャリストと言っていい存在だ。俺なんか逆立ちしても敵わないんだけど、俺もまあ一通りWEB制作も出来るじゃない、また、制作の技術そのものは三流でも俺の場合サイトに掲載する画像や文章については褒められることも多い。仮に指示を出すにしても一応俺もモノを分かっているから別にK君に舐められてるとは思えんのだよ。これが俺がなーんも知らずにあれやってこれやってと指示を出しても説得力がないじゃん。
ここらへんもまた得意の歴史からの話になるんですけど、子供の時に読んだ織田信長の話が元になっている。
信長が長篠の戦いで当時最強と謳われた武田騎馬軍を完膚なきまでに打ち倒したのは有名な話。信長は大名の身ながら自ら鉄砲鍛冶屋に出入りし、銃身の長さや耐久性など細かく鍛冶職人に指示をしたというんだよね。普通ならばそんなことはわざわざ殿様がやるべきことではなく、中堅どころがやるべき仕事じゃん。ここに学ぶべき点があるなと俺は子供心にも思ったワケ。トヨタの豊田章男社長がそれを知っているのかどうかは知らんけど豊田さんも似たようなことを実践している。彼は実際にドライバーとしてレースにも参加して、ただ自動車を販売するだけではなく、性能の問題なども自分の肌で感じ取っている。だからこそ机上の空論ではなく、販売に対する的確な指示が出来るのだと思っている。
何度も言うが経営は技術とマネジメント能力の両軸、どちらが欠けても話にならない。なんでラーメン屋からここまで話が飛躍するのかよく分かりませんけども。