無知は罪なり
- 2016/08/17
- 13:41
『関東地方を中心にパソコンやスマホの販売・サポートなどの事業を展開する「PC DEPOT」(ピーシーデポ)が、高齢者に合わないサポート契約を結ばせていたとして、インターネット上で物議をかもしている。運営会社のピーシーデポコーポレーション(東証一部)は8月16日、同社サイト上に「お騒がせし申し訳ございません」というコメントを発表した。
ことの発端は、あるツイッター投稿者の「怒り」のつぶやきだ。この投稿者は8月14日、「80過ぎの独居老人である父が、PCデポに毎月1万5千円の高額サポート契約を結ばされてました。解約に行ったら契約解除料10万円を支払わされました」とツイートした。契約解除料「10万円」のレシート画像も添付。投稿は5000回以上リツイートされている(8月16日15時現在)。
投稿者によると、一人暮らしの父親はノートPCの修理のために、ピーシーデポの店舗へ行ったところ、「ファミリーワイドプラン」というサポート契約を結ばされた。そのうえ、iPad Airやさまざまなオプションを付けられて、月々総額1万5000円を支払わされていたという。気づいた投稿者が解約しようとした際、「解除料」として20万円を求められ、最終的に10万円を払うことになったそうだ。
●「インターネット上をお騒がせし申し訳ございません」とコメント
一連の投稿はブログなどにまとめられて、インターネット上で拡散された。「高齢者をカモにした契約ではないか」といった批判もあがっている。こうした事態を受けて、ピーシーデポは8月16日、「弊社のサービスに関しインターネット上をお騒がせし申し訳ございません」というコメントを発表した。
コメントの中で、同社は「ご契約者様とご家族の皆様には、ご理解・ご納得いただけるように働きかけをしてまいる所存です。 またお客様、特に高齢者のお客様に弊社のサービスをより十分にご理解いただきご 契約いただけるように改善策を検討して参ります」と説明している。
ピーシーデポ社長室の担当者は16日午後6時半ごろ、弁護士ドットコムニュース編集部の取材に応じた。「私どものサービスの契約の際は、重要事項にマーカーを引きながら説明するなど、ルールに則って対応している」と説明。今回の騒動については、「お客さまとの契約なので詳細は控えたい」としながらも、「もう少し丁寧に確認するなど、お客さまに対する配慮が足りていなかった部分もあったのかもしれない」と話していた。』
(弁護士ドットコム)
https://www.bengo4.com/internet/n_5001/
先日業務用のデスクトップパソコンが壊れてしまい、修理をしたんだけど、まず見積もりを出したのがPCデポ、その時のPCデポの回答が「分解してみないことには正確なことはいえないが修理代は最低でも25000円」。いくらなんでもそりゃあ高過ぎ晋作やろと(つまんね)、水戸市内にある個人のパソコン修理屋さんに頼んだら15000円、結果的に1万円以上安く修理が出来た。
前から思っていたけど、PCデポって全然安くないのね。
確かにチラシに入ってくる日替わり販売のマウスやCD-Rなどはそれなりに安いがその他のものはむしろ他店よりも高く、ネットで調べればデポより安い店などいくらでも見つかるため、個人的にはまったく買い物をしない。
だからといって、別にデポを責めるつもりなどサラサラなく、所詮は民間のイチ企業なのだから自由に価格を決め、その価格に納得した人のみが購入すればいい。それゆえ値段の高い安いは何も問題はない。嫌なら単に買わなきゃいいだけだ。
ま、俺は死んでもデポからパソコン本体は買いませんけどね、高けぇし。
しかし、いくら値段の付け方は自由だとしても、老人やPC初心者の無知に付け込むやり方は感心せんよなぁ。これって言葉は悪いかもしれないがリフォーム詐欺と手口はまるっきり一緒じゃん。もっともこの手の不必要なものまでを契約させて知らぬ間に余計な出費を強いるのは何もデポだけではなく、携帯電話会社やプロバイダ、保険会社なども同じ穴のムジナだったりする(さすがにデポほどアコギではないが)。
ちょっと前に、お袋がどうしてもスマホが欲しいというので某携帯電話会社まで契約に付き合ったのだが明らかに年寄りには不必要なオプションを勧めてくる。たまたま俺が同席していたから良いものの、まったく無知な老人なら店員の言うことを聞いて、はいはいと契約してしまうだろう。
ソクラテスの言葉で有名な、『無知は罪なり、知は空虚なり、英知持つもの英雄なり』、2500年も前から無知は罪だと認識されていたワケで、無知との戦いは古代より今日に至るまで連綿と続く、神より人間に与えられた抗えない命題でもある。
確かに何を以て適正な価格だと規定するのかは非常に難しい問題であったりする。また、金銭感覚は個人の資質や収入によっても左右され、1万円と聞いて大金と思うか、はした金と思うかは一概に決め付けられるものではない。
でも、学ぶことによって、凡そそれが高いか安いかは判断できるようになると思う。「騙すより、騙されるほうがいい」とは日本人の持つ美徳感覚の一つでもあるが無駄な争いを避けるためにも学ぶこと、知ることって大事だと思うんだよね。ぶっちゃけ騙されたくないし。
ことの発端は、あるツイッター投稿者の「怒り」のつぶやきだ。この投稿者は8月14日、「80過ぎの独居老人である父が、PCデポに毎月1万5千円の高額サポート契約を結ばされてました。解約に行ったら契約解除料10万円を支払わされました」とツイートした。契約解除料「10万円」のレシート画像も添付。投稿は5000回以上リツイートされている(8月16日15時現在)。
投稿者によると、一人暮らしの父親はノートPCの修理のために、ピーシーデポの店舗へ行ったところ、「ファミリーワイドプラン」というサポート契約を結ばされた。そのうえ、iPad Airやさまざまなオプションを付けられて、月々総額1万5000円を支払わされていたという。気づいた投稿者が解約しようとした際、「解除料」として20万円を求められ、最終的に10万円を払うことになったそうだ。
●「インターネット上をお騒がせし申し訳ございません」とコメント
一連の投稿はブログなどにまとめられて、インターネット上で拡散された。「高齢者をカモにした契約ではないか」といった批判もあがっている。こうした事態を受けて、ピーシーデポは8月16日、「弊社のサービスに関しインターネット上をお騒がせし申し訳ございません」というコメントを発表した。
コメントの中で、同社は「ご契約者様とご家族の皆様には、ご理解・ご納得いただけるように働きかけをしてまいる所存です。 またお客様、特に高齢者のお客様に弊社のサービスをより十分にご理解いただきご 契約いただけるように改善策を検討して参ります」と説明している。
ピーシーデポ社長室の担当者は16日午後6時半ごろ、弁護士ドットコムニュース編集部の取材に応じた。「私どものサービスの契約の際は、重要事項にマーカーを引きながら説明するなど、ルールに則って対応している」と説明。今回の騒動については、「お客さまとの契約なので詳細は控えたい」としながらも、「もう少し丁寧に確認するなど、お客さまに対する配慮が足りていなかった部分もあったのかもしれない」と話していた。』
(弁護士ドットコム)
https://www.bengo4.com/internet/n_5001/
先日業務用のデスクトップパソコンが壊れてしまい、修理をしたんだけど、まず見積もりを出したのがPCデポ、その時のPCデポの回答が「分解してみないことには正確なことはいえないが修理代は最低でも25000円」。いくらなんでもそりゃあ高過ぎ晋作やろと(つまんね)、水戸市内にある個人のパソコン修理屋さんに頼んだら15000円、結果的に1万円以上安く修理が出来た。
前から思っていたけど、PCデポって全然安くないのね。
確かにチラシに入ってくる日替わり販売のマウスやCD-Rなどはそれなりに安いがその他のものはむしろ他店よりも高く、ネットで調べればデポより安い店などいくらでも見つかるため、個人的にはまったく買い物をしない。
だからといって、別にデポを責めるつもりなどサラサラなく、所詮は民間のイチ企業なのだから自由に価格を決め、その価格に納得した人のみが購入すればいい。それゆえ値段の高い安いは何も問題はない。嫌なら単に買わなきゃいいだけだ。
ま、俺は死んでもデポからパソコン本体は買いませんけどね、高けぇし。
しかし、いくら値段の付け方は自由だとしても、老人やPC初心者の無知に付け込むやり方は感心せんよなぁ。これって言葉は悪いかもしれないがリフォーム詐欺と手口はまるっきり一緒じゃん。もっともこの手の不必要なものまでを契約させて知らぬ間に余計な出費を強いるのは何もデポだけではなく、携帯電話会社やプロバイダ、保険会社なども同じ穴のムジナだったりする(さすがにデポほどアコギではないが)。
ちょっと前に、お袋がどうしてもスマホが欲しいというので某携帯電話会社まで契約に付き合ったのだが明らかに年寄りには不必要なオプションを勧めてくる。たまたま俺が同席していたから良いものの、まったく無知な老人なら店員の言うことを聞いて、はいはいと契約してしまうだろう。
ソクラテスの言葉で有名な、『無知は罪なり、知は空虚なり、英知持つもの英雄なり』、2500年も前から無知は罪だと認識されていたワケで、無知との戦いは古代より今日に至るまで連綿と続く、神より人間に与えられた抗えない命題でもある。
確かに何を以て適正な価格だと規定するのかは非常に難しい問題であったりする。また、金銭感覚は個人の資質や収入によっても左右され、1万円と聞いて大金と思うか、はした金と思うかは一概に決め付けられるものではない。
でも、学ぶことによって、凡そそれが高いか安いかは判断できるようになると思う。「騙すより、騙されるほうがいい」とは日本人の持つ美徳感覚の一つでもあるが無駄な争いを避けるためにも学ぶこと、知ることって大事だと思うんだよね。ぶっちゃけ騙されたくないし。