ポジティブvsネガティブ
- 2016/08/01
- 17:15
本屋さんに行くとやたら目に付くポジティブシンキングの本、実際問題世の中にもそういう人って多いじゃない、怪しげな新興宗教にでも感化されてんのかと思うほどやたらポジティブな人な、正直最近の風潮である過度なポジティブさってどうかと思うよ。
ちなみに俺はポジティブかネガティブかと言われれば圧倒的にネガティブな人間、基本的に何事もマイナスに捉える。自分がネガティブだからこそ、余計にそう思うのかもしれないけど、ポジティブシンキングの人って言っちゃ悪いけど結局のところ現実逃避型の性格で、何事に対しても考えの甘い人が多いよな。
俺はさ、何か始めようとするとき、矛盾しているかもしれないけどまずは失敗するであろうという前提で始めるのね、決してポジティブに考え、きっと上手くいくなんて思わない。その上で失敗しても致命傷にならなきゃやるし、失敗して再起不能になるならやらない。もちろん、うつ病になるほどマイナスに考えるというのはさすがにどうかと思うけど、そんなにそんなに前向きに考える必要ってないと思うんだよね。
確かに、一部上場企業の創業者やオリンピックで金メダルを獲るスーパーアスリートなんかは超のつくポジティブさなんでしょうけど、そういうスーパーマンと我々庶民を比較するほうがちゃんちゃらおかしいというかね、まずは現実に目を逸らさず見ましょうよというのが俺のスタンスだったりする。
じゃあどんなこと?
例えばデリ、捕まらないでやってられるならそれに越したことはないけど、俺は負け惜しみでもなんでもなく、いずれ捕まるものだというふうに考えていた。そりゃあそうじゃん、法を犯して営業しているのに何の根拠もなく呑気に捕まらねぇなんて思っていたらただのバカだろう(そもそも頭のいい人はデリなんてやらんけどさ)、その上で仮に捕まったとしても、初犯の単なる売春防止法違反であれば100%執行猶予が付く、間違っても刑務所に行くことはない、であれば、よっしゃやったろうかという思考になる。また、捕まるという前提だからこそ普段から刑事事件に強い弁護士と懇意にし、警察ともボチボチの関係を築いていた。
今のWEB関係の仕事もそう。失敗しても失うものはパソコンに投資した金ぐらい、ダメならどこかで働きゃいいというのがスタートラインになっている。これが失敗したら借金の山で夜逃げするしかないぞとなればそこまでのリスクは背負えないのでやらない。
よくさサラリーマンの人が脱サラして、コンビニやラーメン屋さんを経営したはいいが残ったのは多額の借金、失ったものは家族なんて悲哀をテレビで見たりするじゃない、あれなんかもポジティブに考えすぎて恐らくお客さんがバンバン入って儲かるってイメージしかないワケじゃん。失敗するというイメージがまるで出来ていないんだよね。コンビニにしろ、ラーメン屋さんにしろ、新しい道路が出来たりして交通の流れが変われば簡単に売上なんか下がるし、すぐ近所にライバル店が出来るなんて日常茶飯事じゃない、俺から言わすと失敗する要素がアリアリなんだわ。それを想定もせず、やたらとポジティブに考えた結果、最後は一家離散、もうアホだよね。
それと病気なんかそう、まさに余計なお世話なんだけどさ、ガン患者の闘病ブログを読んだりするとやたら皆前向きなんですよ、こんなこと言っちゃ本当はまずいんでしょうけど、もし俺がガン患者なら残念ながら死ぬという前提で物事を考える。この先何十年かすればもしかしたらガンは治るようになるのかもしれないけど、少なくとも今の医学では初期を除けばまず助からない。俺だったら悲観的に考えて、俺は死ぬであろうと考える、その上で残された期間はいったい何ヶ月あるのか、残された期間で果たして何を為すべきかを考える、この方が後々禍根を残さずに済むじゃない、やたらとポジティブに考え、気が付いたら余命1ヶ月、こうなったら時すでに遅しで体力が落ちすぎてもう何も出来んでしょ。いくら病は気からといったところで無理なものは無理だ、であれば決して現実逃避をせず、現実をしっかり見据えましょうよというのが俺の考えだったりする。
もちろんいつも言うように人の生き方の問題ですからポジティブに生きようがネガティブに生きようがそんなものは個人の自由なんですけどね、俺はネガティブな人間ですよというお話だ。暑い。
ちなみに俺はポジティブかネガティブかと言われれば圧倒的にネガティブな人間、基本的に何事もマイナスに捉える。自分がネガティブだからこそ、余計にそう思うのかもしれないけど、ポジティブシンキングの人って言っちゃ悪いけど結局のところ現実逃避型の性格で、何事に対しても考えの甘い人が多いよな。
俺はさ、何か始めようとするとき、矛盾しているかもしれないけどまずは失敗するであろうという前提で始めるのね、決してポジティブに考え、きっと上手くいくなんて思わない。その上で失敗しても致命傷にならなきゃやるし、失敗して再起不能になるならやらない。もちろん、うつ病になるほどマイナスに考えるというのはさすがにどうかと思うけど、そんなにそんなに前向きに考える必要ってないと思うんだよね。
確かに、一部上場企業の創業者やオリンピックで金メダルを獲るスーパーアスリートなんかは超のつくポジティブさなんでしょうけど、そういうスーパーマンと我々庶民を比較するほうがちゃんちゃらおかしいというかね、まずは現実に目を逸らさず見ましょうよというのが俺のスタンスだったりする。
じゃあどんなこと?
例えばデリ、捕まらないでやってられるならそれに越したことはないけど、俺は負け惜しみでもなんでもなく、いずれ捕まるものだというふうに考えていた。そりゃあそうじゃん、法を犯して営業しているのに何の根拠もなく呑気に捕まらねぇなんて思っていたらただのバカだろう(そもそも頭のいい人はデリなんてやらんけどさ)、その上で仮に捕まったとしても、初犯の単なる売春防止法違反であれば100%執行猶予が付く、間違っても刑務所に行くことはない、であれば、よっしゃやったろうかという思考になる。また、捕まるという前提だからこそ普段から刑事事件に強い弁護士と懇意にし、警察ともボチボチの関係を築いていた。
今のWEB関係の仕事もそう。失敗しても失うものはパソコンに投資した金ぐらい、ダメならどこかで働きゃいいというのがスタートラインになっている。これが失敗したら借金の山で夜逃げするしかないぞとなればそこまでのリスクは背負えないのでやらない。
よくさサラリーマンの人が脱サラして、コンビニやラーメン屋さんを経営したはいいが残ったのは多額の借金、失ったものは家族なんて悲哀をテレビで見たりするじゃない、あれなんかもポジティブに考えすぎて恐らくお客さんがバンバン入って儲かるってイメージしかないワケじゃん。失敗するというイメージがまるで出来ていないんだよね。コンビニにしろ、ラーメン屋さんにしろ、新しい道路が出来たりして交通の流れが変われば簡単に売上なんか下がるし、すぐ近所にライバル店が出来るなんて日常茶飯事じゃない、俺から言わすと失敗する要素がアリアリなんだわ。それを想定もせず、やたらとポジティブに考えた結果、最後は一家離散、もうアホだよね。
それと病気なんかそう、まさに余計なお世話なんだけどさ、ガン患者の闘病ブログを読んだりするとやたら皆前向きなんですよ、こんなこと言っちゃ本当はまずいんでしょうけど、もし俺がガン患者なら残念ながら死ぬという前提で物事を考える。この先何十年かすればもしかしたらガンは治るようになるのかもしれないけど、少なくとも今の医学では初期を除けばまず助からない。俺だったら悲観的に考えて、俺は死ぬであろうと考える、その上で残された期間はいったい何ヶ月あるのか、残された期間で果たして何を為すべきかを考える、この方が後々禍根を残さずに済むじゃない、やたらとポジティブに考え、気が付いたら余命1ヶ月、こうなったら時すでに遅しで体力が落ちすぎてもう何も出来んでしょ。いくら病は気からといったところで無理なものは無理だ、であれば決して現実逃避をせず、現実をしっかり見据えましょうよというのが俺の考えだったりする。
もちろんいつも言うように人の生き方の問題ですからポジティブに生きようがネガティブに生きようがそんなものは個人の自由なんですけどね、俺はネガティブな人間ですよというお話だ。暑い。