覆面の北枕

南三陸町の防災庁舎、あれって解体するんだね。

個人的には広島の原爆ドームのように、永久保存して震災の悲劇を風化させないようにした方がいいと思うのだが、遺族の方々の保存反対の強い声を受け、町は解体を決めたという。

ま、自分のような部外者が外側から見て感じる温度と遺族の方が内側から見て感じる温度にかなりの温度差があるのは当然であり、どちらの思いが正しいということはない。

ただ、正しいということがなくとも南三陸町の町長が保存しないと決めたのだからその判断が一番正しい選択だと信じたい。

いずれにせよ、あの防災庁舎で市民の命を救おうと最後まで戦った方々の尊い命は絶対に忘れてはいけない。

それは絶対にだ。