覆面の北枕

『堀江貴文氏は「覚せい剤なんて1949年までは合法で町の薬局で買えたんだからね。何十年もの間」と、覚せい剤の違法性を疑問視。さらに「違法となってるので暴力団の資金源になる」と、違法であることのデメリットを主張した。

また、堀江氏は「刑務所にいる覚せい剤で実刑判決受けた人の9割は普通の人で禁断症状もありません」と説明し「もっとクレバーな社会的対策があると思う」と提案する。

覚せい剤をめぐる罪については「麻薬犯は常習性高い割に犯人たちの悪質度は低いので刑務所に入れる意味はないと思う」と持論を展開した。』
（ライブドアニュース）


はあ？

だよね。日本の場合、いかなる犯罪も更生を前提とした性善説の立場に立っているからダメなのだ。元犯罪者のお前が言うなという話ですけど（笑）。

ともかく、殺人を犯したとしても基本は性善説の立場に立ち、更生出来るか否かが裁判の焦点になる（とはいえ、さすがに二人以上殺害の場合は死刑ですけどね）。覚せい剤を始めとする麻薬の場合も然り、罪を憎んで人を憎まずが司法判断の大原則であり、法律によって裁くのはあくまでも立ち直ることが大前提なのだ。

俺から言わすと、それがそもそもの大間違い、覚せい剤を始めとする麻薬は他人に危害を加えるなど、人に迷惑を掛けるばかりではなく、遺伝にも多大な影響を及ぼすといわれている。タバコや酒でも影響を受けるのであるから麻薬は言わずもがなである。また、ご禁制品と締め付ければ締め付けるほど潤うのが暴力団や半グレなどのアングラ組織だという大きな矛盾、要するに中途半端な刑罰が麻薬依存者の欺瞞を増長させ、暴力団の貴重な資金源になっているのだ。

これがマレーシアや中国のように麻薬は厳罰に処すればさすがにゼロと迄は言わないが売人を含め、麻薬に手を出す奴は相当減る。これは間違いない。死刑や無期懲役になると分かっていればやる奴は絶対に減る。それでもやってしまうバカはお望みどおり殺してやればいいだけである。

だいたい、シャブ中になって脳細胞がスカスカになってしまっているバカを更生させる意味っていったいなんだ？

意味なんかねぇーよ、バカタレ。

甘やかして手を差し伸べるからバカは付け上がるのだ。バカにつける薬を開発出来ればノーベル賞確実だといわれているが未だ受賞者はゼロ、出来る兆候すらない、結局バカを治す薬などないのである。

とはいえ、シャブ中がいなくなると、厚生局の麻薬取締部や警察の組織対策犯罪課など、既得権益を得ている組織の連中が困るので恐らく今後も日本国内に於いては残念ながらこのままだ。

6年前の今日、手錠を掛けられた俺が記す。