呆れた性殖者と闇の子供たち
- 2015/12/19
- 16:56
『フィリピンで少女とわいせつな行為をする様子を撮影した元中学校校長の男の裁判が始まり、男は「記録する性癖があった」と起訴内容を認めた。
横浜市の公立中学校の元校長・高島雄平被告(65)は13年12月、フィリピン国内で当時12歳、13歳くらいの少女とわいせつな行為をし、その様子を撮影したなどの罪に問われている。高島被告は27年間にわたって1万2000人以上の女性を買春したとみられている。
17日の初公判で、高島被告は「記録する性癖があり、自分が当時、記録したものに間違いない」と述べ、起訴内容を認めた。その後の被告人質問では「相手は児童で、保護されるべきなのに、そういう行為をしてしまった。自分がすべて悪い。倫理観の弱さ、誘惑への節度のなさ、本当に反省し、恥じている」と話した。
裁判は、検察側が「日本とフィリピンの経済格差に着目し、常習的に行っていた身勝手な犯行だ」として懲役2年を求刑し、結審した。判決は今月25日に言い渡される予定で、閉廷後、高島被告は無言で裁判所を後にした。 』
(ライブドアニュース)
これ、割りとセンセーショナルなニュースだったから覚えている人も多いと思う。
実際、とんでもない、呆れた性殖者(聖職者×)でしかないんだけど、フィリピンではこのアホ校長、ありがたがられていたというのがまた話を複雑にする。
フィリピンで売春をやっている階層というのは最下層の爪に火をともすような、俄かには信じがたい貧しい家庭の子供たちだ、その子やその家族にしてみるとお金を供給してくれる校長はとてもありがたい存在だったという。言い方は悪いがやったからって別に減るもんじゃないしな。
そうなるとウィンウィンの関係で誰も被害者がいない。マスコミの話だからいったいどこまでが真実か分からないけど、当のフィリピン国内では「フィリピンに戻ってきてほしい」との声が少なからずあるという。
「私が紹介した女のコに聞いてもらったらわかるけど、誰ひとりとして高島さんのことを悪いと言う人はいないよ。彼は刑務所に入るような人間じゃない。だから無罪になってほしい!」
「高島さんは女のコの学費を援助したこともあったの。そんな人が日本で逮捕されるなんて理解できない」
(週刊プレイボーイの記事より)
うーむ・・・。

俺が留置場に入っているとき、読んだ小説がある。「闇の子供たち (幻冬舎文庫)」という小説だ。江口洋介の主演で映画にもなったから知っている人も多いかもしれない。
この小説の舞台はタイであるため、フィリピンとはちょっと事情が違うがあらすじを要約すると、今回の話と同じく、寒村の娘が売春婦として売られ、最期はエイズに感染してしまい、生きたまま、ごみ処理場に捨てられるという問題作であり、タイ政府はタイのイメージ悪化を懸念し、撮影や上映の中止を発令したといういわくつきの作品だ。なんでこんなどよ~んと落ちるような作品を逮捕されて落ち込んでいる俺に元嫁が差し入れをしたのか分からんけども(笑)、とにかくとんでもない話であり、作品自体はフィクションでありながら現実にこんな話って山ほどあるんだろうなと思ったことをよく覚えている。
買われたフィリピン人の話を租借すると、買われなければ飯も食えず、家族も養っていけないということであるから、買春も売春も必要悪として考えると致し方ないのかなと思う部分も正直ある。この問題を突き詰めると国が悪い、政治が悪いという話にまでなってしまうしね。
しかしながら、自業自得とはいえ、もちろん、エイズや梅毒などの性病を発症し、若い命がボロキレのように捨てられていく事実は果たして健全なことなのかという思いもある(もちろん闇の子供たちの影響によるところが大きい)。
日本の法律で杓子定規的に裁くの簡単だ。恐らくこの校長は懲役1年6月から2年程度の有罪判決になり、執行猶予が3年から5年程度付くという判決だろう。まさか刑務所には行くまい。本件に関してはそれで終わりを迎えるが、実際はこんなことをしている奴ってごまんといると思うんだわ。さすがに1万2千人という数字は異常だが(笑)。
結局、少女売春をスラム街の基幹産業とみなすか否かって話だわな。
売春はいけませんとアムネスティあたりが啓蒙活動するだけでは問題って解決しないと思うぞ。
とりあえず、俺は頭が悪いので答えに窮している。
横浜市の公立中学校の元校長・高島雄平被告(65)は13年12月、フィリピン国内で当時12歳、13歳くらいの少女とわいせつな行為をし、その様子を撮影したなどの罪に問われている。高島被告は27年間にわたって1万2000人以上の女性を買春したとみられている。
17日の初公判で、高島被告は「記録する性癖があり、自分が当時、記録したものに間違いない」と述べ、起訴内容を認めた。その後の被告人質問では「相手は児童で、保護されるべきなのに、そういう行為をしてしまった。自分がすべて悪い。倫理観の弱さ、誘惑への節度のなさ、本当に反省し、恥じている」と話した。
裁判は、検察側が「日本とフィリピンの経済格差に着目し、常習的に行っていた身勝手な犯行だ」として懲役2年を求刑し、結審した。判決は今月25日に言い渡される予定で、閉廷後、高島被告は無言で裁判所を後にした。 』
(ライブドアニュース)
これ、割りとセンセーショナルなニュースだったから覚えている人も多いと思う。
実際、とんでもない、呆れた性殖者(聖職者×)でしかないんだけど、フィリピンではこのアホ校長、ありがたがられていたというのがまた話を複雑にする。
フィリピンで売春をやっている階層というのは最下層の爪に火をともすような、俄かには信じがたい貧しい家庭の子供たちだ、その子やその家族にしてみるとお金を供給してくれる校長はとてもありがたい存在だったという。言い方は悪いがやったからって別に減るもんじゃないしな。
そうなるとウィンウィンの関係で誰も被害者がいない。マスコミの話だからいったいどこまでが真実か分からないけど、当のフィリピン国内では「フィリピンに戻ってきてほしい」との声が少なからずあるという。
「私が紹介した女のコに聞いてもらったらわかるけど、誰ひとりとして高島さんのことを悪いと言う人はいないよ。彼は刑務所に入るような人間じゃない。だから無罪になってほしい!」
「高島さんは女のコの学費を援助したこともあったの。そんな人が日本で逮捕されるなんて理解できない」
(週刊プレイボーイの記事より)
うーむ・・・。

俺が留置場に入っているとき、読んだ小説がある。「闇の子供たち (幻冬舎文庫)」という小説だ。江口洋介の主演で映画にもなったから知っている人も多いかもしれない。
この小説の舞台はタイであるため、フィリピンとはちょっと事情が違うがあらすじを要約すると、今回の話と同じく、寒村の娘が売春婦として売られ、最期はエイズに感染してしまい、生きたまま、ごみ処理場に捨てられるという問題作であり、タイ政府はタイのイメージ悪化を懸念し、撮影や上映の中止を発令したといういわくつきの作品だ。なんでこんなどよ~んと落ちるような作品を逮捕されて落ち込んでいる俺に元嫁が差し入れをしたのか分からんけども(笑)、とにかくとんでもない話であり、作品自体はフィクションでありながら現実にこんな話って山ほどあるんだろうなと思ったことをよく覚えている。
買われたフィリピン人の話を租借すると、買われなければ飯も食えず、家族も養っていけないということであるから、買春も売春も必要悪として考えると致し方ないのかなと思う部分も正直ある。この問題を突き詰めると国が悪い、政治が悪いという話にまでなってしまうしね。
しかしながら、自業自得とはいえ、もちろん、エイズや梅毒などの性病を発症し、若い命がボロキレのように捨てられていく事実は果たして健全なことなのかという思いもある(もちろん闇の子供たちの影響によるところが大きい)。
日本の法律で杓子定規的に裁くの簡単だ。恐らくこの校長は懲役1年6月から2年程度の有罪判決になり、執行猶予が3年から5年程度付くという判決だろう。まさか刑務所には行くまい。本件に関してはそれで終わりを迎えるが、実際はこんなことをしている奴ってごまんといると思うんだわ。さすがに1万2千人という数字は異常だが(笑)。
結局、少女売春をスラム街の基幹産業とみなすか否かって話だわな。
売春はいけませんとアムネスティあたりが啓蒙活動するだけでは問題って解決しないと思うぞ。
とりあえず、俺は頭が悪いので答えに窮している。