あと一ヵ月でクリスマスか、恋人と甘~い夜を過ごすなんて夢は見ないし、まったく興味はないが娘とは過ごしたかったよね。
最も近かったはずの嫁さんには理解されなかったが自分は物凄い子煩悩である。
留置場の檻の中でいつも考えていたのは臨月間もない嫁さんと生まれてくる娘のことばかり、貧しくてもこれからはきっと楽しい生活が待っているんだろうなぁと思えたらつらい留置場での生活も乗り越えられた。
保釈後、自分なりに必死で頑張ったつもりだがどこかでボタンを掛け違えてしまった。
離婚の引き金になった原因はお互いの行き違いであり、決して浮気や不逞行為ではない。
だからこそ、根が深くもある。
世の中には色んな夫婦がいて、元の伴侶を捨てて新しい伴侶を求める人がいる。
そのこと自体、人の色恋だから口を挟むつもりはない。
しかし、俺にはそんな器用な真似は出来なかったなぁ(そもそもまったくモテない、笑)。
確かに喧嘩は山ほどしたが間違いなく愛していたのは事実だしさ。
なんだかとりとめのない話になったが街角でクリスマスツリーを見ると、ふとそんなことを考えてしまう、今日この頃、今年の冬は寒そうだ。