覆面の北枕

『民主主義とは、市民が直接、もしくは自由選挙で選ばれた代表を通じて、権限を行使し、市民としての義務を遂行する統治形態である。 民主主義とは、人間の自由を守る一連の原則と慣行である。 つまり、自由を制度化したものと言ってもいい。 民主主義は、多数決原理の諸原則と、個人および少数派の権利を組み合わせたものを基盤としている。』
（アメリカンセンター・レファレンス資料室）

まあ、これが民主主義の大原則じゃないですか、中学校社会の公民でも履修するので知っているはずだ。

しかし、不思議なのは安保法案に反対して採決を妨害している野党やデモに参加している奴ら。民主主義の大原則は数の論理であり、決して物理的な力によって採決を妨害することではない。裏を返せば物理的な力によって法案を廃止できるのであればもはやそれは民主主義でもなんでもなく、むしろ民主主義から一番遠い、暴力主義、つまりは軍国主義なんじゃねぇの？

だってそうだろう、票決という民主主義の大前提を否定しようとしてんだから。

おかしな話だよな。護憲だ、平和主義だと、偉そうなことをいっているくせに実態は暴力で物事を解決しようとするエゴイストじゃねぇか。矛盾しまくり。それとも圧政を打ち砕くには暴力も辞さないという、フランス革命の論理なのだろうか、よー分からん。

いやさ、デモに参加しているお花畑野郎どもはともかく、はっきりいって野党の連中は分かってんだよな、今回の法案は結局可決してしまうということが。どんなに頑張ったところで数の論理で押し切られてしまうことは百も承知。結局、次の選挙に向けて、自分らはこんなに体張って頑張ってんだというプロパガンダでしかねぇだろう、バカたれ。

だいたい、なんで辻元清美や福島瑞穂はいつもカメラ映りのいい場所にいんだよ？明らかにカメラを意識して場所取りしてんじゃねぇか。

こういうあざとさがいかにも左翼的で余計にムカつくんすよ。

個人的に安保は大賛成だが、反対するお花畑野郎どもの気持ちも分からんでもない。我が子を戦争で死なせたくない、人殺しになどならせたくないという、子を慮る気持ちも一定程度は理解出来る。

で、あれば前からいっている通り、選挙で解決するしかないじゃない。日本は民主主義なんだから。よって残念だが今回は諦めるしかない。

次の衆院選挙で安保反対の政党に票を投じるか、自らで安保反対党を結成して国会の議席を過半数以上にするしかない。民主主義や護憲うんちゃらというならまずはテメェらが憲法を護れ。確かにデモは認められた権利だが物理的な力によっての強行採決阻止は民主主義、平和主義の完全否定だ。

恥を知れバカヤロウといいたい。