起業家の大志ってなんじゃろう?
- 2015/07/10
- 20:32
俺もまあ末端の末端であるが一応は起業家の一員であるわけじゃない。
だけど、正直、崇高な理念なんてなーんもないんすわ。しかし、ネットや本を見ていると企業家はどうやら大志を抱いていないと駄目みたいなんだよね。
俺は本能の赴くままひたすら動いているだけであり、到達地点のビジョンなんてまるでない。経営者として踏ん張っているのは単純に戦争そのものが楽しいことと、突き動かされる天命みたいなもんに従っているのみである。
日本を変えてやるぞとか、流通の仕組みを変えようとか、或いはこの国から貧困を失くすとか、そんなものでは決してない。風俗のときも今もそれはおんなじ。
確かに金は欲しい。だけど、俺の夢なんてさ、海の近くにログハウスを建てて、晴れた日はボートで沖に出て魚を釣り、雨の日は好きな本を読んで過ごすといった実に他愛のないもの。無理して危ない橋を渡らずとも、そこそこ頑張れば叶えられそうな程度のささやかなものだ。
ジョブズや孫正義に感銘を受け、大志を抱き、なにかどでかい花火を打ち上げる、まことに結構なことだと思う。
でもよう、開き直るつもりもなきゃ、有名な起業家さんにケチをつけるつもりもないが別に俺みたいな起業家がいたって全然構わないと思うんだわ。現実問題、少しばっかり頭のいい奴がどう頑張ったってジョブズや孫さんみたいになれるわけねぇじゃんか。よくジョブズのプレゼンを研究している奴がいるが殆ど意味をなさないと思うぞ。あれはジョブズだからこそ出来るのであってオメーがどう踏ん張ったってあんな見事なプレゼンは出来ねぇよって思ってしまう。
もちろん、千里の道も一歩からで大きな志を抱き、まだ見ぬ水平線の彼方を夢見るのも結構だ。
だが、俺みたいにあんまりというか、まったく意味を考えず起業する奴がいたっていいだろうし、たまたま趣味で始めたものが大化けして、億万長者になっちまうなんてことがあってもいいと思う。
そこまで起業の意義を深く考える必要なんてないと思う。
したいやつは起業すればいいし、勤め人をしたいやつは労働者として働きゃいい。起業しても失敗したらすぐにやめちまったってなんら問題はない。俺に言わすと起業なんてせいぜいその程度だ。
ただ、俺の場合、起業自体に大志はないが戦争そのものには命を懸けているので負けたら死ぬぐらいの強い覚悟だけはある。それとて俺の生き方の問題であり、他の起業家にまで強要する話ではない。
読者のなかにはもしかしたら起業を考えている奴がいるかもしれないが俺から言わすと一番駄目なのは講釈ばかり打って何もしない奴な、これが犯罪なら確かに綿密な計画を立てて、どこをどう突いてもまったく隙がないというぐらいまで計画の質を昇華させないとまずいが(それでも捕まるんだけどさ)、起業は結局スピードが命だったりする。ケチをつけるわけじゃないがどんなに綿密に計画を立てたところで計画通りにことが進むなんてことはまずありえない。やりながら修正していくのが一般的だ、だからこそ、多少資金が足りなくとも創めてしまうが勝ちなのだ。
それを勘違い野郎はいんちきコンサルタントが主催する胡散臭いセミナーなんかに出てはいかにも起業に前進したような気になる。断言する、そんな奴は一生起業なんか出来ないし、仮にしたところで先に始めた奴より大幅に遅れをとっているから必ず失敗する。
高尚な起業理念を掲げるのも結構だがそんな高尚高邁な起業理念が最後まで折れずに持続するような人は三木谷浩史とか藤田晋とかほんの一握りのエリートのみ、たいていの起業家はフェラーリに乗りたいとか、いい女をはべらせたいとか、下衆な考えだったりする。俺は別にそれでいいと思うんすわ。
だけど、正直、崇高な理念なんてなーんもないんすわ。しかし、ネットや本を見ていると企業家はどうやら大志を抱いていないと駄目みたいなんだよね。
俺は本能の赴くままひたすら動いているだけであり、到達地点のビジョンなんてまるでない。経営者として踏ん張っているのは単純に戦争そのものが楽しいことと、突き動かされる天命みたいなもんに従っているのみである。
日本を変えてやるぞとか、流通の仕組みを変えようとか、或いはこの国から貧困を失くすとか、そんなものでは決してない。風俗のときも今もそれはおんなじ。
確かに金は欲しい。だけど、俺の夢なんてさ、海の近くにログハウスを建てて、晴れた日はボートで沖に出て魚を釣り、雨の日は好きな本を読んで過ごすといった実に他愛のないもの。無理して危ない橋を渡らずとも、そこそこ頑張れば叶えられそうな程度のささやかなものだ。
ジョブズや孫正義に感銘を受け、大志を抱き、なにかどでかい花火を打ち上げる、まことに結構なことだと思う。
でもよう、開き直るつもりもなきゃ、有名な起業家さんにケチをつけるつもりもないが別に俺みたいな起業家がいたって全然構わないと思うんだわ。現実問題、少しばっかり頭のいい奴がどう頑張ったってジョブズや孫さんみたいになれるわけねぇじゃんか。よくジョブズのプレゼンを研究している奴がいるが殆ど意味をなさないと思うぞ。あれはジョブズだからこそ出来るのであってオメーがどう踏ん張ったってあんな見事なプレゼンは出来ねぇよって思ってしまう。
もちろん、千里の道も一歩からで大きな志を抱き、まだ見ぬ水平線の彼方を夢見るのも結構だ。
だが、俺みたいにあんまりというか、まったく意味を考えず起業する奴がいたっていいだろうし、たまたま趣味で始めたものが大化けして、億万長者になっちまうなんてことがあってもいいと思う。
そこまで起業の意義を深く考える必要なんてないと思う。
したいやつは起業すればいいし、勤め人をしたいやつは労働者として働きゃいい。起業しても失敗したらすぐにやめちまったってなんら問題はない。俺に言わすと起業なんてせいぜいその程度だ。
ただ、俺の場合、起業自体に大志はないが戦争そのものには命を懸けているので負けたら死ぬぐらいの強い覚悟だけはある。それとて俺の生き方の問題であり、他の起業家にまで強要する話ではない。
読者のなかにはもしかしたら起業を考えている奴がいるかもしれないが俺から言わすと一番駄目なのは講釈ばかり打って何もしない奴な、これが犯罪なら確かに綿密な計画を立てて、どこをどう突いてもまったく隙がないというぐらいまで計画の質を昇華させないとまずいが(それでも捕まるんだけどさ)、起業は結局スピードが命だったりする。ケチをつけるわけじゃないがどんなに綿密に計画を立てたところで計画通りにことが進むなんてことはまずありえない。やりながら修正していくのが一般的だ、だからこそ、多少資金が足りなくとも創めてしまうが勝ちなのだ。
それを勘違い野郎はいんちきコンサルタントが主催する胡散臭いセミナーなんかに出てはいかにも起業に前進したような気になる。断言する、そんな奴は一生起業なんか出来ないし、仮にしたところで先に始めた奴より大幅に遅れをとっているから必ず失敗する。
高尚な起業理念を掲げるのも結構だがそんな高尚高邁な起業理念が最後まで折れずに持続するような人は三木谷浩史とか藤田晋とかほんの一握りのエリートのみ、たいていの起業家はフェラーリに乗りたいとか、いい女をはべらせたいとか、下衆な考えだったりする。俺は別にそれでいいと思うんすわ。