伊勢谷松陰逝く、享年三十
- 2015/04/27
- 10:30
昨日伊勢谷松陰先生が斬首になり・・・、花燃ゆの話なんですけどね、ちょっと作られ過ぎた感は否めないと思う。
お白洲の場面で痺れを切らした井伊直弼が奥から登場し、吉田松陰と丁々発止やり合うのだがわざわざ井伊大老自らあんな場面には出てこんだろう。吉田松陰なんて所詮田舎の塾頭に過ぎんわけでね、実際はわりと杓子定規的に、はい、コイツは斬首という流れでろくに詮議もせず首をハネられてしまったと思う。
たまたま薩長が天下を獲ったから脚光を浴びただけで、恐らく安政の大獄時には天下に名を轟かせていたってことはなかったと思うぞ。それを言うなら水戸の藤田東湖や会沢正志斎の方がよっぽど有名だ、事実、松陰も水戸で会沢の薫陶を受けている。もちろん松陰自身、危険因子としてそれなりにマークはされていたでしょうけどもね。
また、八重の桜と比べ、大分松陰の描写が違うのも少々気になる。確か、あの時は小栗旬か、小栗松陰は江戸で佐久間象山の私塾に通い、少なからず彼から影響を受けたはずなのに今回その辺の描写はまるでない。まるでないのに八重の桜で佐久間象山を演じていた奥田瑛二が花燃ゆでは松陰の叔父である玉木文之進を演じているからなんともややこしい(俺だけ?)
元々、妹である文が主人公であり、松陰はその家族という位置付けなのかもしれないが、でも、昨日の第17回までは吉田松陰が実質的な主人公じゃない、もう少し松陰の描写を掘り下げてもいいと思うのだが。そもそも八重の桜と花燃ゆを見比べている人も多いはず、まるっきり違うものといえばそれまでだがある程度は整合性が欲しいよな~、ほんの三年前の話なんだし。
でもまあ酷評されているが俺は面白いと思いますよ。イケ面揃いなのはあれだが明治維新を当事者の立場からではなく、一歩引いて俯瞰的に見るのも新たな趣向で面白い。高杉晋作なども奇兵隊以外、実際今イチなにをやったかようわからんし、最期も結核で死んだとか、戦で受けた怪我が悪化して死んだとか謎が多く、これからどうなるのか楽しみ。
お白洲の場面で痺れを切らした井伊直弼が奥から登場し、吉田松陰と丁々発止やり合うのだがわざわざ井伊大老自らあんな場面には出てこんだろう。吉田松陰なんて所詮田舎の塾頭に過ぎんわけでね、実際はわりと杓子定規的に、はい、コイツは斬首という流れでろくに詮議もせず首をハネられてしまったと思う。
たまたま薩長が天下を獲ったから脚光を浴びただけで、恐らく安政の大獄時には天下に名を轟かせていたってことはなかったと思うぞ。それを言うなら水戸の藤田東湖や会沢正志斎の方がよっぽど有名だ、事実、松陰も水戸で会沢の薫陶を受けている。もちろん松陰自身、危険因子としてそれなりにマークはされていたでしょうけどもね。
また、八重の桜と比べ、大分松陰の描写が違うのも少々気になる。確か、あの時は小栗旬か、小栗松陰は江戸で佐久間象山の私塾に通い、少なからず彼から影響を受けたはずなのに今回その辺の描写はまるでない。まるでないのに八重の桜で佐久間象山を演じていた奥田瑛二が花燃ゆでは松陰の叔父である玉木文之進を演じているからなんともややこしい(俺だけ?)
元々、妹である文が主人公であり、松陰はその家族という位置付けなのかもしれないが、でも、昨日の第17回までは吉田松陰が実質的な主人公じゃない、もう少し松陰の描写を掘り下げてもいいと思うのだが。そもそも八重の桜と花燃ゆを見比べている人も多いはず、まるっきり違うものといえばそれまでだがある程度は整合性が欲しいよな~、ほんの三年前の話なんだし。
でもまあ酷評されているが俺は面白いと思いますよ。イケ面揃いなのはあれだが明治維新を当事者の立場からではなく、一歩引いて俯瞰的に見るのも新たな趣向で面白い。高杉晋作なども奇兵隊以外、実際今イチなにをやったかようわからんし、最期も結核で死んだとか、戦で受けた怪我が悪化して死んだとか謎が多く、これからどうなるのか楽しみ。