認知症への恐怖
- 2015/04/19
- 10:59
病死うんぬんの記事を書いたが病気で死ぬよりも怖いのは認知症を患うこと。
俺んちの前にひたちなか市で設置してある放送用のスピーカーが設置してあるのだが週に数回は認知症と思われる老人の捜索願いが放送される。さすがに放送で認知症とは言わないが自宅からパジャマ姿で忽然と消え、戻ってこないという時点で認知症と推察するのは自然な流れだろう。
俺は自分がそうなったらと思うと怖くて仕方がない。
たまに物忘れをして簡単なことを思い出せなくなると物凄く不安になる。
先日、10年くらい前に結構いい付き合いをしていた二人の男性をふと思い出した。二人とも訳があって今は蒸発してしまったが(笑)、当時はかなり頻繁に会ったりしていた。
だが、顔は思い出せても名前がどうしても思い出せないのである。
真っ青になった。
市井の民ゆえ、ググったって出てこない。
必死になって思い出し、なんとかかんとか思い出せたが若年性認知症じゃないかと心底怖くなった。
俺は見境をなくし醜態を晒して生きるというのが死ぬよりも怖いのである。別に認知症の人をバカにしているのではない、俺自身の個人的な考え方だ。
女優の南田洋子が晩年認知症を患い、晒し者にされた。彼女の場合、夫である長門裕之の対応に問題があるのだが認知症を公言され、晩節を汚されることは本当に我慢がならない。
福本伸行の麻雀漫画『天・天和通りの快男児』に登場する天才雀士赤木しげるは晩年麻雀を理解できないほどの認知症を患い、「赤木しげるとしての自分」を失う前に安楽死を選択する。
所詮漫画かもしれないがアカギの生き方に痺れた、俺もそうありたいと決めたのである。
俺のなかでの認知症はガンや交通事故よりも怖い。完全に患ったあとでは死ぬことすらもままならない。
よくボケ防止に普段からパズルやクイズなど考えることをしたほうがいいと言うがあんまり意味がないと思っている。以前テレビを見ていたら東大を出て、将来を幹部社員と嘱望されたトヨタのエリート社員が若年性認知症を患ってしまって会社にいられなくなり結局自己退社、今では嫁さんの名前はおろか、自分が誰かすらも分からなくなっているという番組を見た。どんなに頭を使っても病むときは病むのだと思う。
そのトヨタの元社員をバカにするつもりはないがやはり俺だったら我慢ならない。
ガンや脳梗塞の予防よりも認知症の予防のほうが俺には切実。基本的に病気に関してはズボラで医者によく叱られるが認知症に関しては人一倍恐怖を感じている。その恐怖感はある種異常だと思っている。
分かってはもらえまいが。
俺んちの前にひたちなか市で設置してある放送用のスピーカーが設置してあるのだが週に数回は認知症と思われる老人の捜索願いが放送される。さすがに放送で認知症とは言わないが自宅からパジャマ姿で忽然と消え、戻ってこないという時点で認知症と推察するのは自然な流れだろう。
俺は自分がそうなったらと思うと怖くて仕方がない。
たまに物忘れをして簡単なことを思い出せなくなると物凄く不安になる。
先日、10年くらい前に結構いい付き合いをしていた二人の男性をふと思い出した。二人とも訳があって今は蒸発してしまったが(笑)、当時はかなり頻繁に会ったりしていた。
だが、顔は思い出せても名前がどうしても思い出せないのである。
真っ青になった。
市井の民ゆえ、ググったって出てこない。
必死になって思い出し、なんとかかんとか思い出せたが若年性認知症じゃないかと心底怖くなった。
俺は見境をなくし醜態を晒して生きるというのが死ぬよりも怖いのである。別に認知症の人をバカにしているのではない、俺自身の個人的な考え方だ。
女優の南田洋子が晩年認知症を患い、晒し者にされた。彼女の場合、夫である長門裕之の対応に問題があるのだが認知症を公言され、晩節を汚されることは本当に我慢がならない。
福本伸行の麻雀漫画『天・天和通りの快男児』に登場する天才雀士赤木しげるは晩年麻雀を理解できないほどの認知症を患い、「赤木しげるとしての自分」を失う前に安楽死を選択する。
所詮漫画かもしれないがアカギの生き方に痺れた、俺もそうありたいと決めたのである。
俺のなかでの認知症はガンや交通事故よりも怖い。完全に患ったあとでは死ぬことすらもままならない。
よくボケ防止に普段からパズルやクイズなど考えることをしたほうがいいと言うがあんまり意味がないと思っている。以前テレビを見ていたら東大を出て、将来を幹部社員と嘱望されたトヨタのエリート社員が若年性認知症を患ってしまって会社にいられなくなり結局自己退社、今では嫁さんの名前はおろか、自分が誰かすらも分からなくなっているという番組を見た。どんなに頭を使っても病むときは病むのだと思う。
そのトヨタの元社員をバカにするつもりはないがやはり俺だったら我慢ならない。
ガンや脳梗塞の予防よりも認知症の予防のほうが俺には切実。基本的に病気に関してはズボラで医者によく叱られるが認知症に関しては人一倍恐怖を感じている。その恐怖感はある種異常だと思っている。
分かってはもらえまいが。