何故
- 2015/01/18
- 15:08
ちなみに何故分かりあえないという考え方になっていったかといえばやはり風俗での経験が大きい。
風俗は言うまでもなく性と金という、人間の欲求に根ざしたきわめて原始的な商売ゆえ、そこに集まるのは自分も含め、煩悩のかたまりのような実にしょーもない奴らが多い。
当然ぶつかり合うことなど日常の茶メシごと。
例えば女の子同士でのぶつかり合い、客を取った取らないというぶつかり合いという当人たちにとっては切実なものあれば、喋り方が嫌い、顔が嫌い、持ってるバッグが同じだから嫌いといった、聞いているこちらが情けない気持ちになるようなトホホなもののぶつかり合いもある。
はじめはなんかとしようと思いましたよ。自分自身、風俗業界経験者からのトラバー゙湯゙じゃないから一般的な常識に照らし合わせて解決法を考えたりした。
しかし、理性を超えた欲得がぶつかる業種ゆえ、まともに考えることをあきらめた。端的にいえば常識が通用しない(笑)。
常々、女の子達にいってたのは人間だから好き嫌いはもちろんあるでしょう、仲良くする必要はまったくない、しかし、同じ職場で働く以上気まずい関係になるのはよろしくない、心の中で何を思っても構わないから、一応他の女の子と会ったらおはようございます、お疲れさまでしたは徹底してくださいと指導した。その上でなにか実害があった場合は自分若しくは男子スタッフに伝え、女の子同士での解決はしないようにお願いしますと付け加えた。
とりあえず、心の中までは分からないがこれで女の子間のもめ事はだいぶ減った。
当然もめ事は内輪だけじゃない、やくざ、ごろつきとは切っても切れない関係上、外部とのもめ事も一般企業のそれとは比べものにならないぐらい多い。
俺が常日頃から思っていたのは喧嘩には適度に勝たなきゃならないということ。
屈伏させ、ボロ雑巾のようにケチョンケチョンにしてしまうのは訳ないのだが違法なことをやっている以上(笑)、警察沙汰になるようなことはマズい。
だからといって相手の言いなりになれば余所から舐められ、しいては従業員や女の子達の信用を失う。結果死活問題だ。
内心勘弁してくれと思いつつも、売られた喧嘩はキッチリ買わなくてはならない、ここらへんが実につらくもあり面倒極まりない。
だが、喧嘩に勝つ以上に大事なのは世論を敵に回してはいけないということなのだ。程々のところで引き、相手にも逃げ道を作ってやり、華を持たすようにするのが肝要なのである。下手に恨みを買い、玉砕覚悟で刺されでもしたら面倒だし、腹いせで警察や新聞社にタレ込まれた厄介だ。
喧嘩なんてもんはスポーツと違い、勝つこと自体はたやすい。なんのかんのいって最終的には数の論理なのだ。
その数の論理をもとに喧嘩をして勝つのは簡単なのだが、やりすぎて殺人や傷害、或いは恐喝事件などに発展し、結果店を潰してしまったらそれこそ本末転倒、愚の骨頂だ。
いかに禍根を残さず、穏便に済ませるかが大切であり、そのためにはとにかく勝ちすぎないことである。
このへんのジャッジはなかなか難しく、経験したものじゃないと分かってもらえない感覚だと思うが、基本は分かりあえないのである。元々分かりあえないと思うことにより、勝つにしろ、負けるにしろ、じゃあこのへんで折り合いをつけましょうかとなる。
現実に即して鑑みれば、不良漫画であるような壮絶な殴り合いの末、沈む夕陽を背景にお互いを認め合うといったキラキラしたストーリーなど欲望が渦巻く薄汚い世界ではあんなもの所詮幻想でしかないのがよく分かる。
こんなことを繰り返しているうちに、議論は無駄、相手の心は変わらない、であれば、こちら側の意見を発信し、あとは相手の出方を見て、どうしても喧嘩をしなくちゃならない場合のみ喧嘩をする、但し、勝ち戦でも決して勝ちすぎず、程々のところで引き上げましょうよという考え方に変わった。
ですので、ボクのことはほっといてください。
まさかの二日連続のオチ。
風俗は言うまでもなく性と金という、人間の欲求に根ざしたきわめて原始的な商売ゆえ、そこに集まるのは自分も含め、煩悩のかたまりのような実にしょーもない奴らが多い。
当然ぶつかり合うことなど日常の茶メシごと。
例えば女の子同士でのぶつかり合い、客を取った取らないというぶつかり合いという当人たちにとっては切実なものあれば、喋り方が嫌い、顔が嫌い、持ってるバッグが同じだから嫌いといった、聞いているこちらが情けない気持ちになるようなトホホなもののぶつかり合いもある。
はじめはなんかとしようと思いましたよ。自分自身、風俗業界経験者からのトラバー゙湯゙じゃないから一般的な常識に照らし合わせて解決法を考えたりした。
しかし、理性を超えた欲得がぶつかる業種ゆえ、まともに考えることをあきらめた。端的にいえば常識が通用しない(笑)。
常々、女の子達にいってたのは人間だから好き嫌いはもちろんあるでしょう、仲良くする必要はまったくない、しかし、同じ職場で働く以上気まずい関係になるのはよろしくない、心の中で何を思っても構わないから、一応他の女の子と会ったらおはようございます、お疲れさまでしたは徹底してくださいと指導した。その上でなにか実害があった場合は自分若しくは男子スタッフに伝え、女の子同士での解決はしないようにお願いしますと付け加えた。
とりあえず、心の中までは分からないがこれで女の子間のもめ事はだいぶ減った。
当然もめ事は内輪だけじゃない、やくざ、ごろつきとは切っても切れない関係上、外部とのもめ事も一般企業のそれとは比べものにならないぐらい多い。
俺が常日頃から思っていたのは喧嘩には適度に勝たなきゃならないということ。
屈伏させ、ボロ雑巾のようにケチョンケチョンにしてしまうのは訳ないのだが違法なことをやっている以上(笑)、警察沙汰になるようなことはマズい。
だからといって相手の言いなりになれば余所から舐められ、しいては従業員や女の子達の信用を失う。結果死活問題だ。
内心勘弁してくれと思いつつも、売られた喧嘩はキッチリ買わなくてはならない、ここらへんが実につらくもあり面倒極まりない。
だが、喧嘩に勝つ以上に大事なのは世論を敵に回してはいけないということなのだ。程々のところで引き、相手にも逃げ道を作ってやり、華を持たすようにするのが肝要なのである。下手に恨みを買い、玉砕覚悟で刺されでもしたら面倒だし、腹いせで警察や新聞社にタレ込まれた厄介だ。
喧嘩なんてもんはスポーツと違い、勝つこと自体はたやすい。なんのかんのいって最終的には数の論理なのだ。
その数の論理をもとに喧嘩をして勝つのは簡単なのだが、やりすぎて殺人や傷害、或いは恐喝事件などに発展し、結果店を潰してしまったらそれこそ本末転倒、愚の骨頂だ。
いかに禍根を残さず、穏便に済ませるかが大切であり、そのためにはとにかく勝ちすぎないことである。
このへんのジャッジはなかなか難しく、経験したものじゃないと分かってもらえない感覚だと思うが、基本は分かりあえないのである。元々分かりあえないと思うことにより、勝つにしろ、負けるにしろ、じゃあこのへんで折り合いをつけましょうかとなる。
現実に即して鑑みれば、不良漫画であるような壮絶な殴り合いの末、沈む夕陽を背景にお互いを認め合うといったキラキラしたストーリーなど欲望が渦巻く薄汚い世界ではあんなもの所詮幻想でしかないのがよく分かる。
こんなことを繰り返しているうちに、議論は無駄、相手の心は変わらない、であれば、こちら側の意見を発信し、あとは相手の出方を見て、どうしても喧嘩をしなくちゃならない場合のみ喧嘩をする、但し、勝ち戦でも決して勝ちすぎず、程々のところで引き上げましょうよという考え方に変わった。
ですので、ボクのことはほっといてください。
まさかの二日連続のオチ。