犯人にアドバイス
- 2014/03/15
- 23:48
アンネの日記を破ったとされる犯人が捕まったが仮に一連の事件があやつの仕業だとしてアンネの日記を破ることでユダヤ人にダメージを食らわすことが出来ると思ったのか。
浅はか過ぎる。
彼が反ユダヤ主義者だとしてもそれは個人の主義主張だから全然かまわない。主義主張を抑圧する権利など誰にもない。
ただ、いくら千里の道も一歩からだといえども、ユダヤという世界的な大組織に挑むのに本の破り捨てはあまりに無力すぎやしないか。ダメージを食らわすどころか、ある側面では図書館に本を寄贈するユダヤ系団体もいてユダヤ人同士の結束力を却って強めてしまったとさえ考えられる。
善悪は別にして、あんな草の根活動になんの意味もない。
反ユダヤ主義者として行動するのなら本を破るとかではなく、まずは志を同じくするものを集い、或いは既にあるそういうネオナチ的な団体に入信して、いかにユダヤは悪辣かということを世間に広く喧伝しつつ、同時並行的にユダヤ人、及びユダヤ施設を狙ったテロなどの非合法活動を行い、社会を震撼させる必要があるだろう。
勘違いしないで頂きたいのは決してテロを推奨しているわけではない。
本気でユダヤを潰そうと考えるならばそこまで腹を括らねば意味がないよという話だ。
裏を返せばそんな大それた考えなど持っていないというのならばわざわざリスクを犯して迄やる必要はない。
そもそも常識的に考えて日本での反ユダヤ主義活動を成功させるのは凄く難しいと思う。
確かに中東におけるイスラエルの横暴は目に余るものがあるにはあるが所詮対岸の火事でしかなく、パレスチナで何人の人間が死のうとも日本人からすれば正直どうでもよかったりするのが本音であろう。
つまり、日本人の一般的な意識としてあるのはユダヤ人などどうでもいいということだ、そればかりか、アンネの日記の影響もあり(今回の事件を別にして)、むしろナチスに迫害された可哀相な人達という意識の方が強く、どちらかといえばユダヤに対してあるのは同情意識が強かったりするのかもしれない。
実は茨城も無縁ではない。
日立の茨城キリスト教大学校内にアンネフランクの育てたバラの株分けがあるのをご存じだろうか。学園関係者のみならず市民にとってもかけがえのないものとして大切に育てられているようだ。
反ユダヤ主義不毛の地である日本で、現実的に鑑みて反ユダヤ主義の活動をするのはかなり難しいと思う。あまりにユダヤ人と接点がなさすぎて(実はアメリカ資本の大半がユダヤ系であるから本来は無関係ではないのだが)、反ユダヤの意識を喚起するまでにいかないと思う。自分もそうだが反韓、反共という意識の方がよっぽど高く現実的だ。
もし、どうしても彼が反ユダヤとして活動したいというのならかつての日本赤軍のようにパレスチナに活動拠点を移し、ヨルダン川から川向こうにあるイスラエル目がけてロケットランチャーぶっぱなすほかあるまい。
仮に犯行の動機が、供述しているように、『本当はアンネが書いていない』という稚拙な理由だったら狙うべきは本ではなく、佐村河内のCDだと思うのだが…。
浅はか過ぎる。
彼が反ユダヤ主義者だとしてもそれは個人の主義主張だから全然かまわない。主義主張を抑圧する権利など誰にもない。
ただ、いくら千里の道も一歩からだといえども、ユダヤという世界的な大組織に挑むのに本の破り捨てはあまりに無力すぎやしないか。ダメージを食らわすどころか、ある側面では図書館に本を寄贈するユダヤ系団体もいてユダヤ人同士の結束力を却って強めてしまったとさえ考えられる。
善悪は別にして、あんな草の根活動になんの意味もない。
反ユダヤ主義者として行動するのなら本を破るとかではなく、まずは志を同じくするものを集い、或いは既にあるそういうネオナチ的な団体に入信して、いかにユダヤは悪辣かということを世間に広く喧伝しつつ、同時並行的にユダヤ人、及びユダヤ施設を狙ったテロなどの非合法活動を行い、社会を震撼させる必要があるだろう。
勘違いしないで頂きたいのは決してテロを推奨しているわけではない。
本気でユダヤを潰そうと考えるならばそこまで腹を括らねば意味がないよという話だ。
裏を返せばそんな大それた考えなど持っていないというのならばわざわざリスクを犯して迄やる必要はない。
そもそも常識的に考えて日本での反ユダヤ主義活動を成功させるのは凄く難しいと思う。
確かに中東におけるイスラエルの横暴は目に余るものがあるにはあるが所詮対岸の火事でしかなく、パレスチナで何人の人間が死のうとも日本人からすれば正直どうでもよかったりするのが本音であろう。
つまり、日本人の一般的な意識としてあるのはユダヤ人などどうでもいいということだ、そればかりか、アンネの日記の影響もあり(今回の事件を別にして)、むしろナチスに迫害された可哀相な人達という意識の方が強く、どちらかといえばユダヤに対してあるのは同情意識が強かったりするのかもしれない。
実は茨城も無縁ではない。
日立の茨城キリスト教大学校内にアンネフランクの育てたバラの株分けがあるのをご存じだろうか。学園関係者のみならず市民にとってもかけがえのないものとして大切に育てられているようだ。
反ユダヤ主義不毛の地である日本で、現実的に鑑みて反ユダヤ主義の活動をするのはかなり難しいと思う。あまりにユダヤ人と接点がなさすぎて(実はアメリカ資本の大半がユダヤ系であるから本来は無関係ではないのだが)、反ユダヤの意識を喚起するまでにいかないと思う。自分もそうだが反韓、反共という意識の方がよっぽど高く現実的だ。
もし、どうしても彼が反ユダヤとして活動したいというのならかつての日本赤軍のようにパレスチナに活動拠点を移し、ヨルダン川から川向こうにあるイスラエル目がけてロケットランチャーぶっぱなすほかあるまい。
仮に犯行の動機が、供述しているように、『本当はアンネが書いていない』という稚拙な理由だったら狙うべきは本ではなく、佐村河内のCDだと思うのだが…。