蛇蝎
- 2021/05/10
- 10:59
アミメニシキヘビが脱走したニュース、蛇に関しては一家言ある俺からすると実は大した話じゃない。
3m程度の無毒の蛇に人が絞め殺されたという話など未だかつて聞いたことがない。たまたま知らずにアミメニシキヘビの前を通った人が足を噛まれる程度のことはあるかもしれないが、仮にあったとしてもその程度、もちろん出血はするが無毒なのであまり心配する必要はなく、マキロンで消毒して絆創膏を貼っておけばほぼ安心。
なお、ほぼといったのはたとえ無毒の蛇であっても蛇の主食は主にネズミであり、捕食したネズミに付着していたバイ菌が蛇の口内で増殖して、その増殖したバイ菌が傷口から侵入してくることは当然考えられる。あまりないとは思うが破傷風、その他の感染症を引き起こすことは決してゼロではないので噛まれた場合は一応医師の診察を受けた方がよいだろう。もっともこれはアミメニシキヘビに限ったことではなく、すべての蛇に言えることである。
ちなみに、動物園などでよく触らせてくれるニシキヘビはビルマニシキヘビという種類であり、アミメニシキヘビと同属ではあるが、ビルマニシキヘビの性格はおとなしく滅多なことで人を噛んだりしない。対してアミメニシキヘビは個体差もあるが基本的に気性は荒く、自分の知っている限り、ベタ慣れしてハンドリングが可能なアミメニシキヘビというのをついぞ見たことがない。逃げ出したアミメニシキヘビはどういう性格の個体か分からないが恐らくアミメニシキヘビであるし、気性に難があるものとして考えておいた方がいいだろう。
いずれせよ、いくら凶暴な個体であっても、3m程度のアミメニシキヘビに人を殺傷するような破壊力は持ち合わせておらず、噛まれても無毒な為、必要以上に恐れなくてもよい。もっとも人間に危害は加えられずともペットの犬、猫、小鳥などが襲われ捕食されてしまうということは現実にあるかもしれない。
とはいえ、これは実際にアミメニシキヘビを飼育していた経験のある俺だからこそ言えることであり、一般の人はアミメニシキヘビのことなど知らなくて当然だし、蛇を文字通り蛇蝎のごとく忌み嫌う人が多いのも理解している。
結局、蛇をはじめとした爬虫類というものは犬や猫と違い、いくら爬虫類飼育が流行っているといっても所詮はアブノーマルな趣味でしかなく市民権を得ることはない。蛇に限らず爬虫類を飼育する時の心得は世間一般からすると苦手な人が大多数であるということをよくよく弁える必要がある。
これは入れ墨にも通じるところがあり、墨を入れること自体は決して違法じゃないが、やはり世間一般では嫌悪感を示す人が多いのだから公衆の面前で晒すようなことは厳に慎むべきである。爬虫類飼育も同じように考える必要があるだろう。
自分自身、蛇が大好きであるから飼い主の気持ちも分からなくもないが、それでもアパートで飼育するのはいくら飼育許可があるにせよ、正直どうかと思う。住人の殆ど全員が蛇の飼育に関してはいい思いを抱いていないでしょう。
俺だって本音を言えば蛇を飼育したいが、万が一逃げ出したら、自分の居場所がなくなってしまうので今は熱帯魚とメダカしか飼育していない。あえて詳しく説明はしないが、爬虫類を扱っているホームセンターのペットコーナーでよく見かけるボールニシキヘビという最大全長2m程度の小型のニシキヘビ、このボールニシキヘビは飼育の許可申請が不要である。つまり、誰でも飼育が可能であるが、それでもやっぱり、このボールニシキヘビですら、蛇嫌いの人が目の当たりにしたら恐怖以外の何ものでもないだろう。俺だって本音を言えば飼育したいが脱走したときのことを考えたらとても購入はできない。これは爬虫類だけでなく、許可申請が不要なサソリやタランチュラ(大型のクモ)などにも言える。
法律で規制されていないからといって、額面通りに飼育していいかといえば少なくとも俺はそう思わない。特に集合住宅の場合、自分以外の人のことを慮る必要があると思います。
3m程度の無毒の蛇に人が絞め殺されたという話など未だかつて聞いたことがない。たまたま知らずにアミメニシキヘビの前を通った人が足を噛まれる程度のことはあるかもしれないが、仮にあったとしてもその程度、もちろん出血はするが無毒なのであまり心配する必要はなく、マキロンで消毒して絆創膏を貼っておけばほぼ安心。
なお、ほぼといったのはたとえ無毒の蛇であっても蛇の主食は主にネズミであり、捕食したネズミに付着していたバイ菌が蛇の口内で増殖して、その増殖したバイ菌が傷口から侵入してくることは当然考えられる。あまりないとは思うが破傷風、その他の感染症を引き起こすことは決してゼロではないので噛まれた場合は一応医師の診察を受けた方がよいだろう。もっともこれはアミメニシキヘビに限ったことではなく、すべての蛇に言えることである。
ちなみに、動物園などでよく触らせてくれるニシキヘビはビルマニシキヘビという種類であり、アミメニシキヘビと同属ではあるが、ビルマニシキヘビの性格はおとなしく滅多なことで人を噛んだりしない。対してアミメニシキヘビは個体差もあるが基本的に気性は荒く、自分の知っている限り、ベタ慣れしてハンドリングが可能なアミメニシキヘビというのをついぞ見たことがない。逃げ出したアミメニシキヘビはどういう性格の個体か分からないが恐らくアミメニシキヘビであるし、気性に難があるものとして考えておいた方がいいだろう。
いずれせよ、いくら凶暴な個体であっても、3m程度のアミメニシキヘビに人を殺傷するような破壊力は持ち合わせておらず、噛まれても無毒な為、必要以上に恐れなくてもよい。もっとも人間に危害は加えられずともペットの犬、猫、小鳥などが襲われ捕食されてしまうということは現実にあるかもしれない。
とはいえ、これは実際にアミメニシキヘビを飼育していた経験のある俺だからこそ言えることであり、一般の人はアミメニシキヘビのことなど知らなくて当然だし、蛇を文字通り蛇蝎のごとく忌み嫌う人が多いのも理解している。
結局、蛇をはじめとした爬虫類というものは犬や猫と違い、いくら爬虫類飼育が流行っているといっても所詮はアブノーマルな趣味でしかなく市民権を得ることはない。蛇に限らず爬虫類を飼育する時の心得は世間一般からすると苦手な人が大多数であるということをよくよく弁える必要がある。
これは入れ墨にも通じるところがあり、墨を入れること自体は決して違法じゃないが、やはり世間一般では嫌悪感を示す人が多いのだから公衆の面前で晒すようなことは厳に慎むべきである。爬虫類飼育も同じように考える必要があるだろう。
自分自身、蛇が大好きであるから飼い主の気持ちも分からなくもないが、それでもアパートで飼育するのはいくら飼育許可があるにせよ、正直どうかと思う。住人の殆ど全員が蛇の飼育に関してはいい思いを抱いていないでしょう。
俺だって本音を言えば蛇を飼育したいが、万が一逃げ出したら、自分の居場所がなくなってしまうので今は熱帯魚とメダカしか飼育していない。あえて詳しく説明はしないが、爬虫類を扱っているホームセンターのペットコーナーでよく見かけるボールニシキヘビという最大全長2m程度の小型のニシキヘビ、このボールニシキヘビは飼育の許可申請が不要である。つまり、誰でも飼育が可能であるが、それでもやっぱり、このボールニシキヘビですら、蛇嫌いの人が目の当たりにしたら恐怖以外の何ものでもないだろう。俺だって本音を言えば飼育したいが脱走したときのことを考えたらとても購入はできない。これは爬虫類だけでなく、許可申請が不要なサソリやタランチュラ(大型のクモ)などにも言える。
法律で規制されていないからといって、額面通りに飼育していいかといえば少なくとも俺はそう思わない。特に集合住宅の場合、自分以外の人のことを慮る必要があると思います。