日本語が理解できない方
- 2021/01/07
- 18:05
井岡一翔選手の刺青が物議を醸している。
元プロ野球選手である新庄剛志氏は「なんだこの日本の古臭い考え~」と井岡選手を擁護するコメントを発表しているが、これは井岡が悪い。
日本ボクシングコミッション(JBC)のルール第86条(欠格事由)「次の各号に該当するボクサーは、試合に出場することができない」の(2)には「入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者」と謳っている。プロ選手であればこのルールは知っていたはずだ、到底知らなかったとは考えにくいが百歩譲って本当に知らなかったとしてもルールに定められている以上ダメなものはダメなのだ。知らなかったら何をしても許されるのかといえば決してそんなことはない。まさかそんな奴はいないだろうが、盗みや殺人をしたら法の裁きに合うということを仮に捕まった犯人が知らなかったとしても知らないからという理由では赦されず、法律によって犯人は粛々と裁かれる。それが日本という国で生きるうえでのルールだ。
ボクシングも同様、リングの上で殴り合いをしても傷害罪や決闘罪に問われないのは言うまでもなく、定められたルールに則って試合をしているからであって、縛られるルールがなければそれは単なる喧嘩だ。ボクシングがボクシングとして成立するためには決められたルールの中で自由に戦うべき。刺青の是々非々に関してはある意味どうでもいい、そういったルールがあるのであればまずは刺青がいいのか悪いのかということを日本ボクシングコミッションに訴えてルールの改正を要求するか、或いは提訴して法判断を仰ぐかのどちらかだ。
あくまでも極論だが、選手の一方通行で刺青を認めてしまえば、ボクシングの試合なのに蹴りを入れてもいい、投げ飛ばして締め技を使ってもいいという、なんでもありになってしまう、なんでもありはもはやボクシングとはいえない。
いやいや、ボクシングに蹴り技はないよ、投げ飛ばすのも駄目に決まってる、そんなの分かっているというかもしれないが、ルール破りという意味では刺青も投げ技も同じだって。
どうしても刺青を入れたいのであれば刺青がOKの団体でボクシングをすればいい(日本国内にそんな団体があるのかどうか知らないが)。
そもそもボクシングの試合をするのには様々な誓約書を求められる。詳しくはhttps://www.jbc.or.jp/info/download.htmlを見て欲しいが、井岡選手も再三に渡って様々な書類にサインをしたはずである。もしかすると中身を見ずに事務的にサインをしたのかもしれないが、事務的だろうがなんだろうと大人が自分の意思でサインをした以上、後から知りませんでしたは通用しない。
今回、たまたまボクシングの試合について書いたが、実はこういうことって至る所で起こっている。たとえば高校、殆どの高校がパーマや髪の毛のカラー染めは駄目だと決められていると思う。高校は義務教育じゃない、入学する時に校則を理解したうえで入学している。決して試験に受かったからではない。入学試験はあくまでも入学する資格を得られたというだけであり、求められているのはあなたは本校の校則を守れますかだ。あなたは確かに試験に受かりましたが、本校の校則には髪を染めちゃいけません、パーマを掛けてはいけませんと明記してあります、当然、その規則を守れますよね、それが守れないのであれば入校は許可できませんというのが本筋。
こういうのって社会人になったら嫌というほど経験する。企業や地域には時代にそぐわないアホなルールというものが存在する。そういうアホなルールであっても納得してそのコミュニティに身を寄せる以上は従うべきなのだ。もしどうしても納得がいかないのであればボクシング同様、ルールを改正するか、そのコミュニティから脱退するかの二つしかない。
元プロ野球選手である新庄剛志氏は「なんだこの日本の古臭い考え~」と井岡選手を擁護するコメントを発表しているが、これは井岡が悪い。
日本ボクシングコミッション(JBC)のルール第86条(欠格事由)「次の各号に該当するボクサーは、試合に出場することができない」の(2)には「入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者」と謳っている。プロ選手であればこのルールは知っていたはずだ、到底知らなかったとは考えにくいが百歩譲って本当に知らなかったとしてもルールに定められている以上ダメなものはダメなのだ。知らなかったら何をしても許されるのかといえば決してそんなことはない。まさかそんな奴はいないだろうが、盗みや殺人をしたら法の裁きに合うということを仮に捕まった犯人が知らなかったとしても知らないからという理由では赦されず、法律によって犯人は粛々と裁かれる。それが日本という国で生きるうえでのルールだ。
ボクシングも同様、リングの上で殴り合いをしても傷害罪や決闘罪に問われないのは言うまでもなく、定められたルールに則って試合をしているからであって、縛られるルールがなければそれは単なる喧嘩だ。ボクシングがボクシングとして成立するためには決められたルールの中で自由に戦うべき。刺青の是々非々に関してはある意味どうでもいい、そういったルールがあるのであればまずは刺青がいいのか悪いのかということを日本ボクシングコミッションに訴えてルールの改正を要求するか、或いは提訴して法判断を仰ぐかのどちらかだ。
あくまでも極論だが、選手の一方通行で刺青を認めてしまえば、ボクシングの試合なのに蹴りを入れてもいい、投げ飛ばして締め技を使ってもいいという、なんでもありになってしまう、なんでもありはもはやボクシングとはいえない。
いやいや、ボクシングに蹴り技はないよ、投げ飛ばすのも駄目に決まってる、そんなの分かっているというかもしれないが、ルール破りという意味では刺青も投げ技も同じだって。
どうしても刺青を入れたいのであれば刺青がOKの団体でボクシングをすればいい(日本国内にそんな団体があるのかどうか知らないが)。
そもそもボクシングの試合をするのには様々な誓約書を求められる。詳しくはhttps://www.jbc.or.jp/info/download.htmlを見て欲しいが、井岡選手も再三に渡って様々な書類にサインをしたはずである。もしかすると中身を見ずに事務的にサインをしたのかもしれないが、事務的だろうがなんだろうと大人が自分の意思でサインをした以上、後から知りませんでしたは通用しない。
今回、たまたまボクシングの試合について書いたが、実はこういうことって至る所で起こっている。たとえば高校、殆どの高校がパーマや髪の毛のカラー染めは駄目だと決められていると思う。高校は義務教育じゃない、入学する時に校則を理解したうえで入学している。決して試験に受かったからではない。入学試験はあくまでも入学する資格を得られたというだけであり、求められているのはあなたは本校の校則を守れますかだ。あなたは確かに試験に受かりましたが、本校の校則には髪を染めちゃいけません、パーマを掛けてはいけませんと明記してあります、当然、その規則を守れますよね、それが守れないのであれば入校は許可できませんというのが本筋。
こういうのって社会人になったら嫌というほど経験する。企業や地域には時代にそぐわないアホなルールというものが存在する。そういうアホなルールであっても納得してそのコミュニティに身を寄せる以上は従うべきなのだ。もしどうしても納得がいかないのであればボクシング同様、ルールを改正するか、そのコミュニティから脱退するかの二つしかない。