モンブランの万年筆
- 2012/05/02
- 10:50
長距離バスの一人運航可能基準が法律では670キロだという。
これって凄くないか?
例えば水戸駅から東京駅迄は概ね150キロ、実際、これだけでもいざ走るとなれば結構な労働である、それを一晩で3往復しろと言われたらかなり厳しいと言わざるを得ない。
少なくとも自分には出来ないな。
現実的に考えて一人運航で無理がないのはせいぜい400キロが限界だと思う。
400キロ以上巡行する場合は2人の運転手が妥当だと思う。
もちろん、苛烈な価格競争で人件費の捻出が厳しいのは理解できる。
しかし、50人乗りのバスであるなら一人300円の値上げをすれば対応出来るはずだ。
そんなことをしたらお客が離れていってしまうと思うかも知れないが、むしろそこを逆手に取って、『当社は運転手を二人体制にし、安全運航に万全の態勢で臨みます、そのため、今回お一人様300円の値上げを実施いたします、何卒ご理解を賜りますようよろしくお願いします。』と、安全性を全面にアピールして営業するのである。
ここのバス会社は他社より300円高いけど、二人の運転手さんがいるから安心だわと、むしろ利用客が増えるはずだ。
日本の消費者というのは何よりも安全を優先する。
中国産の安いものが世の中にはごまんとあるが、じゃあ中国産のものが国内産を圧倒しているかといえば決してそんなことはない。
高くても安心できる国産品がいいと考える消費者は数多い。
交通手段もそうだろう、多少高くても安心が買えるならそれに越したことはないと考える利用者は多いと思う。ましてや高速バスなんてもんは毎日利用するものではあるまい、たまにならば尚のこと安全な会社を利用するものだろう。
風俗と比較することはおこがましいが自分も風俗を経営している時は安易な価格競争には参加せず質にこだわった。
夢幻は他店と比べると確かに高いがその分外れがないと、利用客が途切れることはなかった。
高いけど、安心できるお店というのをアピールして経営してきたのである。
バス会社だって同じだと思いますよ。
安くなければ絶対に嫌だという人がいる一方、安全性を最優先課題に考える人も多いはずだ。
子供を持つ親なら尚更だろう。
ポイントを絞らず、安易な価格競争に参加するから結局は末端の労働者に皺寄せがくるのであって、だったら思い切って差別化を図り、多少高くともよいから安全な運航を臨むというお客さんだけを集客して営業すればよいのだ。
100円ショップに行けば10本100円のボールペンがある一方、百貨店の高級文具売場には1本数万円の万年筆が並ぶ。
文字を書くだけなら百均のボールペンでも十分だが、世の中にはモンブランの高級万年筆にこだわる人もいる。
明確に対象者を絞って営業すれば無茶な価格競争に参加して疲弊しきってしまうということは避けられると思う。
だいたい、50人乗りのバス、どんなに頑張ったって50人以上は乗れないんだからいかに50人を集めるかが大事だと思う。
50人ぐらいなら宣伝の仕方如何でいくらでも集まるでしょ。
これって凄くないか?
例えば水戸駅から東京駅迄は概ね150キロ、実際、これだけでもいざ走るとなれば結構な労働である、それを一晩で3往復しろと言われたらかなり厳しいと言わざるを得ない。
少なくとも自分には出来ないな。
現実的に考えて一人運航で無理がないのはせいぜい400キロが限界だと思う。
400キロ以上巡行する場合は2人の運転手が妥当だと思う。
もちろん、苛烈な価格競争で人件費の捻出が厳しいのは理解できる。
しかし、50人乗りのバスであるなら一人300円の値上げをすれば対応出来るはずだ。
そんなことをしたらお客が離れていってしまうと思うかも知れないが、むしろそこを逆手に取って、『当社は運転手を二人体制にし、安全運航に万全の態勢で臨みます、そのため、今回お一人様300円の値上げを実施いたします、何卒ご理解を賜りますようよろしくお願いします。』と、安全性を全面にアピールして営業するのである。
ここのバス会社は他社より300円高いけど、二人の運転手さんがいるから安心だわと、むしろ利用客が増えるはずだ。
日本の消費者というのは何よりも安全を優先する。
中国産の安いものが世の中にはごまんとあるが、じゃあ中国産のものが国内産を圧倒しているかといえば決してそんなことはない。
高くても安心できる国産品がいいと考える消費者は数多い。
交通手段もそうだろう、多少高くても安心が買えるならそれに越したことはないと考える利用者は多いと思う。ましてや高速バスなんてもんは毎日利用するものではあるまい、たまにならば尚のこと安全な会社を利用するものだろう。
風俗と比較することはおこがましいが自分も風俗を経営している時は安易な価格競争には参加せず質にこだわった。
夢幻は他店と比べると確かに高いがその分外れがないと、利用客が途切れることはなかった。
高いけど、安心できるお店というのをアピールして経営してきたのである。
バス会社だって同じだと思いますよ。
安くなければ絶対に嫌だという人がいる一方、安全性を最優先課題に考える人も多いはずだ。
子供を持つ親なら尚更だろう。
ポイントを絞らず、安易な価格競争に参加するから結局は末端の労働者に皺寄せがくるのであって、だったら思い切って差別化を図り、多少高くともよいから安全な運航を臨むというお客さんだけを集客して営業すればよいのだ。
100円ショップに行けば10本100円のボールペンがある一方、百貨店の高級文具売場には1本数万円の万年筆が並ぶ。
文字を書くだけなら百均のボールペンでも十分だが、世の中にはモンブランの高級万年筆にこだわる人もいる。
明確に対象者を絞って営業すれば無茶な価格競争に参加して疲弊しきってしまうということは避けられると思う。
だいたい、50人乗りのバス、どんなに頑張ったって50人以上は乗れないんだからいかに50人を集めるかが大事だと思う。
50人ぐらいなら宣伝の仕方如何でいくらでも集まるでしょ。