俺が考える賢い(と思われる)WEB文章の書き方
- 2017/02/05
- 10:26
『元電通社員でブロガー・作家として人気のはあちゅうさん。1月30日に電通の先輩から聞いたという傲慢な「教え」をツイートし、炎上している。
「電通の先輩が、CMは偏差値40の人にも理解できるものじゃなきゃダメ。この会社にいる時点で普通ではないと自覚しろ。世間にはおそるべき量のおそるべきバカがいる。そしてそれが日本の「普通の人」だって言ってたの、一番役に立ってる教えの一つだ」
「日本の普通の人は馬鹿だって言い切れる考えが怖いよね」
電通社員の「教え」
電通の就職倍率は100倍以上に上る。高倍率の選考を突破したエリート社員たちが彼らの基準でCM作りをしても、多くの人に届かないということなのだろう。(以下略)』
(毒女ニュース)
http://www.officiallyjd.com/archives/586786/
さすがは炎上商法のオーソリティであるプロブロガーはあちゅう先生、問題提起が抜群にうまい(別に褒めているわけではない)。また、これでPV数を稼げますね(呆れ顔)。
しかし、偏差値40云々はともかく、殊、WEBに於いては伝えるべき相手の知能レベルを考える必要がある。俺がペルソナ(仮想対象)としてイメージするのは公立中学校の中間期末試験で概ね350点(主要5科目、つまり1教科70点)ぐらいの点数が取れている中学3年生程度の学力の持ち主。当然、世の中の大半の人は高校、大学を出て、社会経験を踏まえているわけだから能力は遥かに中学3年生のそれを凌駕している。中学3年生の時、仮に350点を取れていなくても、高校を出た時点で、中学校の期末試験で350点ぐらいは取れる能力に達しているであろうという仮定での話だ。
つまり、裏を返せば、高校を出ておりながら中学校の内容も理解できない馬鹿は相手にしていないということである。
偏差値30の知恵遅れから偏差値75の東大生まで、万人を対象にするのは無理なのだから自分なりのガイドラインを策定する必要はある。それが自分の場合、過去の経験を踏まえると中3生が最適なレベルなのだ。
もちろん、マニア向けの専門的なサイトであればその限りではないが、ともかく、ホームページ向けの文章の基本はボチボチ出来る中3生を基準にして書く。あくまでも個人的な意見であるがこの中3生というのが実に絶妙なのだ。あまり難しいことを書くと読んでいる人は嫌気が差してうざったく感じ、これ以上平易に書くと書き手がバカっぽく見られる(バカな奴も実際相当多いが)。繰り返すが、くれぐれも中3生に向けて書いているわけではない。ボチボチ読み応えがあるWEB文章はそれなりに頭の良い中学3年生に理解してもらえる程度の文章が最適だろうということだ。
だいたい、WEB上で文章を読むということと小説や論説文を読むのとはわけが違う。こちらの伝えたい情報と知りたい情報の到達地点が同じであればそれでいい。むしろ、専門書を紐解くよりも遥かに簡便であるからネットを利用しているのだ。
たまーに、いかにも、私はキミたちと違って頭がいいんだよという、フフフという、あまりというか、大半の人が知らないであろう、横文字や難解な漢字を多用する自称インテリがおられますが、小説やその道の人たちが読む論説文であれば別だが、WEB用文章としては不向きだと思う。そもそも、有料のサイトやメルマガを除き、ネットは基本タダなのだ。自分で金を払ったものならともかく、所詮ネット文章など、コンビニで立ち読みをする週刊誌と同程度の意味しかなく、肩ひじ張らず気楽に読みたいという人が殆どだと思う。そこで、「アジャイル開発では・・・」、「生きるべきか、死ぬべきか、それがビッグイシューだ」などと言われたところでうざったくって仕方がない。あんたが頭のいいのは分かったからさ~、アジャイルは迅速な、イシューは課題、ふつーに書けばいいのにと思ってしまう。まあ、俺がアホなだけなんでしょうけど・・・。
何度も言うように、レベルの高い人が集う、その道のマニア向けに書くのであれば、舐められないため、或いは、羨望の眼差しを集め尊敬されたいがために、あえて難しく文章を書く必要はある。
しかし、万人向けのネット文章に関しては中学3年生にも伝わる内容で書くぐらいがほどほどでちょうどよいのだ。
それは単にお前がその程度の浅い、薄っぺらな文章を書けないだけだろうという貴重なご意見は甘受する。事実その通りだ。文才はない。それは自分が一番わかっている。
だが、ここに集うぼんくらどもには、これぐらいのさじ加減でちょうどいいのは疑いようがない厳然たる事実だろう。ホント、ホント。
「電通の先輩が、CMは偏差値40の人にも理解できるものじゃなきゃダメ。この会社にいる時点で普通ではないと自覚しろ。世間にはおそるべき量のおそるべきバカがいる。そしてそれが日本の「普通の人」だって言ってたの、一番役に立ってる教えの一つだ」
「日本の普通の人は馬鹿だって言い切れる考えが怖いよね」
電通社員の「教え」
電通の就職倍率は100倍以上に上る。高倍率の選考を突破したエリート社員たちが彼らの基準でCM作りをしても、多くの人に届かないということなのだろう。(以下略)』
(毒女ニュース)
http://www.officiallyjd.com/archives/586786/
さすがは炎上商法のオーソリティであるプロブロガーはあちゅう先生、問題提起が抜群にうまい(別に褒めているわけではない)。また、これでPV数を稼げますね(呆れ顔)。
しかし、偏差値40云々はともかく、殊、WEBに於いては伝えるべき相手の知能レベルを考える必要がある。俺がペルソナ(仮想対象)としてイメージするのは公立中学校の中間期末試験で概ね350点(主要5科目、つまり1教科70点)ぐらいの点数が取れている中学3年生程度の学力の持ち主。当然、世の中の大半の人は高校、大学を出て、社会経験を踏まえているわけだから能力は遥かに中学3年生のそれを凌駕している。中学3年生の時、仮に350点を取れていなくても、高校を出た時点で、中学校の期末試験で350点ぐらいは取れる能力に達しているであろうという仮定での話だ。
つまり、裏を返せば、高校を出ておりながら中学校の内容も理解できない馬鹿は相手にしていないということである。
偏差値30の知恵遅れから偏差値75の東大生まで、万人を対象にするのは無理なのだから自分なりのガイドラインを策定する必要はある。それが自分の場合、過去の経験を踏まえると中3生が最適なレベルなのだ。
もちろん、マニア向けの専門的なサイトであればその限りではないが、ともかく、ホームページ向けの文章の基本はボチボチ出来る中3生を基準にして書く。あくまでも個人的な意見であるがこの中3生というのが実に絶妙なのだ。あまり難しいことを書くと読んでいる人は嫌気が差してうざったく感じ、これ以上平易に書くと書き手がバカっぽく見られる(バカな奴も実際相当多いが)。繰り返すが、くれぐれも中3生に向けて書いているわけではない。ボチボチ読み応えがあるWEB文章はそれなりに頭の良い中学3年生に理解してもらえる程度の文章が最適だろうということだ。
だいたい、WEB上で文章を読むということと小説や論説文を読むのとはわけが違う。こちらの伝えたい情報と知りたい情報の到達地点が同じであればそれでいい。むしろ、専門書を紐解くよりも遥かに簡便であるからネットを利用しているのだ。
たまーに、いかにも、私はキミたちと違って頭がいいんだよという、フフフという、あまりというか、大半の人が知らないであろう、横文字や難解な漢字を多用する自称インテリがおられますが、小説やその道の人たちが読む論説文であれば別だが、WEB用文章としては不向きだと思う。そもそも、有料のサイトやメルマガを除き、ネットは基本タダなのだ。自分で金を払ったものならともかく、所詮ネット文章など、コンビニで立ち読みをする週刊誌と同程度の意味しかなく、肩ひじ張らず気楽に読みたいという人が殆どだと思う。そこで、「アジャイル開発では・・・」、「生きるべきか、死ぬべきか、それがビッグイシューだ」などと言われたところでうざったくって仕方がない。あんたが頭のいいのは分かったからさ~、アジャイルは迅速な、イシューは課題、ふつーに書けばいいのにと思ってしまう。まあ、俺がアホなだけなんでしょうけど・・・。
何度も言うように、レベルの高い人が集う、その道のマニア向けに書くのであれば、舐められないため、或いは、羨望の眼差しを集め尊敬されたいがために、あえて難しく文章を書く必要はある。
しかし、万人向けのネット文章に関しては中学3年生にも伝わる内容で書くぐらいがほどほどでちょうどよいのだ。
それは単にお前がその程度の浅い、薄っぺらな文章を書けないだけだろうという貴重なご意見は甘受する。事実その通りだ。文才はない。それは自分が一番わかっている。
だが、ここに集うぼんくらどもには、これぐらいのさじ加減でちょうどいいのは疑いようがない厳然たる事実だろう。ホント、ホント。